鹿児島県霧島市にある安楽温泉「鶴の湯」の入浴レポートです。
| 最終更新日 | 2022/2/17 | 訪問日 | 2016/9月下旬 |
【安楽温泉 鶴の湯】基本情報
あんらくおんせん つるのゆ
住所：〒899-6507 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4221
TEL:0995-77-2483
公式サイト
【宿泊料金】
1泊2食付7,000円～ 素泊まり2,700円～ お一人様 素泊まり〇 湯治〇 自炊〇
口コミ評価：Google 4.5点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆金気臭のするインパクトの強いお湯が好き
◆格安で自炊湯治できる宿が良い
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【日帰り入浴】
※感染拡大状況により、県外在住者不可、又は、ワクチン2回接種orPCR検査必須等の制限がある可能性があります
営業時間：8:00～20:00（1時間以内）
料金：300円
休憩利用:10:00～15:00 1,200円
土曜日のみ昼食対応あり
アクセス
◆車
鹿児島空港・九州道「溝辺鹿児島空港IC」から国道504～223号線経由、12キロ16分。東九州道「国分IC」～国道223号線経由、10キロ17分。
ドラぷら
◆電車
JR日豊本線「隼人駅」からいわさきバスで「鹿児島空港行」に乗り「安楽」下車すぐ。
Yahoo!路線情報・いわさきバス時刻表
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【安楽温泉 鶴の湯 日帰り入浴 】
「安楽温泉」は、妙見温泉から北へ1キロちょっと、天降川沿いにある5軒のみの小さな温泉街です。
（佐藤旅館はH28.6月に廃業）
霧島にある温泉の中では観光客にあまりなじみのない温泉ですが、
お湯の評判も良く、昔ながらの素朴な宿が好きな人にはお勧めの温泉街です。
今回は、妙見温泉「おりはし旅館」に宿泊した翌日、
九州温泉道のスタンプを目当てに日帰り入浴で立ち寄りました。
妙見から北上し、国道233号線沿いに目立つ黄色い建物が「鶴の湯」です。
駐車場は宿の向かいと周辺に3か所ありました。
「鶴の湯」の入口
民宿と旅館の中間くらいのこじんまりとした宿です。
玄関入ってすぐ正面に受付があります。
とても親切なご主人が出迎えてくれました。
大浴場は左の階段から下りた地下にあります。
1時間くらいでお願いしますと言われ、強いお湯なのかなぁとワクワク♪
階段を下りてくると、男女別の入口がありました。
「安楽温泉 鶴の湯」のお風呂は、
- 男性用 内湯2 打たせ湯１ ミストサウナ１ 露天風呂１ 水風呂１
- 女性用 内湯3 打たせ湯１ ミストサウナ１ 水風呂１
となっています。
天降川沿いに建つ宿なので、外から丸見えだから女性用の露天風呂はないのかな。
こちらが女性用の脱衣所。
ロッカーはなく、脱衣棚と洗面台、ドライヤー、扇風機が置いてありました。
浴室のドアにはいろいろな注意書きが。
お湯が強いので長湯禁止のようです。
ドアを開けると、15畳ほどの浴室には色々な種類のお風呂がコンパクトにまとまっていました。
入口の正面にあるメインの浴槽
あつ湯とややあつ湯の2槽で、それぞれ42度強、41度強ありました。
妙見温泉と似たような笹濁りのお湯ですが、金気臭はかなり強めです。
「鶴の湯」の温泉は加水なしの源泉掛け流し100％で、熱交換による温度調節をしています。
かけ流しでも熱交換の場合には若干鮮度が落ちているなと感じることがあるのですが、
「鶴の湯」のお湯はインパクトが強く、鮮度も気になりませんでした。
湯口にはカルシウムらしきブツブツの析出物がびっしり。
舐めてみると、鉄さびの他にもダシのような複雑な味がします。
入って2～3分で体中の血管が熱くなってくる感じがして、確かに長湯するには危険なお湯ですね。
メタケイ酸も246.4mg/kgと多く、「美肌の湯」です。
炭酸の含有量も多いのですが、湯温が高いせいか泡付はあまり感じませんでした。
