木賊温泉 旅館 井筒屋 宿泊レポ

木賊温泉井筒屋の男湯の湯小屋

福島県南会津町にある木賊温泉「旅館井筒屋」の宿泊レポートです。

最終更新日 2017/7/26 訪問日 2017/7月上旬・2014/5月中旬

【木賊温泉 旅館 井筒屋】基本情報

とくさおんせん りょかん いづつや

住所:〒967-0347 福島県南会津郡南会津町宮里湯坂1988
TEL:0241-78-2452
公式サイトなし 日本秘湯を守る会宿紹介ページ

【宿泊料金】

1泊2食付 税込10,950円~ お一人様△ 素泊まり× 湯治対応× 自炊×

口コミ評価:Googleレビュー4.7点、Nifty温泉4.7点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆日本秘湯を守る会のファン
◆素朴でアットホームな宿が好き
◆宿に泊まって木賊温泉の共同浴場もゆっくり楽しみたい


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【日帰り入浴】

営業時間:11:00~14:00 *要確認
料金:大人500円 小人300円
定休日:不定休

 

アクセス

◆車
東北道「西那須野塩原IC」から塩原温泉街を通りR400~R121(会津西街道)~R352~R350檜枝岐方面へ。西那須野塩原ICから90分、東京から約4時間30分。*冬期は冬タイヤ又はチェーン必携
ドラぷら
◆電車
浅草・北千住から東武線特急「リバティ会津」で「会津高原尾瀬口」下車、会津バス「檜枝岐行き」で「木賊入口」下車、バス停から7.4km、タクシーで15分。又は「会津高原尾瀬口」下車、会津バス「桧枝岐行き」で「舘岩観光案内所前」下車、南会津町乗合タクシー「宮下・下郷巡回路線」に乗り換え、「木賊中」下車、徒歩2分(本数少な目)。
Yahoo!路線情報会津バス時刻表南会津町乗合タクシー・会津交通タクシー舘岩営業所TEL:0241-78-2017
楽天トラベル高速バス予約

地図

 

【木賊温泉  旅館 井筒屋 宿泊レポ 2017】

 

「木賊温泉 旅館 井筒屋」は、あの有名な共同浴場の露天岩風呂から上流へ100mくらいの場所にある旅館です。

「日本秘湯を守る会」の会員宿です。

 

「旅館 井筒屋」は電話予約の対応のみなのであまり口コミも少なく、震災後どうなっているのか気になっている方も多いと思います。

まだ写真が未整理なので今回は必要な情報だけ取り急ぎ簡易レポートとしてまとめました。

 

前回、2014年5月中旬、露天岩風呂に入るために南会津に出かけましたが、

周辺には4軒の「日本秘湯を守る会」の宿があるので(木賊の他に湯の花1軒、桧枝岐2軒)、「井筒屋」へは日帰り入浴ついでに見学しに行ってきました。

しかし、2011年の東日本大震災後にお湯が出なくなり、出たとしても温度が低いので入れたり入れなかったり・・・。

というわけで日帰り入浴はやっていませんでした。

2017年7月現在、日帰り入浴は不定期で営業していますので、お電話で確認してからお出かけください。

 

その後、予約を入れようと電話をしましたが満室^^

ご夫婦だけで経営されているので、あまり大人数は取らず、温泉が出ようが出まいがファンが多い宿なので意外と予約が取りにくいのです。

そして、今回、突然思い立って電話をしてみると、今のところ温泉は出ているけれど明日はどうなるのか分からないと言われ、それでも良いからと了解してすぐに出かけました。

ネット予約を受け付けていないのは、電話で直接話さないとそういったやり取りができないからですね。

追記⇒2017年8月からの宿泊分は秘湯の会のサイトから予約できるようになっていました。

 

*以下は2014年に訪問した時の写真です。

井筒屋1

露天岩風呂の入口から100m先の通り沿いに看板が出ています。

坂を降りたところに宿がありますが、宿の前まで車で行くことはできず、通り沿いの駐車場に停めます。

井筒屋2

看板から坂を下ること70mくらい?

井筒屋10

途中眼下に木賊温泉の温泉神社があります。

井筒屋3

眼下の渓流と井筒屋の浴室の建物も見えます。

共同浴場の岩風呂から眺めていても風情のある湯小屋でした。

井筒屋4

民宿風のこじんまりとした建物が見えてきました。

井筒屋9

入口

 

 

ここから2017年7月中旬に宿泊した時の簡易レポートです。

 

