【秋田】大湯温泉 阿部旅館 宿泊 & 日帰り入浴 その3 お風呂編

秋田県湯沢市の奥小安峡にある「大湯温泉 阿部旅館」に日帰り&宿泊した際の入浴レポートです(2016年宿泊)。

【奥小安峡 大湯温泉 阿部旅館】温泉情報

おくおやすきょう おおゆおんせん あべりょかん

【お風呂】

天然川湯1 7月頃~9月頃まで(混浴・バスタオル巻又は水着で入浴)
館外:男女別露天風呂 各2 内湯各1 源泉蒸し風呂各1(入替制)
*館外のお風呂は5:00~22:00までの利用

館内:男女別内湯各1(宿泊者専用)
朝入替制、24時間利用可能 9:00~10:00清掃

「阿部旅館」口コミ総合評価:Google 4.3点/5.0点

【阿部旅館の温泉の特徴】

◆夏季限定!おたまじゃくしと混浴できる天然川湯が名物
◆源泉温度98度!湯けむりの上がる川は見ていても楽しい
◆循環廃止?実は鳴子並にヌルヌルつるつるのお湯


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⇒「阿部旅館」へのアクセス&宿泊予約はこちらのページへ

→「大湯温泉 阿部旅館」の客室情報はその1お部屋編へ

→「大湯温泉 阿部旅館」のお食事情報はその2お食事編へ

 

【日帰り入浴】

※コロナ過での営業時間
営業時間:8:30~15:00受付(16:00退館)
料金:大人500円 子供200円
※休憩利用はできません

————————————————

通常の営業時間:10:00~20:00(受付~19:30)
料金:大人500円 子供200円(小学生以上)
*今昔風呂と露天風呂のみ利用可能
バスタオルレンタル315円、フェイスタオル販売315円
個室利用:10:30~14:30 3,300円/室 (要予約)
大広間利用:10:00~15:00 650円/人
外湯は全て入浴可。

昼食あり。御膳とステーキは要予約。

 

【奥小安峡 大湯温泉 阿部旅館 宿泊&日帰り入浴 お風呂編】

夏季は天然の川湯も楽しめる「大湯温泉 阿部旅館」のお風呂編です。

 

2013年9月末に日帰り入浴、2016年5月に宿泊で訪問した際のレポートです。

 

川湯の季節は7月~9月末頃までなのですが、

気温が高い日であればOKのようなので、

今回は5月中旬でも入ることができました。

 

前回は川湯目当てで日帰りで訪問しましたが、

今回は、実はお湯自体がすごかったのか!と嬉しい驚きがありました。

 

「大湯温泉 阿部旅館」のお風呂は、

◆天然の川湯 7月頃~9月頃まで(混浴・バスタオル巻又は水着で入浴)

◆館外の男女別露天風呂 各2 内湯各1 源泉蒸し風呂各1

◆館内の男女別内湯各1(宿泊者専用)

があります。

大湯温泉 阿部旅館2016 部屋4

日帰り入浴の案内

大湯温泉 阿部旅館2016 部屋3阿部旅館7

日帰りは玄関に入って右手のフロントで受付を済ませてから、

建物横の通路を下りて行きます。

宿泊の場合は1階廊下の奥に露天風呂への出入り口があります。

 

【阿部旅館 夏季限定 天然の川湯】

まずは、名物の川湯からご紹介します。

 

川湯は渓流の脇に100度近い源泉があり、

川の水と混ざって夏季はちょうど良い天然の露天風呂になるという温泉です。

 

7月~9月末頃までの天気の良い日だけ入浴できます。

が、宿泊した5月中旬でも気温が25度あり、

また水が冷たかったですが入浴してもOKということでした。

阿部旅館9

通路の途中にはお休み処と貴重品ロッカーがあります。

大湯温泉 阿部旅館2016 部屋22

このピロティから見える川湯と露天風呂の景色がまた素晴らしいです!

