【旅行記】3泊4日 9湯 青森~秋田 北東北の温泉を巡る旅+2泊3日リベンジの旅

角館の桜

3泊4日 青森~秋田 北東北の温泉を巡る旅

2014年4月の中旬~下旬にかけて青森県・秋田県の温泉巡りをしてきました。

4月下旬の秋田・青森といえば、角館のしだれ桜、弘前の桜です!


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なぜか花見+温泉に固執している父の目的は角館武家屋敷通りのしだれ桜でしたので、

岩手県~秋田県八幡平・田沢湖周辺の「日本秘湯を守る会」に3泊するつもりでいました。

 

初めに思いついたのは、乳頭温泉「鶴の湯」別館山の宿で2泊、国見温泉「石塚旅館」で1泊したが、

国見温泉は冬季休業中(5月下旬頃から営業開始)。

 

秋田県の国道103号・八幡平アスピーテラインも4月下旬頃まで冬季閉鎖、

周辺の「ふけの湯」、藤七温泉彩雲荘も4月下旬まで休業中。

 

松川温泉は「峡雲荘」・「松楓荘」の二つとも営業中でしたが、

父は八幡平の上まで行けないならば泊まるほどの温泉ではないと言い出し、

(山頂からの景色を撮りたいらしい)

鶴の湯以外の選択肢が消えました^^

 

だったら、八甲田を見に酸ヶ湯に泊まろうと言い出し、

車で片道4時間もかかるのに、青森から出発して秋田に行こうという無謀な日程になりました。

 

主目的の角館のしだれ桜ですが、

出かける予定日の過去10年分の開花情報を見たところ、

4月中旬の段階で5分咲きになったのが1年だけで、それ以外の年はようやく開花又はつぼみのままでした。

桜が目的ならば出かけても意味がないですが、

その4日間しか都合が付かず、桜が見れなくとも武家屋敷は良い所だからということで、

あまり効率的でない日程になりました^^

 

宿の予約は10日前頃。

鶴の湯別館は8室しかないので満室、本館も2号館の6畳間が最後の一部屋でした。

とりあえずキープしてもらい、キャンセルが出たら変更したいので連絡をお願いしたところ、

数日前に8畳間(1号館)が空いたということで変更してもらいました。

 

【旅スケジュール】

◆1日目

 

はやぶさ

新幹線 はやぶさ&こまち

早朝の新幹線「はやぶさ」で新青森へ。

新青森からレンタカーを借りる。

JRのレイル&レンタカーで手配。

 

アスパム2

青森市 観光物産館アスパム

お土産を物色しながら、津軽三味線の生演奏を聞く。

 

アスパム12

アスパム ダイニング はなぁふ 2020年閉店

アスパムの高層階にあるレストランで陸奥湾を眺めながら一休み。

ここは絶景スポットなのでおススメです。

 

アウガ市場

青森駅地下 生鮮市場アウガ

魚市場なのに平日の昼間だからか、活気がイマイチでした。

 

一八寿司1

青森駅近く 一八寿司

気を取り直して、青森市内のお寿司屋さん「一八寿司」で昼食。

以前出張の際に「るるぶ」を見て入店してみたところ、

おすすめだと言うので立ち寄りましたが、確かに美味しかったです。

 

 

八甲田方面に向かう。

蔦温泉11

十和田市 蔦温泉 日帰り入浴

レトロな館内に風情のある湯殿で最高のひと時でした。

次は泊まるぞ~

→翌年に宿泊しました^^

酸ヶ湯11

青森市 酸ヶ湯温泉旅館 宿泊

立派な温泉旅館で驚きました。

お湯も千人風呂も最高です!

次は湯治部で1週間くらい滞在したいです。

 

◆2日目

 

八甲田ロープゥエイ

酸ヶ湯をチェックアウト後、八甲田ロープウェイで山頂付近まで登る。

めったにない快晴で、絶景を楽しむことができました。

 

ちょうど前日開通したばかりの国道103号線を下って八幡平方面へ。

後生掛温泉36

秋田県鹿角市 後生掛温泉 日帰り入浴 

アスピーテライン開通2日目で入浴料金半額デーでした。

蒸し風呂に泥湯、ジャグジーと秘湯らしからぬ充実した設備でした。

 

玉川温泉7

秋田県仙北市 玉川温泉

→時間がなかったので、玉川温泉を外から見学。

(6年後に宿泊しました)

田沢湖ORAE4

田沢湖畔 地ビールレストラン ORAE

→田沢湖畔のORAEという地ビールレストランで軽食。

ビールの品評会で優勝したという地ビールと、

それに合うおつまみの洋食メニューが揃っています。

田沢湖の眺めが良かったです。

 

