鹿児島県霧島市にある霧島神宮温泉郷「さくらさくら温泉」の日帰り入浴レポートです。
最終更新日 | 2022/3/24 | 訪問日 | 2016/9月下旬 |
【霧島神宮温泉郷 さくらさくら温泉】基本情報
きりしまじんぐうおんせんきょう さくらさくら温泉
住所:〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2324−7
TEL:0995-57-1227
公式サイト
【宿泊料金】
1泊2食付 7,200円~18,500円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応〇 自炊△(バーベキュー)
1泊朝食付7,500円~ 素泊まり4,500円~
口コミ総合評価:GooGle 3.8点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆霧島神宮周辺でかけ流しの温泉宿を探している
◆泥パックを体験してみたい
◆大型ホテルよりも小さな宿が好き
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【日帰り入浴】
営業時間:11:00~16:00
料金:大人750円 小人400円
大広間休憩無料 11:00~15:00(繁忙期を除く)
アクセス
◆車
九州自動車道「えびのIC」から県道30号線、県道1号線経由50km,55分、鹿児島空港から26キロ35分。宮崎道「高原IC」から25キロ、33分。霧島神宮からタクシーで6分。
ドラぷら
◆電車
JR日豊本線「霧島神宮駅」より林田温泉乗換、霧島温泉行きバスで40分、「横岳下」下車、徒歩2分。
Yahoo!路線情報・いわさきバス時刻表
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【泥パックが楽しい宿 さくらさくら温泉 日帰り入浴】
「さくらさくら温泉」は、霧島神宮から北へ約3キロのところにある一軒宿です。
霧島神宮周辺は「霧島神宮温泉郷」と呼ばれ、かけ流しの温泉がある宿が多く、
「さくらさくら温泉」もそのうちの一つです。
「さくらさくら温泉」は、JR九州の観光ポスターにも採用されるほど、
天然の泥パックができることで有名な温泉旅館で、
女性にとても人気があります。
パワースポットとして名高い霧島神宮の近くにあるせいか、
お客さんも若い女性グループがとても多かったです。
別府の保養ランド以来、泥パックが病み付きになっていたので
訪問した第一の目的は泥パックです!
温泉についてあまり語られることがなく、どんなお湯なのか気になりつつ立ち寄りました。
国道沿いにある「さくらさくら温泉」の看板。
敷地に入ると、本館、別館、ログハウス、コテージ、バーベキューコーナーと揃っています。
観光地にある小規模な総合施設のような感じ。
ランチバイキングもやっているので、観光のついでに立ち寄りやすいスポットです。
女性向けの宿なのでそれなりに料金が高いのかと思ったら、
朝夕バイキングのプランならば1泊2食付で8,000円前後のリーズナブルなプランもあります。
日帰り入浴の受付と大浴場は母屋にあります。
母屋の方は蔵造りの民芸調の宿で、女性受けしそうな雰囲気でした。
玄関入って右手に受付、大浴場は廊下の奥にあります。
大浴場に向かう通路。
芝生の中庭には東屋や滝の流れる小さな池があったり、温泉旅館らしい風情がありました。
「さくらさくら温泉」のお風呂は、
- 男性用大浴場 内湯1 露天風呂1 水風呂1 泥パック1
- 女性用大浴場 内湯1 露天風呂3 水風呂1 泥パック2
- 宿泊者専用 貸切露天風呂2
- 宿泊者専用 貸切内湯1
があります。
少し見にくいですが、画像左下の「殿様湯」が男湯、左上の「美人湯」が女湯です。
女性のお客さんが多いだけあって、女性用の大浴場の方が圧倒的に広いです!
