【栃木】塩原温泉郷 元湯温泉 ゑびすや 宿泊 その1 お部屋編 ★★★★

栃木県那須塩原市にある塩原元湯温泉「ゑびすや」の宿泊レポートお部屋編です。

【塩原温泉郷 元湯温泉 ゑびすや】基本情報

しおばらおんせんきょう もとゆおんせん えびすや

住所:〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原153
TEL:0287-32-3221
公式サイト

⇒「元湯温泉 ゑびすや」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ

【宿泊料金】

1泊2食付 7,560円~19,440円 お一人様○ 素泊まり○ 湯治○ 自炊○
素泊まり4,320円~(完全自炊3,880円~、半自炊4,536円~)

口コミ総合評価:Google 4.4点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆硫黄泉の濃いにごり湯が好き
◆鄙びた温泉宿に泊まりたい
◆自炊湯治のできる宿が良い
◆混浴ファン

最終更新日:2023/3/11
訪問日:2021/11・2019/4・2014/12


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→「塩原元湯温泉 ゑびすや」のお食事情報はその2お食事編へ

→「塩原元湯温泉 ゑびすや」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

【日帰り入浴】2023/1より日曜日のみ営業

営業時間:10:10~14:00受付(14:30退館) 1時間以内
料金:大人500円 子供300円
定休日:月~土

 

【塩原元湯 ゑびすや 宿泊レポ その1 お部屋編】

塩原温泉郷最古の温泉、塩原元湯温泉。

「ゑびすや」、「元泉館」、「大出館」と3軒の宿が並んでいます。

濃厚な硫黄泉のにごり湯という点では共通していますが、泉質も違えば、宿の雰囲気も客層も違います。

自炊設備がある「ゑびすや」が一番レトロで昔ながらの湯治宿といった雰囲気だと思います。

 

「ゑびすや」には、2014年冬と2021年冬に宿泊で訪問しています。

変わった点だけ先にまとめてみました。

 

7年経つ間に消費税アップ、料金もアップという変化がありました。

2014年に宿泊した時は、一番狭い6畳間のトイレなし部屋一人旅プランで1万円ちょっとでしたが、2021年現在は税込み14,000円~にアップしています。

(とはいえ、今回6畳間の部屋で予約していたのですが、当日は空いていた8畳間にグレードアップしてもらえました。)

 

代替わりして宿のコンセプトが変わったのかなと思います。

昔は数日滞在する湯治客のためにできるだけ無駄を省いて安く提供するというスタイルだったのが、女性客、若い世代の一人客にも利用しやすいように工夫されていると思います。

混浴がメインのお風呂ですが、バスタオル巻きNGで女性が入りにくかったため、女性DAYが設けられて女性専用時間ができたり(湯あみ着はOKだそうです)。

それと、若者向けに食事のメニューやお酒の品揃えが変わりました。

食事だけ先にアップしたので「その2」をご覧ください。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下は、2014年の文章と2021年の写真をベースに2014年と比較しながら解説しています。

前回、「大出館」に宿泊後、日帰り入浴に立ち寄ったところ、毎週木曜日はお休みということで、その後も機会を逸していましたが、ようやく宿泊することができました。

60年に一度の大雪だったと言われる日に宿泊した時のゑびすや玄関前

 

塩原の温泉街は、 東北道「西那須野塩原IC」から20キロほどです。

インター付近から温泉街の中心部までは道路も除雪されていますが、奥に向かうほどアイスバーンになっているので、ノーマルタイヤでは危険です。

 

さらに、「ゑびすや」のある元湯温泉は塩原でも最奥、山道を4キロほど上り下りしたところにあるため、4WD+スタッドレス、又はノーマルタイヤ×金属チェーンでないと無理だと言われました。

 

秘湯っ子の車は訪問当時、スタッドレスは履いていましたが、4WDではなかったので、あわててチェーンを買ってから出掛けました。

購入したのは、ワイヤーで自動的にピタッと締め付けてくれる亀甲タイプのもの。

これはとっても便利で、女性でも両輪3分以内に装着できます。

 

国道400号はなんとかスタッドレスだけでも大丈夫だったのですが、

「上塩原」の交差点を左に入り、坂を上り始めて100m足らずの所でスタックし、

あわててチェーンを装着して事なきを得ました。

翌日は、日帰りで立ち寄った大出館の駐車場でも、

スタッドレスの車が出れなくなり、こんなのは初めてだ(;一_一)

というくらい、地元民もビックリするような大雪でした。

 

雪が心配な場合には、宿に連絡して道路状況を確かめてからお出かけください。

秋は紅葉がきれいですよ~

元湯は下にゑびすやと元泉館があり、奥に大出館があります。

元湯に向かう途中、二叉路になっており、大出館だけ別の道から行きます。

 

ゑびすや入口の階段。

階段を上っている途中で、独特の硫黄の香りが漂ってきました。

同じ元湯でも大出館とは違う、濃いむせるような匂いです。

 

玄関に入ると、左手のフロントにいたのはおばあちゃん(現在は療養中だそうです)。

大女将と呼ぶにはちょっと仰々しい、癒し系のおばあさんです。

 

チェックイン・アウト等、フロントの応対はおばあさんが行っていて、食事の時は若夫婦が対応してました。

 

館内は古い木造で、床も多少きしみますが、特別ボロ宿というわけではなかったです。

 