 

日帰りで訪問した際には、裸で入浴しているカップルがいて驚きましたが、

川湯はバスタオル巻、湯浴み着、又は水着着用となっています。

日帰りでもバスタオルのレンタルはありますが、

バスタオル巻用での利用は不可とのことでした。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉40大湯温泉 阿部旅館2016-温泉39

お休み処から階段を20mほど下りて行くと温泉の入口があります。

 

「無断入浴禁止」という看板がありましたが、

通路にセンサーがあるのか、人が歩くとフロントでピンポーンと音がしていましたよ^^

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉38

男女別入口。

露天風呂と川湯は5:00~22:00まで利用できます。

 

川湯のシーズン前は男女入替え制になっていて、

昼間は左が男湯(せせらぎの湯)、右が女湯(かじかの湯)、

翌朝入替わっていました。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉19阿部旅館17

脱衣所内には棚と籠、ドライヤーがありました。

 

脱衣所を出ると男女別の内湯と露天風呂があり、

露天風呂の階段を下りて川に出ることができます。

 

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉57

こちらは女湯側の川湯入口。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉10

 

源泉は上流側にあり、モクモクと湯気が立っています。

100度近くあるので、上流エリアは立入禁止です。

でも、見ていてとても楽しいです^^

阿部旅館30

男湯の露天風呂のすぐ脇近くに浅瀬の砂場があり、

砂の下からお湯が沸いているのか、ちょうど良い温度の場所がありました。

阿部旅館24

足がちょうど浸かるくらいの浅瀬っだったので、石を枕に寝湯してみました。

阿部旅館26

出入り口の下流側にはちょうど2人サイズの露天風呂のようなくぼみがあり、

上から見たカップルもここに入っていました^^

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉63

川湯から見える旅館の建物。

 

川湯の温度は9月末で全体的に38度くらい、

5月中旬は25度前後で、源泉のそばでないと全身浸かるには冷たかったです。

やっぱり本格シーズンは7月以降なのでしょうが、

その季節はアブもいそうですね^^

 

そして、前回は夏も終わりかけでおたまじゃくしはいませんでしたが、

今回はうじゃうじゃいました!

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉14

アマガエルの小さいのからヒキガエルの大きなおたまじゃくしまで。

砂場と岩場にたくさんいて、歩くと踏み潰してしまうのではと心配になるほどでした(゜o゜)

 

前回訪問した時には水量が少なく、川底も綺麗でしたが、

シーズンに合わせて掃除をするのだと思いますが、少し藻が生えていて川原の臭いがしていました。

砂利や小石もあって、ビーチブーツがないと歩いた時に足が痛かったです。

 

【阿部旅館 露天風呂 かじか風呂】

続いて露天風呂です。

 

露天風呂男女別になっており、川沿いに「かじか風呂」、「せせらぎ風呂」があるのですが、

「かじか風呂」の方は川湯から丸見えになってしまうためか、

夏季は男性専用で入替なしとなっています。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉64

女湯側の川湯入口から見える「かじか風呂」。

 

今回は、まだ川湯の本格シーズン前だったため、

入替で昼間は「かじか風呂」に入浴できました。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉32

こちらが「かじか風呂」。

石組みのひょうたん型のお風呂で、15人~20人くらい入れる大きさです。

左奥は深さ130cmの立湯ち湯になっています。

 

温度は41度くらいで、ゆっくり入るのにちょうど良かったです。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉23

お風呂の縁から川湯を見下ろせるので、とても開放感があります。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉22

入浴中の眺め。

開放感もあり、熱すぎないちょうど良い温度で、このお風呂が一番気に入りました!

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉25

上流側は源泉のパイプと湯気がモウモウ。

 

【循環ろ過廃止?なぜか超ヌルヌルのお湯に変身】

そして驚いたのが、温泉自体の質の高さです。

 

前回は、川湯にばかり気を取られたこともあり、

温泉自体はさっぱりしたあまり特徴のないお湯だなとしか感じなかったのですが、

(実際に今までは泉質自体の口コミ評価はそれほど高くなかったです)

今回は、鳴子の中山平温泉かと思うくらい、ヌルっヌルっのお湯でした!

阿部旅館22

前回訪問した時に脱衣所には「循環ろ過装置使用有」と書いてありましたが、

今回は「循環ろ過装置使用有」の表記が消えて、加水だけになっていたと思います。

チラ見してその時はあまり気にも留めず、写真も撮り忘れました^^

 

源泉温度が100度近く、加水する量が多くなるのですが、

山奥で加水のための水が足りないので、

温度調整のために循環ろ過装置を使っていたそうです。

(通常は加温のためや、温泉の量が足りない時に使うので、理由が異なります。)

 

それをやめたということは、加水かけ流しにになったのか、

それとも熱交換の装置を取り付けたのか、

肝心なことを聞いてくるのを忘れました(>_<)

 

でも、川湯に興味がなくなるほど、お湯がヌルヌルで気持ち良かったです^^

 

*分析書は平成15年のものだったので、

「今昔風呂」のみ循環ろ過装置を使用と表示されたままです

 