ただし、朝6:00~9:00までの間は男女入替えとなります。
男性用大浴場にも泥湯が置いてありますのでご心配なく♪
【さくらさくら温泉 女性用大浴場 美人湯】
脱衣所は貴重品ロッカー、通常のロッカー洗面台4つにドライヤーあり、
脱衣棚も30人分くらいありました。
浴室内の撮影はできませんので、宿提供JTB又はじゃらんの画像を使用しています。
上の画像は脱衣所から見て左側にあるやや大き目の岩造りの浴槽で8人サイズ。
右側には少し小ぶりで5~6人サイズの浴槽があります。
どちらもお湯は淡いグレーのにごり湯で透明度は40センチくらい。
硫黄泉には届かない単純泉なので、若干濃度は薄く感じますが、にごり湯としては十分なお湯です。
以前の分析書では源泉名が「野之湯」、
源泉地の住所は同じ「霧島市霧島田口霧島山2607-32」になっているので、
9キロ北にある「国民宿舎 みやま荘」のあたりからお湯を引いているようです。
「さくらさくら温泉」泉温54.7度 湧出量-(-)
泉質:単純温泉(低張性弱酸性高温泉)pH5.8
蒸発残留物 179mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)-mg/kg 成分総計299mg/kg
(画像は宿提供/JTB)
写真は露天風呂の奥から撮影したもの。
右に見えるのがメインの露天風呂で10~12人サイズ。
左には2~3人サイズの小さな桧風呂があります。
写真には写っていませんが、
奥には「観音湯」と書いてある2~3人サイズの露天風呂と水風呂もあります。
メインの露天風呂は内湯と同じような感じで薄灰色のにごり湯でした。
小さな桧風呂は手前に泥パックが置いてあり、
はじめから泥がはいっているのか、泥を付けたまま入浴している人が多いのか、
濃いグレーの泥湯の色になっていました。
泥湯の入った桧風呂は濃厚で良い感じでした♪
【さくらさくら温泉 泥パックに挑戦!】
さて、お楽しみの泥パックです!
女性用の大浴場には、内湯の片隅と露天風呂の横に2箇所泥パックできる壺があります。
上の画像は露天の「桧風呂」の手前にある泥パックの壺です。
30センチ四方くらいの大きさの石製の壺にたんまりと泥湯が入っています。
露天風呂の脇には源泉地から運んできた泥湯のポリタンクが10個以上積んでありました。
泥湯は水分が多いですが、粘度も高く、たっぷりと手ですくうことができます。
硫黄泉のようなたまご臭はしますが、泥特有の臭みはありませんでした。
不純物も入っていないので、塗っていて不快感もありません。
(画像は宿提供/JTB)
まずは身体に泥を塗りたくる~
*湯船の中で泥パックをすることはできません
顔にも塗りたくる~
実際には泥をこんなに薄く綺麗に伸ばすことはできず、
パイ投げの生クリームのようにべちゃっと顔にぬりたくる感じです。
しばらく放置してからシャワーで泥を流すと、全身がすべすべになりました!
すごい~ 楽しい~♪
女性同士のグループはお互いに前身塗りあっていて、泥のついた顔を見合わせては大笑い。
何とも賑やかな温泉でした。
ただ、すぐに保湿をしないと後からカサカサになります^^
泥湯は「新湯温泉」近くから採取しているそうです。
泥湯は家でも使えそうな感じだったので、
帰りに受付でお土産で売っていないか尋ねたところ、置いていないということでした。
説明にあるように、貴重な泥ので売るほど採れないのかも。残念。
【さくらさくら温泉 温泉の感想】
泥パックは想像以上に楽しく、美人湯という名前に偽りなしです。
温泉の泉質については霧島周辺では若干薄い感じがしますが、
観光地にあるかけ流しの温泉ということでは十分満足できる泉質でした。
宿としてはバーベキューコーナーもある総合施設ですが、
大浴場のある母屋はこじんまりとした民芸調で落ち着いた雰囲気でした。
お値段もお手頃なので、泥パックを目当てに宿泊してもいいかなと思いました。
泉質★★★★4.0(泥パック4.8)
お風呂の雰囲気★★★★4.3
清潔感★★★★4.2
接客サービス★★★★4.0
【さくらさくら温泉 温泉情報】
◆お風呂
殿様湯 内湯1 露天風呂1 水風呂1 泥湯1
美人湯 内湯2 露天風呂3 水風呂1 泥湯2
6:00~9:00の間は男女入替えあり
◆源泉 H25.10月の分析書
「さくらさくら温泉」泉温54.7度 湧出量-(-)
泉質:単純温泉(低張性弱酸性高温泉)pH5.8
蒸発残留物 179mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)-mg/kg 成分総計299mg/kg
硫化水素イオン0.1mg/kg 硫化水素1.8mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水あり?、加温なし、塩素消毒なし
霧島神宮温泉郷 さくらさくら温泉 宿泊予約サイト |
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【泥パックができる温泉】
◆秋田県仙北市 乳頭温泉郷 大釜温泉(女性用露天風呂のみ)
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