自家源泉「安楽16号」泉温45.4度 湧出量 -（-）
泉質：ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉（低張性中性高温泉）pH6.1
蒸発残留物 1,442mg/kg 溶存物質（ガス成分を除く）2,092mg/kg 成分総計2,466mg/kg
入口から見て左側には岩風呂があります。
男性用は外に露天風呂があるのですが、女性用の岩風呂は窓越しに天降川を眺める感じです。
岩風呂の隣には1人サイズの小さな水風呂があります。
「霧島烈過水」（超軟水）を使用しています。
「鶴の湯」のお湯は成分が濃く、温度以上にすぐに体がほてってしまうので、
水風呂はとても気持ちが良かったです。
水風呂から網戸越しに見える天降川
妙見温泉で見る景色よりも田舎の原風景といった感じでほっこりします。
窓際の奥には打たせ湯もありました。
こちらの打たせ湯だけは加水してあります。
水が飛び散らないように床にはプラスチックの腰掛が逆さにおいてあるのですが、
色が凄いことになっています＾＾
奥には「潤いと爽快感のミストサウナ」という張り紙が。
各浴槽にあるある張り紙の文句がいちいちツボる(*^_^*)
分析書にも「美肌効果」というシールが貼ってあり、メタケイ酸含有量の多さが自慢のようです。
中は暗くて見えにくいですが、
壁側に張り巡らされたパイプから心地の良い温度の源泉が霧状に噴射されていました。
シャワーは2箇所に5台くらいあります。
ボディーソープとリンスインシャンプーも置いてありました。
蛇口の水が出しっぱなしだったのは「霧島烈過水」だからなんでしょうかね。
【安楽温泉 鶴の湯 飲泉所】
お風呂から上がると、飲泉所に案内してもらいました。
建物の階段下の川沿いにあり、休憩スペースにもなっています。
こちらが飲泉所で、温泉水のお持ち帰りもできます。
天降川に向かってベンチが並んでいて、景色を見ながらゆっくり休めます。
妙見温泉街から1キロちょっとしか離れていないのですが、癒される山の景色が広がっていました。
「鶴の湯」では、土曜日限定でお昼も提供しています。
温泉水で仕込んだ自家製のさつま揚げって美味しそう♪
冷凍品はお持ち帰りもできるそうです。
【安楽温泉 鶴の湯 温泉の感想】
「鶴の湯」のお湯はメタケイ酸がかなり豊富で、あちこちに「美肌効果」と書かれていました。
でも、それ以上にインパクトが強く、体にガツンとくるとても良いお湯でした。
あまり観光化されていない素朴な雰囲気なので、ゆっくり湯治をするにはいい宿だと思います。
素泊まりならば3,000円以下、2食付でも7,000円弱とかなりお得な料金です。
泉質 ★★★★4.4
お風呂の雰囲気 ★★★3.8
清潔感 ★★★3.6
接客サービス ★★★★4.4
【安楽温泉 鶴の湯 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場各１
（男性用：内湯2 打たせ湯１ ミストサウナ１ 露天風呂１ 水風呂１)
（女性用：内湯3 打たせ湯１ ミストサウナ１ 水風呂１）
◆源泉H20.11月の分析書
自家源泉「安楽16号」泉温45.4度 湧出量 -（-）
泉質：ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉（低張性中性高温泉）pH6.1
蒸発残留物 1,442mg/kg 溶存物質（ガス成分を除く）2,092mg/kg 成分総計2,466mg/kg
メタケイ酸246.4mg/kg 炭酸水素イオン1,111mg/kg 遊離二酸化炭素374.0mg/kg
態様：源泉かけ流し、加水・加温なし（熱交換による温度調節あり）、塩素消毒なし
（打たせ湯のみ加水あり）
安具楽温泉 鶴の湯 宿泊予約サイト
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＊ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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