最終更新日 | 2016/5/25 | 訪問日 | 2016/5月中旬 |
【泥湯温泉 小椋旅館】基本情報
どろゆおんせん おぐらりょかん
住所:〒019-0404 秋田県湯沢市高松泥湯沢25
TEL:0183-79-3035
公式サイトなし
11月下旬頃~~3月頃まで冬期閉鎖
【宿泊料金】
1泊2食付 7,500円~ お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応? 自炊〇
素泊まり3,000円~
*日帰りのみ営業との情報もあるので要確認
口コミ評価:まだありません
【こんな人におススメ】
◆昔ながらの素朴な湯治宿が好き
◆にごり湯の硫黄泉が好き
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【日帰り入浴】料金改定2021.5
営業時間:8:00~17:00
料金:大人400円
*外湯の露天風呂は+100円
アクセス
◆車
秋田道~湯沢横手道路「湯沢IC」~国道398号線経由、35キロ55分、又は「須川IC」~県道51号線経由、20キロ40分。
東北道「一関IC」~国道342号~398号線、須川温泉経由、70キロ1時間50分(須川温泉から30キロ50分)。
東北道「築舘IC」~国道398号線経由、75キロ、2時間。
東北道「古川IC」~国道47号線~鳴子温泉経由、83キロ、2時間。
ドラぷら
◆電車
JR奥羽本線「湯沢駅」下車、羽後交通バス「横堀線」で「須川」下車、乗換、乗合タクシー泥湯線(予約制)で「泥湯温泉」下車。
Yahoo!路線情報・羽後交通バス時刻表・湯沢市乗合タクシー
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【昔ながらの湯治宿 泥湯温泉 小椋旅館 日帰り入浴】
「泥湯温泉」は3軒の旅館と1軒の民宿だけの小さな温泉街です。
泥湯温泉と言えば、「奥山旅館」がとても有名ですが、
「小椋旅館」の方が歴史が古く、昔ながらの湯治宿らしい風情を残しています。
*現在、「豊明館」は廃業、「中山荘」は不明です。
山あいに立ち並ぶ泥湯温泉の宿。
温泉街入口手前には噴煙が上がっています。
2差路に分かれた左側にあるのが小椋旅館。
小椋旅館の外観。
鄙びた宿が好きな人にはたまらない雰囲気。
受付は旅館部の帳場で済ませ、お風呂は向かいの自炊棟の建物へ。
「山の湯」と書かれた浴室のある建物。
こちらもかなり鄙びています。
ギシギシと音を立てる廊下。
「小椋旅館」のお風呂は、
館内にある男女別の内湯(打たせ湯付)と、50mほど離れた外湯の混浴露天風呂があります。
【小椋旅館 館内内湯】
まずは内湯から。
棚だけのシンプルな脱衣所。
ドアを開けると、6畳ほどの広さの浴室に6~8人サイズの内湯が一つ。
総板張りで湯治場らしいお風呂です。
泥湯温泉は酸性の硫黄泉なのですが、このお風呂はあまり硫化水素臭はせず、
たまご臭というよりも、金気臭がします。
見た目も笹濁りでした。
他の方のブログでは泥湯らしいグレーがかったにごり湯だったので、
お湯の色は季節や天候によって違うこともあるようです。
泥湯温泉「山の湯」泉温64.9度 湧出量?
泉質:単純温泉、酸性泉、酸性単純温泉 ph2.8
源泉温度が高いので、お風呂の縁に乗せたホースの水が出しっぱなしになっていました。
もともと42度くらいでそれほど厚くありませんでしたが、
着替えている間にホースを浴槽の中に入れておいたら、
あっという間に40度になってしまいました^^
奥には、打たせ湯もありました。
こちらのお湯もそれほど熱くはなく、42度前後でした。
隣りとの仕切り。
小椋旅館の内湯も昔は混浴だったそうで、浴槽自体は男湯とつながっています。
浴室にはカランもシャワーも石鹸もなく、
純粋にお湯を楽しむお風呂です。
【小椋旅館 外湯の混浴露天風呂】
小椋旅館には混浴があると聞いていたけれど・・・。
受付に戻って女将さんに聞いてみると、
外にあると言われ、100円払ってそちらに向かいました。
写真は小屋の入口付近から撮影したもの。
宿から温泉街の入口方面に50mくらい戻った川側にあります。
このあたりでいいのかな?と民家の前を通り過ぎていくと、小さな小屋がありました。
ココだ!
無断入浴は罰金1万円と張り紙がしてありました。
お金は小椋旅館で払って下さいね^^
小屋の裏に回ると、中は脱衣所、外に屋根付の小さな露天風呂がありました。
脱衣所は一応男女別に入口が湧かれていますが、
ドアはないので、他に人がいればほとんど意味がない状態です^^
脱衣所もスノコと少し汚れた棚があるだけだたので、
中では着替えずにお風呂の横で着替えました。
この日は奥山旅館に1~2組お客さんがいただけだったので、
誰も来る気配はありませんでした。
こちらが露天風呂。
川沿いといっても、ヤブだけで、川が流れている景色は見えませんが、
とても開放的な露天風呂です。
湯舟は仕切り板で2つに分かれており、
手前に4人、奥に2人くらい入れる大きさです。
ほぼ野湯状態なので、葉っぱや木の枝が沈んでいます。
源泉の出ている奥がかなり熱くて45度強、手前も熱くて44度くらいありました(゜o゜)
パイプから源泉が注がれています。
濃度はそれほど感じられませんが、わずかに白濁した硫黄泉らしいお湯でした。
源泉の蓋には「天狗の湯」と書いてあり、
「奥山旅館」の内湯&混浴露天風呂と同じ源泉のようです。
他のブログでは奥山旅館と同じ茶褐色のにごり湯の写真が多かったですが、
脱衣所に分析書の掲示はなかったので、本当に「天狗の湯」なのかは不明です。
事前に見ていた内湯と露天風呂は、他のブログとは色が逆だったのが何とも不思議。
【泥湯温泉 小椋旅館 温泉の感想】
古い建物が並ぶ情緒のある温泉街の中でも、
一際鄙び具合が目立っていてとても風情のある宿でした。
この日はGWも過ぎた平日で、泥湯温泉自体が静かでしたが、
おそらく週末で混んでいる時でも小椋旅館は静かなのだろうと思います。
山奥の秘湯情緒を楽しむにはとてもいい宿でした。
泉質★★★★4.3
お風呂の雰囲気★★★★4.2
清潔感★★★★4.0
接客サービス★★★★4.3
【小椋旅館 温泉情報】
◆お風呂
館内:男女別内湯 打たせ湯各1 外湯:混浴露天風呂1
◆源泉H28.2月の分析書
泥湯温泉「山の湯」泉温64.9度 湧出量?(自然湧出)
泉質:単純温泉、酸性泉、酸性単純温泉 ph2.8
蒸発残留物 -mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)429.3mg/kg 成分総計429.3mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水あり、加温なし、塩素消毒なし
泥湯温泉 小椋旅館 宿泊予約サイト
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*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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