今回は平日一人泊 1泊2食付 9,800円(税込) 楽天トラベルのプランでした(2014年当時)。

玄関前

フロントと帳場

ロビー

玄関から左の通路に入ると食事処、お風呂に下りる階段、左に客室があります。

客室の廊下。湯治宿らしい雰囲気です。

【6畳和室 トイレ・洗面台共同 1泊2食付き 1人利用 9,800円(2014年)】

部屋は1階の浴室からすぐのところにある「胡蝶」でした。

部屋は6畳間の和室で中央にコタツがあり、初めからお布団が敷いてあってチェックアウトまでそのままです。

トイレ・洗面台はなく、共同となります。

窓側から見た客室

床の間には電気ポット、金庫、ファンヒーター、テレビ。

冷蔵庫なし、ドリンクの自動販売機あり。

*一部の部屋には冷蔵庫もあるそうです。

 

狭いですが、掃除は行き届いており、特に不快感はありませんでした。

 

コタツの上には灰皿が置いてあるので、喫煙可ですが、たばこの臭いはしませんでした。

他に玄関脇に灰皿がありました。

テーブルにはお茶セット

お茶請けの温泉まんじゅう

それと、4Lの空のポリタンクが置いてありました。

こちらは源泉持ち帰り用のサービスです。太っ腹!(2021年に宿泊した時にはタンクは有料になっていました)

*日帰りの場合は源泉の持ち帰りは有料です

タンスの中には浴衣とタオルセット

アメニティはフェイスタオルと歯ブラシだけです。

男性の場合はカミソリもあると思います(楽天トラベルを見る限り)。

 

ドライヤーはフロントで貸出になります。

硫黄で壊れるので、お風呂場にも置いてありません。

【平日2食付1人泊で消費税込13,200 円(2021年11月)】

2021年冬に宿泊したのは2階の8畳間でした。

予約の時には6畳間のプランにしていたと思いましたが、アップグレードされていました^^

奥から

床の間

お茶セット

温泉饅頭

お布団はマットレスの上に敷布団なので背中も痛くありません。

掛け布団は羽根布団の上にシーツをかけた毛布が乗っていました。枕は柔らかめです。

混浴風呂は女性時間ができました。

 

部屋にはパスワード無のWi-Fiがありました。

携帯電話はドコモ4Gでフルに入りました。

 

お部屋の紹介は以上です。

【共用スペース】

トイレは各階にあります(写真は2階のトイレ)。

トイレ内はずっと電気ストーブが付いていて真冬でも寒くはなかったです。

洗面台にはいろいろなものが置いてあります。

化粧水やヘアケア用品

メイク落とし、マウスウォッシュ、ドライヤー、ティッシュ、綿棒等

部屋にアメニティがない分、こちらは充実しています。

1階は大浴場に下りる階段の横には洗面所があります。

フロントにあるドリンクの自販機(以下、表示価格は2021年当時)

アルコールの販売はフロントで

お土産コーナー

自炊の人の妙眼のカップ麺やお菓子等もあります。

温泉水持ち帰り用の容器も販売しています。

ロビーにあるコミックの本棚

 

【ゑびすやの自炊設備】

続いて気になる自炊設備へ。

自炊設備は要予約になっています。

自炊設備はフロント前の階段を2階へ

炊飯ジャーは貸し出しです(価格は2021年当時)

全体像はこんな感じです

ガスレンジ、水道、冷蔵庫があります。

流し周り

ガス代は無料です

冷蔵庫

鍋や食器類

お茶碗、ゆのみ、箸もあります。

調味料は必要最小限なので持参した方が良いかもしれません。

 

お部屋の紹介は以上です。

訪問直前にテレビ取材があったようで、元おにゃんこクラブの生稲晃子さんと新田恵理さんのサイン。

他にもスギちゃんやいろいろな番組で紹介されているみたいですね。

翌朝はこの通り。車の上に50cm近く雪が積もっていました。

元湯の入口付近の道路で木が倒れて道がふさがれてしまったため、除雪車も入って来れず、しばらくは立ち往生となりました。

その間、自分の車の雪かきに追われてました。

 

【塩原元湯温泉 ゑびすや お部屋の感想】

一人用の部屋は少々狭いですが、必要な物は揃っており、トイレもすぐ近くにあったので不自由はなかったです。

部屋にはコタツ、お布団には電気カーペットがついていたので、真冬でも寒くなく過ごせました。

 

後は、お客さんが多いと隣の音が気になったりするかもしれません。

1泊1万円以下の湯治宿だと覚悟して行けば、特に不満はないと思います。

 

2名以上の場合には、8畳間、10畳間、2間続きの部屋もあるようです。

 

予め布団も敷いてあるので、接客はチェックイン・アウト時と食事の時だけで、

後は自由にどうぞ、という湯治宿らしい感じでした。

 

フロントのおばあさんには、とても親切に対応していただきました。

 

硫化水素型の硫黄泉の温泉だとたまにあるのですが、ここも結構濃度があるのか、翌朝はちょっとクラクラしてきました。

 

総合評価では★3つ半にしていますが、温泉は★4つ半くらいです。

 

部屋の広さ ★★★ 3.5

快適度 ★★★★ 4.0

清潔感 ★★★★ 4.3

設備 ★★★★ 4.0

アメニティ★★★★ 4.2

接客サービス ★★★★ 4.3

 

⇒「塩原元湯温泉 ゑびすや」をインターネットで予約する

 

→「塩原元湯温泉 ゑびすや」のお食事情報はその2お食事編へ

→「塩原元湯温泉 ゑびすや」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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