【熊本】天草 弓ヶ浜温泉 湯楽亭 宿泊その3 お風呂編

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熊本県上天草にある大洞窟が自慢の宿「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」の入浴ブログです。

【弓ヶ浜温泉 湯楽亭】温泉情報

ゆみがはまおんせん ゆらくてい

◆お風呂

男女別大浴場(内湯-白湯・赤湯各1 露天風呂女3 男1)男女入替制
利用時間:チェックイン~22:00 6:00~10:00

湯楽亭 口コミ総合評価:Google 4.3点/5.0点

【湯楽亭の温泉の特徴】

◆鉄臭のする「赤湯」とさっぱり炭酸塩の「白湯」がある
◆「赤湯」は国内屈指の炭酸水素含有量4006mg/kg
◆洞窟風呂は家族の手掘り!


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⇒「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」へのアクセス&宿泊予約はこちらへ

→「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」の客室情報はその1お部屋編へ

→「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」のお食事情報はその2お食事編へ

 

【日帰り入浴】R4.2.1改定

営業時間:10:00~15:00、18:30~20:00(最終受付)
料金:大人800円 子供500円 幼児400円 0~1歳無料

閑散期は10:00~20:00まで通し営業する場合あり
繁忙期は休み
公式サイトの新着情報で告知があります

「九州温泉道八遊八湯」対象施設です

 

【天草 弓ヶ浜温泉 湯楽亭 宿泊その3 お風呂編】

「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」は、家族総出で手掘りをしたという洞窟風呂と、鉄臭のする「赤湯」、さっぱりした「白湯」の2本の源泉が楽しめる、秘湯ファンにはとても人気の高い宿です。

「九州八十八湯」の対象施設にもなっています。

 

*熊本地震の影響で、しばらく赤湯が出なくなってしまい掘削を続けていましたが、2019年1月に見事成功、今度の赤湯は炭酸泉になったそうです。

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1階奥にあるお風呂の入口。貴重品ロッカーもあります。

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壁には一句。

「わが宿は 海の見えねど 宝の湯 重ねて入りませ 紅に白に」

 

海岸から歩ける距離なのですが、ちょっと離れていて海は見えないのでね^^

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大浴場入口前。

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土日祝限定で、ハワイアン・ロミロミマッサージもやっているそうです。

結構スピリチュアルな方なのだとか。

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脱衣所内

 

【弓ヶ浜温泉 湯楽亭 「洞天の湯」(洞窟風呂)】

まずは名物の洞窟風呂から。

こちらは男湯。女性は翌朝から利用できます。

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洞窟風呂は露天風呂となっています。

赤いお湯の向こうにぽっかり空いた穴が冒険心をくすぐります。

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穴の上は土手のようになっていて、もともと洞窟だったわけではなのだと分かります。

 

こんなところに手彫りで洞窟を掘ろうという発想自体、

個性的なご主人なのだろうなと思ってしまいました(^o^)

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横から見るとこなっています。

析出物でできた浴槽の縁も成分の濃さを物語っています。

 

「白湯」は昭和53年掘削、「赤湯」は平成8年掘削だそうです。

@「弓ヶ浜温泉 赤湯」H19.12月の分析書
泉温46.9度 湧出量127L/分
泉質:ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉(等張性中性高温泉)ph6.78
蒸発残留物7,402mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)9,362g/kg 成分総計10,104mg/kg
源泉かけ流し、加水加温なし、塩素消毒なし(冬期12-3月は熱交換による加温あり)

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中に入るとこんな感じ。

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さらに奥に進むと、明かりがなければ中は真っ暗。

鉄臭の混じった湯気がムンムンで、天然のサウナのようです。

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突き当りまで行くと、女湯との境目には木の塀がありました。

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こちらは前日に入った女湯の洞窟内。夜はライトアップされていて幻想的。

どこまで続くのよ~。女湯の方は広かったです。

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洞窟の壁にはこってり析出物。

石を踏んだかと思うほど、湯船の底には茶色いツブツブの湯花が沈んでいました。

 

お湯は50cm位の透明度があり、鉄臭は強いものの、浴感は意外とさっぱりしていました。

 

温度は41度くらい。

冬季は熱交換による加温があるということで、

おそらくオリジナルのお湯に比べてマイルドになっていたのではないかと思います。

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女湯の洞窟入口

 