鶴の湯150

仙北市 乳頭温泉郷 鶴の湯 宿泊

角館のしだれ桜まつり期間中だったので、

キャンセル待ちでようやく1号館に滑り込み。

全館満室だったようなので、

もう少し空いている時期に再訪して本当の良さを味わってみたい。

 

◆3日目

「鶴の湯」をチェックアウト後、角館に向かう。

角館武家屋敷通1

仙北市 角館武家屋敷通りとしだれ桜

桜はまだつぼみのままでしたが、

人力車が走る武家屋敷通りの風情がとても素敵でした。

 

角館 親子丼 桜の里19

角館名物 比内地鶏の親子丼 桜の里

→比内地鶏の親子丼が有名な「桜の里」で昼食。

親子丼よりも、比内地鶏の焼き鳥が美味しかったです!

 

刺巻湿原水芭蕉群生地4

田沢湖 刺巻水芭蕉群生地

乳頭温泉に向かう途中、「刺巻水芭蕉群生地」で見学。

 

アルパこまくさ13

田沢湖展望露天風呂 アルパこまくさ 日帰り入浴

路線バスの発着所にもなっている道の駅のような存在。

その名の通り、露天風呂から田沢湖を一望できる。

 

蟹場温泉11

乳頭温泉郷 蟹場温泉 日帰り入浴

名物の混浴露天風呂は男性ばかり10人くらいいて断念。

新しくできた女性専用の露天風呂もなかなか良かった。

 

妙乃湯22

乳頭温泉郷 妙乃湯 宿泊

乳頭温泉郷の中では唯一といっていいか、

和モダンで設備も整っている宿。

 

◆4日目

 

大釜温泉15

乳頭温泉郷 大釜温泉 日帰り入浴

内湯は熱くて入れなかったが、露天風呂は泥湯で遊べた^^

 

角館武家屋敷通8

再び角館のしだれ桜の咲き具合を見に行く。

伝承館前の桜が少しだけ開花していました。

さくらガーデン

角館 さとくガーデン

武家屋敷通りでひときわ目立つおしゃれな外観。

桜のお香や桜の木彫り等を扱っているお店。

青柳家御用達ということで、お土産には最適。

 

角館そばかねに8

角館名物 あゆの天ぷら 角館そば

角館武家屋敷通りから少し離れているので観光客も少ないが、

親子丼のお店よりもこちらの方が絶品だった。

写真は一日10食限定のあゆ天そば。

(翌年の桜まつり期間中は10食限定ではなく常時注文OKでした)

 

秋田市方面へ向かう。

秋田県大仙市 強首温泉 樅峰苑 日帰り入浴(日本秘湯を守る会)

井戸を掘っていたら温泉が出てしまったので温泉旅館を始めたという宿。

有形文化財に登録されており、かなり年季の入った建物も見もの。

鉄臭の強いかなり塩辛い特徴的なお湯でした。

 

あきた県産品プラザ

秋田市 秋田県産品プラザ

秋田県のアンテナショップ的なお店。

県内のあらゆる民芸品・工芸品・おみやげ品が揃うが、

種類が多すぎて観光客には過剰だった。

ちょっと買って帰るには、秋田駅の中で十分だった。

 

こまち

秋田新幹線「こまち」で帰途につく。

秋田駅海鮮わっぱ

秋田駅で買った 海鮮わっぱ丼

 

「酸ヶ湯」「鶴の湯」「妙乃湯」ともに宿泊料金は1人15,000円以下で安かったですが、

往復の新幹線代(グリーン車)とレンタカー代(スタッドレス+4WD+乗り捨て料金)で、

交通費が3人で17万ほどかかりました。

 

通行止めの道路があると聞いてスタッドレスと4WDにしましたが、

酸ヶ湯~谷地温泉・八幡平周辺の夜間閉鎖の道路がある以外は、

凍結も積雪もなく、ノーマルタイヤで問題なかったです。

 

*JRのレール&レンタカーはいろいろと細かい条件があるので、

大人数で出かける場合には割引率が良くても、

1~2人だと割高になる場合があるので注意です。

 

心残りは、青森~八幡平の通り沿いにある

「ランプの宿 青荷温泉」「古遠部温泉」「玉川温泉」「新玉川温泉」

に入れなかったことです。

※その後、「青荷温泉」は2021年に宿泊、「玉川温泉」は2020年に宿泊、「新玉川温泉」は2020年に日帰りで立ち寄りました。

 

