静岡県松崎町の田園に囲まれた一軒宿「桜田温泉 山芳園」の宿泊レポートです。
最終更新日 | 2020/5/23 | 訪問日 | 2015/3月上旬 |
【桜田温泉 山芳園】基本情報
さくらだおんせん さんぽうえん
住所:〒410-3625 静岡県賀茂郡松崎町 569−1
TEL:0558-42-2561
公式サイト・日本秘湯を守る会宿紹介ページ
5/20より営業を再開しました。
【宿泊料金】
1泊2食付15,000円~27,000円 お一人様△ 素泊まり× 湯治対応× 自炊×
*標準プラン18,000円~ 温泉付客室25,000円前後、料理プラン+1,000円~6,000円
⇒「桜田温泉 山芳園」のアクセス・予約についてはこちらのページへ
口コミ評価:Google 4.2点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆日本秘湯を守る会のファン
◆西伊豆で源泉かけ流し100%の宿を探している
◆日帰り客NGの落ち着いた宿が良い
◆混浴露天風呂にチャレンジしてみたい
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【日帰り入浴】
コロナが落ち着いたら営業を開始する予定です。
【桜田温泉 山芳園 宿泊レポ その1 お部屋編】
桜田温泉「山芳園」(さんぽうえん)は、
西伊豆の松崎の中心部から2キロほど山あいに入った田園風景の中にある一軒宿です。
「日本秘湯を守る会」「源泉湯宿を守る会」の会員宿で、
かけ流し100%のお風呂と料理自慢の宿です。
普段はあまり伊豆の温泉には出掛けないのですが、
年に1度2月から3月の河津桜の季節に訪問するのが通例になっています。
以前、「山芳園」の前を通りがかり、次はココに泊まろうということで訪問しました。
宿の門の向かいに駐車場
駐車場の隅には温泉スタンドもありました。
10Lで100円。
温泉スタンドがあるとは知りませんでしたが、
お持ち帰りしたい方はポリタンク持参で♪
こちらが山芳園の入口。昔の豪農のような建物です。
松崎は「なまこ壁」という独特の蔵造りで有名なのですが、
山芳園の建物もこの「なまこ壁」の土蔵風になっています。
門をくぐるとミニ滝と鯉の泳ぐ池。
露天風呂付の客室ではこの鯉を眺めながら入浴できるお部屋もあるようです。
玄関は土蔵の入口風になっています。
玄関脇には飲泉所もあります。
玄関
フロント
紫の絨毯、木をふんだんに使ってあり、落ち着いた雰囲気です。
フロント横の囲炉裏で記帳します。
この宿は「書」にこだわりがあるのか、お部屋や食事処にも書が飾られていました。
ウェルカムドリンクは、西伊豆原産のみかん「ニューサマーオレンジ」のジュース。
無農薬の自家栽培だそうです。
酸っぱくなくて優しい味です。
記帳している間、女性はおふろセットを入れる巾着とフェイスタオルを選べます。
「日本秘湯を守る会」では初めてお目にかかったサービスです。
せっかくなので、他では見かけないであろうショッキングピンクをチョイス♪
夕食後は女将さんが、
「これで温泉パックしてくださいね。お肌ツルツルになりますよ♪」
と紙コップと顏パックのセットをくれたり、
誕生日が近かったお客さんは帰りに小さなお花の鉢をもらっていて、
女性にサービスが良い宿だなぁという印象を受けました。
今回は平日3人泊、お部屋お任せ10畳+広縁2畳、バストイレ付、
1泊2食付税込19,440円のプランでした。
それに金目の煮つけ1尾をつけてプラス1,000円/人で20,520円(税別)でした。
お部屋タイプは和室10畳、12畳、16畳の他に、
ペットと泊まれるメゾネットタイプの部屋、露天風呂付客室が2室あります。
露天風呂付の客室は、お風呂の壁がガラス張りで、
目の前の池の鯉が泳ぐ姿をお風呂から眺められるというマニアックな造りです(^_^)
食事を豪華にしたい場合には、
伊勢海老やアワビの踊り焼き等のオプションプランもあります。
何の予備知識もないまま予約の電話をしたら、
パンフレットを郵送してくれて、その写真を見ながら決めました。
それでは部屋に案内してもらいます。
フロントの後ろにはもう一つお土産処