【阿部旅館 露天風呂 せせらぎ風呂】

「せせらぎ風呂」は川湯のシーズン中は女性専用となっています。

ご主人の手作りだそうです。

阿部旅館31

川沿いにある半月状の石風呂で、8~10人サイズの大きさ。

川湯の出入り口にあって上がり湯用なのか、温度はやや高めで42度強でした。

 

【阿部旅館 名無しの露天風呂】

「かじか風呂」、「せせらぎ湯」の他に露天風呂の入口には

十和田石と多古石を使用した5~6人サイズの石組みの露天風呂があります。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉37

「かじか風呂」側にある露天風呂。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉60

「せせらぎ風呂」の上段にある露天風呂。

 

 

 

【阿部旅館 今昔風呂】

ご紹介は最後になってしまいましたが、外湯の脱衣所を出てすぐのところに

男女別の内湯「今昔風呂」があります。

壁で仕切られていますが、もともとは混浴だったのか、お風呂はつながっています。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉53

3~4人サイズの大きさで、温度は42度弱でした。

 

以前は仕切りの下が10センチくらい開いていて、

カップルがこちらと向こうで話をしていたのですが、

今回、隙間は埋まっていました。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉29大湯温泉 阿部旅館2016-温泉61

かけ湯と洗い場。

 

日帰り利用の場合には、ここが唯一の洗い場になります。

カランもシャワーもなく、石鹸が置いてあるだけです。

 

【阿部旅館 源泉蒸し風呂】

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉18

それと高温の源泉を生かした蒸し風呂もあります。

ミストサウナほどではないですが、湿気が多いので湯気が目に沁みます!

でも花粉症や喉には効きそうでした!

 

【阿部旅館 宿泊者専用 ひのきの風呂】

1階廊下の奥にある宿泊者専用の内湯「ひのきの風呂」です。

こちらは、男女入替え制で、深夜も利用できます(清掃は翌朝9:00頃~)

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉42大湯温泉 阿部旅館2016-温泉48

入口と脱衣所。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉62

お風呂は5~6人サイズで、男女とも同じ大きさです。

青森ヒバを使用しています。

大湯温泉 阿部旅館2016-温泉50大湯温泉 阿部旅館2016-温泉46

シャワー台と資生堂のシャンプー。

 

シャワーは源泉を使用しているのか、お湯の方をひねるとかなり熱めで、

30度くらいに設定してちょうど良いくらいでした。

 

 

 

前回、外の露天風呂のお湯はあまり特徴がなく、

温泉らしいのは内湯だと聞いていて、

日帰りでは入れず残念だなぁと思っていましたが、

今回はどのお風呂もヌルヌル湯だったので、

内湯に入ったのは1回だけになってしまいました。

 

【日帰りメニュー】

阿部旅館では、日帰り利用でも稲庭うどんや山菜川魚定食を食べることができます。

ステーキ定食とお膳は事前予約制になっています。

大湯温泉 阿部旅館2016 部屋29

 

【大湯温泉 阿部旅館 温泉の感想】

前回はシーズンが終わる前にと川湯を目当てに行き、

野趣あふれる天然の露天風呂に大満足して帰ってきました。

 

今回は温泉はそこそこに、皆瀬牛ステーキを目当てに宿泊しましたが、

システムが変わったのか、温泉自体の質が良くなっていて、

川湯への興味はそっちのけになってしまうほどでした。

 

部屋にはアンケート用紙もありましたが、

ネットでの口コミにも気を配っていて、

何か指摘があるとその都度改善しているようで、

今回のお湯もきっと何かあったのだろうと思います。

 

川湯以外にお湯は大したことないと思っていた方、是非訪問してみてください♪

 

泉質★★★★4.3

お風呂の雰囲気★★★★4.6

清潔感★★★★4.4

 

⇒「阿部旅館」をインターネットで予約する

 

大湯温泉 阿部旅館 温泉情報

 

◆源泉 H15.7月の分析書(内湯・今昔風呂)

自家源泉 自然湧出 源泉温度92度 湧出量50L/分
泉質:アルカリ性単純硫黄泉  (低張性弱アルカリ性高温泉) pH7.2
態様:源泉かけ流し、加水あり、(今昔風呂のみ循環ろ過あり)
効能:神経痛、リュウマチ、胃腸病、腰痛、皮膚病、婦人病、切り傷、疲労回復、運動器障害/飲用:胃腸病、便秘

 

→「大湯温泉 阿部旅館」宿泊レポ その1お部屋編  

→「大湯温泉 阿部旅館」宿泊レポ その2お食事編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 



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