男湯の方は露天風呂が洞窟風呂だけなのですが、

女湯の方は洞窟風呂の他に小さい露天風呂、個室風呂がありました。

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内湯からすぐ出たところにあるお風呂。6人サイズ。

こちらは加温なしなのか、冬場だったために38度くらいでかなりぬる目でした。

元々は岩組みのお風呂なのに、析出物で陶器のようにコーティングされています。

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フロントにあった招き猫が析出物でコーティングされてできたというのも納得。

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露天風呂の隣の小部屋には2~3人サイズの家族風呂のようなお風呂もありました。

このお風呂から先が先ほどの洞窟の入口となっていました。

 

【弓ヶ浜温泉 赤湯の内湯】

大浴場の内湯は、「白湯」と「赤湯」があり、こちらの「赤湯」は洞窟風呂と同じ源泉です。

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到着時に女湯だった内湯。

ゆっくり温まるためなのか、こちらは42度強でやや熱めの設定。

 

炭酸含有量が多いのですが、加温のせいか、泡つきは感じられず。

加温の必要のない夏場の方が、オリジナルのお湯を楽しめるのかなと思いました。

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男湯

外の洞窟風呂に比べ、赤身は薄めで、黄褐色をしています。

でも、床は赤く染まり、千枚田状態。

 

中央にあるのは五右衛門風呂のような金属製の釜ですが、

周りの析出物で別物になっています。

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浴室の隅には、スケールの塊と、パイプにこびりついた析出物の見本が展示されていました。

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シャワー台と秘湯シャンプーくまざさセット。

 

【弓ヶ浜温泉 湯楽亭「白湯」(内湯)】

最後に、「白湯」と呼ばれる内湯です。

こちらの方が昭和年代の発掘で、古い源泉です。

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こちらは女湯。お湯はやや黄味がかった透明、味はほんのり金気臭がします。

 

真ん中に仕切りがありますが、

ちょっとだけ加温されて39度のお湯、と、

非加温のまま30度くらいのぬる湯に沸かれていました。

 

@「弓ヶ浜温泉 白湯」
泉温32.3度 湧出量40L/分
泉質:単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)ph7.5
蒸発残留物574.7mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)877.9mg/kg 成分総計988.0mg/kg
源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし(10-4月はボイラーで加温する場合あり)

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翌日入れ替わった男湯。

 

「湯楽亭」は赤湯の洞窟風呂が名物なので、

初めはそちらに気を取られて何度も入っていましたが、

出る前の上がり湯で入ってみた所、

特にぬる湯が心地よく、翌日はこちらにばかり入っていました。

 

女将さんが言うには、

「赤湯」の方は掘削が新しいけれど、年々お湯の成分が薄くなっていて、

「白湯」の方は古いのにほとんど成分が変わらないのだとか。

 

「白湯」の方は、ここ掘れワンワンではないですが、

ご主人の夢枕に出てきて掘削した源泉だそうで、

何だか不思議な力が働いているのかな?と思ってしまいました。

 

【弓ヶ浜温泉 湯楽亭 温泉の感想】

洞窟風呂はとてもユニーク、

成分の濃い赤湯とさっぱりした白湯と両極端のお湯が楽しめて、

温泉好きにはとても満足度が高いと思います。

 

今回は真冬の訪問だったので本来のお湯の良さを実感できていない気がしますが、

加温のない夏場に再訪してみたいなと思いました。

 

泉質★★★★4.3

お風呂の雰囲気★★★★4.4

清潔感★★★★4.3

 

⇒「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」をインターネットで予約する

 

 

【弓ヶ浜温泉 湯楽亭 源泉情報】

@「弓ヶ浜温泉 赤湯」H19.12月の分析書
泉温46.9度 湧出量127L/分
泉質:ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉(等張性中性高温泉)ph6.78
蒸発残留物7,402mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)9,362g/kg 成分総計10,104mg/kg
源泉かけ流し、加水加温なし、塩素消毒なし(冬期12-3月は熱交換による加温あり)

@「弓ヶ浜温泉 白湯」
泉温32.3度 湧出量40L/分
泉質:単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)ph7.5
蒸発残留物574.7mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)877.9mg/kg 成分総計988.0mg/kg
源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし(10-4月はボイラーで加温する場合あり)

 

→「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」宿泊レポ その1 お部屋編

→「弓ヶ浜温泉 湯楽亭」宿泊レポ その2 お食事編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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