突き当りを左へ、廊下の奥が大浴場、その左の通路を通った2階のお部屋でした。
大浴場前のドアが自動ドアだったのがちょっと斬新。
大浴場から通路に出たところ(奥が大浴場)。
左の中ほどにあるのが家族風呂、一番手前のコンクリートの階段が混浴露天風呂の入口です。
混浴露天風呂入り口(男性用)。
通路の奥にもう一つ扉。
フロントの建物とは別棟のお部屋でした。
2階「早苗」の間
ドアを開けると踏込に洗面台とバストイレがあります。
一番安い部屋だったのにお風呂もあるのかとちょっとびっくり。
温泉宿では部屋バスがないことの方が多いので。
洗面台には歯ブラシ、かみそり、ヘアブラシ、ドライヤー。
お風呂はユニットバスタイプ。
お部屋のお風呂も温泉だったのか聞くのを忘れました。
大浴場のカランも温泉だったので、
お湯へのこだわりからおそらく部屋風呂も温泉だと思うのですが、
お風呂巡りに忙しく、部屋のお風呂に入ることはなかったです(^_^)
トイレはウォシュレット。
メインの部屋は10畳間にコタツ。
窓際広縁も広めで、ベランダも広めです。
外は田園風景と山の景色。
あの山の向こうが松崎港です。
秘湯といえば、標高が高い山の上にあることが多いので、
田んぼの景色は珍しいですが、この景色は結構なごみます。
3月下旬~4月上旬にかけて、桜の見えるお部屋もあるそうです。
翌朝、駐車場に向かうと、「ガッガッ」とカエルの鳴き声のようなものが聞こえ、
何かな?と田んぼに近づくと、鴨の集団でした。毛艶がいいです(^_^)
ここは山芳園所有の田んぼなのですが、合鴨農法で栽培しているのですね。
この宿はお米がとても美味しかったので、納得でした。
若女将に「一羽連れて帰っても良いですよ♪」と言われましたが、
実家の近所の田んぼではおそらく猪に食われる・・・(;一_一)
部屋の説明に戻って・・・。
お茶セット。
夕食後には温泉水を冷やしたポットが置いてありました。
お茶請けは西伊豆のニューサマーオレンジの葛餅。
こちらも自家栽培無農薬のオレンジを使用。
浴衣とタオルセット
青く丸まっているのは浴衣の帯かと思ったら、
マジックテープの関節サポーターのようでした。
クローゼットの下には小さ目の冷蔵庫。中は空です。
ドリンクは混浴露天風呂の入り口前の自動販売機で売っています。
ミネラルウォーターがないなと思ったら、
桜田温泉の温泉水が売っていました。
2Lのボトルはフロントでも販売しています。
皆さんは、玄関脇の飲泉所で汲んで帰っていたようですが。
【桜田温泉 山芳園 お部屋の感想】
「日本秘湯を守る会」の宿は独特の雰囲気を持っている所が多いですが、
山芳園の場合、外観も館内も蔵造りの風合いを生かした個性的な建物でした。
それに、10室と部屋数が少ないので、他のお客さんの往来もなく、とても落ち着く雰囲気の宿でした。
部屋に関してはベランダに出て外の空気を吸えることと、
緑色の田園風景がとても印象的でした。
両親は今回宿泊した伊豆の宿の中では一番気に入ったと言っていたので、
どちらかというと大人向けの宿だと思います。
接客に関しては、家族経営なので肩ひじ張らずアットホームな感じですが、
予約の後、食事プランで迷っていると、カラーコピーでメニューを郵送してくれたり、
細かい心遣いが行き届いた宿という印象でした。
次回は、鯉を眺められる露天風呂付の客室に宿泊してみたいです(^^♪
部屋の広さ ★★★★4.3
設備 ★★★★4.5
アメニティ ★★★★4.3
清潔感 ★★★★4.6
宿の雰囲気 ★★★★4.4
接客サービス ★★★★4.7
【桜田温泉 山芳園 宿情報】
チェックイン/アウト 15:00~/~10:00
クレジットカード〇
スタンダードプラン 10畳和室 18,000円~(平日2名利用)
その他12畳、16畳、ペットも泊まれるメゾネットタイプ1室あり。
全室ウォシュレットトイレ付、一部バス付。
お風呂付客室2室 18,000円~27,000円
*料理プラン+1,000円~6,000円
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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