【今回の温泉巡りの感想】

今回入浴した温泉ですが、温泉の満足度をランキングすると、

蔦温泉酸ヶ湯鶴の湯妙乃湯大釜温泉蟹場温泉>>樅峰苑後生掛温泉アルパこまくさの湯

になりました。

 

にごり湯が多かったですが、「樅峰苑」だけ茶褐色の鉄分の多いお湯で、毛色が違います。

露天風呂からの眺めは、「こまくさの湯」が圧倒的でした。

湯殿の風情は「蔦温泉」がダントツで気に入りました。

 

宿泊した宿の食事の満足度をランキングすると、

妙乃湯>>>>>鶴の湯>>酸ヶ湯

の順になります。

 

酸ヶ湯の食事は品数は多いですが、味は正直あんまりでした^^

朝食のバイキングは良かったですが。

夕食は今まで宿泊したところでは、岩手県の「須川高原温泉」とよく似ていました。

 

鶴の湯は酸ヶ湯に比べると、郷土色が強くて調理も丁寧な感じ。

ただ、メインとなる肉料理がないので、

連泊して同じような旅館食が続いた後はそれほど感動もしなかったです。

鶴の湯の泊まり方を誤った気がしました(ー_ー)!!

 

乳頭温泉郷の中では「妙乃湯」のサービスや雰囲気、食事ともに突出していて、

他を寄せ付けないレベルでした。

その代わり、秘湯らしい風情は若干減殺されますが。

イメージ的には、長野県の「花仙庵 岩の湯」をお手頃価格にした感じの宿でした。

万人におススメできる宿だと思います。

宿泊する順序が逆でなくて本当に良かったです^^

 

鶴の湯は別館の方が食事のレベルが高いと言われているので、

次回は別館に泊まりたいです。

 

【番外編 2泊3日リベンジの旅】

秋田から帰ってきて数日後、角館のしだれ桜を見逃したことを悔しく思い、

仕事を変更してまで父は一人で秋田~青森に出かけました(-“-)

 

角館のしだれ桜は見ごろを迎えた頃でしたので、

田沢湖温泉~乳頭温泉にかけて、10軒以上電話をしましたがほぼ満室でした。

先日通りがかった時に雰囲気の良さそうだった

「駒ヶ岳グランドホテル」「休暇村乳頭温泉郷」に電話しましたが、

即答で満室ですと言われました^^

 

乳頭温泉郷で空いていたのは、黒湯温泉だけで、

1人泊だと5畳の部屋(12,000円)になり、

追加料金(価格不明)を払えば6畳間になるということでした。

1畳しか変わらない^^

狭いのは嫌だと却下され。

田沢湖温泉の「ロッジアイリス」も空いていたのですが、

1人泊だと特別室(1泊28,000円露天風呂付客室)になりますと言われ、

両極端な選択肢でしたが、快適さを取って後者に予約しました。

結果、良かったそうです。

【日程】

◆1日目

出張先からそのまま新幹線で盛岡へ

盛岡市内のホテルに宿泊

◆2日目

始発で角館へ。駅前でレンタカーを借りる。

角館のしだれ桜は5分咲きで、見ごろを迎えた初日だったそうです。

角館 親子丼 桜の里19

 

角館名物 比内地鶏親子丼 桜の里

→お気に入りになった「桜の里」の親子丼を食べる

 

黒湯温泉3

 

乳頭温泉郷 黒湯温泉 日帰り入浴

→おススメしていた乳頭温泉「黒湯温泉」で日帰り入浴

 

→すぐ近くの「孫六温泉」はがけ崩れで徒歩でなければ行けないと分かり断念

→乳頭温泉郷の残る一つ、「休暇村乳頭温泉」で日帰り入浴

→田沢湖温泉「ロッジアイリス」に宿泊

◆3日目

 

角館の桜

早朝、再び角館の桜を見に行く。

突然思い立ってレンタカーを返却し、弘前へ向かう。

弘前城の桜を見に行く。

弘前城の桜1-1

弘前城の桜は満開でした。

仙台で牛タンを買って帰途につく。

 

【温泉の感想】

今回の温泉の中では、

黒湯温泉>>>ロッジアイリス=休暇村

だったそうです。

狭いと文句を言わずに泊まればよかったですね^^

ただ、「ロッジアイリス」の食事はとても美味しかったそうで、トータルでは満足だったようです。

ロッジアイリスの口コミ(じゃらん)

 

個別の記事は亀ペースで順次アップしていく予定ですm(_ _)m

 

角館・田沢湖・乳頭温泉郷の宿 ここから予約できます

 

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*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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