【長野】ほたる温泉 硯川ホテル 日帰り入浴 ★★★+

長野県山ノ内町(志賀高原)にある「ほたる温泉 硯川ホテル」入浴レポートです。

最終更新日  2018/3/31 訪問日  2018/2月中旬

【ほたる温泉 硯川ホテル】基本情報

ほたるおんせん すずりがわほてる

住所:〒381-0401 長野県下高井郡 山ノ内町志賀高原熊の湯硯川温泉
TEL:0269-34-2921
公式サイト

⇒「硯川ホテル」へのアクセス&宿泊予約はこちら

【宿泊料金】

1泊2食付 6,900円~19,800円 お一人様○ 素泊まり× 湯治× 自炊×

口コミ評価:Google 3.4点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆グリーン色の硫黄泉に入ってみたい
◆温泉が良くて安ければ多くを望まない
◆志賀高原スキーの拠点に、帰りの一風呂に


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【日帰り入浴】

営業時間:13:00~17:00
料金:大人800円 小人500円
定休日:不定休 繁忙期・団体貸切の場合は不可

*11月下旬~5月初旬頃まで露天風呂はお休み

【モスグリーンの硫黄泉 ほたる温泉 硯川ホテル 日帰り入浴】

「硯川ホテル」は、標高1,700m志賀高原熊の湯エリアにある温泉付の観光ホテルです。

創業大正10年(1921年)の老舗ホテルです。

以前はホテルの名前の通り「硯川温泉」と称していましたが、ホタルの名所で観光スポットとしても覚えやすいからか、「ほたる温泉」に改称されました。

温泉は近くにある「熊の湯ホテル」とほぼ同じく透明~半透明のグリーンの硫黄泉で、源泉かけ流しです。350mしか離れていませんが、別の源泉ということでどう違うのか確かめたく立ち寄ってみました。

熊の湯スキー場からは東へ450m徒歩5~6分の距離です。

「硯川ホテルの外観」。地上4階建て地下1階のロッジで客室数は70と大型ホテルです。

駐車場は建物の向かいと左側にあります。

硯川ホテル入口

この建物は平成6年(1994年)に改築されているようです。

フロントとロビー

お土産&喫茶コーナー

館内は昭和50年代のバブル前の香りがします。

大型ホテルにしてはフロントの接客も垢抜けず家族経営のような雰囲気でした。

 

大浴場はエレベーターで下りて地下1階にあります。

「硯川ホテル」のお風呂は、

  • 男性用内湯1 露天風呂1
  • 女性用内湯1 露天風呂1

がありますが、凍結するため露天風呂は11月下旬~5月初旬ごろまで閉鎖されています。

地下1階にある大浴場前の廊下。

脱衣所入り口横には100円の貴重品ボックス、エレベーターの横にはスキーのキャリーバッグも入りそうな300円ロッカーがありました。

脱衣所の中にはロッカーはありませんでした。

女湯入口

中は撮影できませんでしたので、近畿日本ツーリストの画像を掲載しておきます。

 

脱衣所は20畳くらいの広さ、オープン棚に洗面台、ベビーベッド、ドライヤーが2台ありました。

こちらは男湯の内風呂

淡い小豆色のタイル張りの浴室にグレーの大理石の浴槽。

左1/4はふつうの湯、右3/4はぬるめの湯に別れていました。それぞれ2~3人、8~12人サイズ。

左は43度、右は43.5度と温度はそれほど変わりません^^

 

ほたる温泉と改称されたのは2000年頃のようですが、10年前の温泉分析書では「熊の湯温泉 志賀高原源泉」となっています。

源泉名 「志賀高原」泉温68.2度 湧出量 -(動力揚湯)
泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)pH6.54

こちらは女湯の内風呂(画像は近畿日本ツーリスト)

写真で見る限りぬるめの湯とふつうの湯の位置が左右逆なだけで広さは同じだと思われます。

写真では明るいエメラルドグリーンに見えますが、実際に入浴した時に透明な淡いモスグリーンで「熊の湯ホテル」のような鮮やかさはなかったです。

ただ、加水してあるものの温度が高いせいか、成分も濃く感じました。お湯の表面には湯花の膜が貼っていました。

10分入浴しただけで足が真っ赤に。あまり長湯できるタイプのお湯ではありません。

硫化水素ガスも「熊の湯温泉」より4倍多く、2台の換気扇が回っていましたが硫黄臭が充満していました。

お湯の濃さでは「硯川ホテル」に軍配が上がりそうです。

 

湯口の箱は大きいですが、お湯が出ているのは1か所。浴槽の大きさで湯の循環を替えるだけの仕組みなので、左右であまり温度が変わらなかったのかもしれません。


男湯の内風呂

お湯の色はその日の天候により変化するようです。

 

洗い場は3方にシャワーが10台くらい。石鹸とりんごのシャンプーとリンスがありました。

 

内湯の右奥には「露天風呂」と書かれたドアがありましたが、「冬期閉鎖」の札がかかっており鍵がかかっていました。

 

露天風呂は写真で見る限り3~4人サイズの小ぶりな浴槽です。外は駐車場なのか、高い囲いがしてあって景色は見えないようです。

大浴場の隣には「控室」と書かれた休憩室がありました。

団体さんがいたようなので中は見ていません。利用時間は13:00~17:00

ドリンクの自販機も充実。ゲーム機もありました。

 

【硯川ホテル 温泉の感想】

館内も浴室も昭和の時代を思い出すような大衆的な雰囲気の観光ホテルでした。

お湯に関しては予想していたよりも良かったです。

グリーンの硫黄泉というと近くにある「熊の湯ホテル」の温泉が有名すぎて陰に隠れている印象がありますが、湯量や温度設定、パンチの強さでは「硯川ホテル」のお湯の方が玄人向きだと思います。長湯すると危ない感じがします^^

冬は露天風呂も閉鎖されているので内湯だけで800円は少し高いかなと思いますが、泉質は良いので立寄る価値はありますよ。

 

泉質 ★★★★4.4

お風呂の雰囲気 ★★★★4.1

清潔感 ★★★★4.1

接客サービス ★★★★4.0

 

⇒「硯川ホテル」をインターネットで予約する

 

【硯川ホテル 温泉情報】

 

◆お風呂

男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1(*11月下旬~5月初旬頃まで露天風呂閉鎖)

◆源泉 H20.7月の分析書

源泉名 「志賀高原」泉温68.2度 湧出量 -(動力揚湯)
泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)pH6.54
蒸発残留物 1,223mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)1,383mg/kg 成分総計1,715mg/kg
硫化水素イオン25.2mg,チオ硫酸イオン2.9mg,遊離硫化水素ガス90.1mg/kg
メタケイ酸108.9mg,遊離二酸化炭素ガス241.8mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水あり、加温なし、塩素消毒なし

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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