【木賊温泉 旅館井筒屋 お部屋編】

直前電話予約で1泊2食付10,950円(消費税・入湯税込)のプランでした。

玄関から見たフロント

宿泊したのは玄関上にある2階の角部屋8畳間でした。

新しくできた客室(といっても昭和40年代だったか)で、主に1人~2人用の部屋が2つあります。

テレビ、扇風機、金庫、お茶セットあり、エアコン、冷蔵庫なし、トイレ・洗面台共同、ドリンクとビールの自販機あり。

川のせせらぎが聞こえ、窓を全開にしていると良い風が入って来てました。

2食付で1万円の宿なので何も期待しませんでしたが、部屋も綺麗だし、サービスは良いし、すぐ下の1階にあるトイレは全自動のウォシュレットだったし、文句なしです。

川沿いなので網戸越しにも虫が入ってきますが、ペープマットが用意されていました。

フロントの奥にある階段を上がったところにあるのは昔からある古い客室でやや広めの部屋でファミリー用。

こちらは昔ながらの湯治部屋という感じで、襖にカギはないのかも。

トイレは廊下の向かいにあります。

 

他に男湯の入口前にも共用トイレと洗面台があります(個室トイレは一つは和式、もう一つは洋式でした)。

 

【木賊温泉 旅館井筒屋 お食事編】

夕食は18:00~、朝食は8:00~ いずれも部屋食でした。

大人数の場合には別の客間での食事となるようです。

女将さんが一人で運んでいるので、お客さんの入りによって運ばれてくる時間は多少前後します。

こちらは夕食のお膳。

このほかに後から数品温かいメニューが運ばれてきます。

メインは合鴨の陶板焼き、その他岩魚のタタキ、岩魚の塩焼き、季節の山菜小鉢や山菜天ぷら、お蕎麦に炊き込みご飯、岩魚のアラのお吸い物等(おまけで出てくるメニューもあります)。

山の宿に泊まり慣れてくると、岩魚も山菜も珍しくはなくなってくるのですが、「井筒屋」の料理は味付けに変化があったり、オリジナリティがあって箸の進むメニューでした。

最後の炊き込みご飯は一口しか食べられなくて悔しいくらい量が多かったです^^

万が一、男湯に入れなくともご飯が食べたいから来るという人も多いそうで、それも納得の料理でした。

朝食も岩魚の甘露煮や熊の佃煮に山菜小鉢、手作りのサクランボジャムが乗ったヨーグルト等盛りだくさん。

朝が弱いので胃袋が寝たままの状態だったにもかかわらず、ご飯をおかわりしてしまいました。

量が多いのにほっこりする味付けなので意外と食べれられてしまいます。

食後には部屋までコーヒーも持ってきてくれました。

 

1万円の宿で部屋食なのに一度に全部出しではなく、ここまで熱いものはそのまま出してくれる宿も珍しいと感心してしまいました。

常連さんが多いのであまりわざわざ口コミを書く人が少ないのか、もっと世の中に知られて欲しい良い宿です!

 

【木賊温泉 旅館 井筒屋 お風呂編 2017年7月下旬現在の情報】

そして、一番気になっているのが「井筒屋」のお風呂のことだと思います。

「旅館 井筒屋」のお風呂は、男湯と女湯の内湯が各1つあります。

男湯の方は川沿いにある足元湧出の貴重なお風呂で、それを目当てに泊まりに来る人が多いのですが、震災後は男湯に入れる機会が少なかったため、予約の際には真っ先に確認するポイントになります。

女湯の方はポンプで汲み上げているので今のところ常時入浴可能です。

もし、男湯の方のお湯が出なくなった場合には、女湯の方を貸切制にして利用しているそうです。

温泉が利用できる間は清掃時間を除き、深夜早朝も入浴できます。

こちらは1階にある女湯です。

扇形で2~3人サイズ。

震災直後は温度が下がって加温しなければならない状態だったそうですが、現在は加温なしでかけ流し100%です。

温度は41.5度でした。

以前は「単純硫黄泉」だったのですが、平成27年の分析書では「単純泉」に変わりました。

でも、共同浴場の岩風呂と同等、もしくは少し強いくらいたまご臭がします。

無色透明のお湯だと侮っていたら、Tシャツが硫黄臭くなっていました。

 

自家源泉「木賊温泉 井筒屋」 泉温44.2度(使用位置40~41.5度) 湧出量44.1L/分(自然湧出)
泉質:単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)pH8.5

 

【共同浴場の露天岩風呂を利用する場合】

「井筒屋」から徒歩2分のところにある共同浴場の「露天岩風呂」の方も、宿泊者は無料で入浴できます。

女性は湯浴み着も無料で貸してもらえました。

井筒屋さんの湯浴み着

浴衣のような綿素材で脇下から膝上まであるサラシのような感じで、身体に巻きつけてひもで縛るタイプです。

最近は早朝だろうが真夜中だろうが「露天岩風呂」には誰かしらいることが多いようですが(実際にいました)、この湯浴み着があれば全く気になりません^^

 

【木賊温泉 旅館井筒屋 男湯】

男湯の方は1階の廊下から階段を下りた川沿いにあります。

訪問した時には19:30~21:30までが女性専用になっていました。

グループやファミリーが宿泊する場合には、グループ単位での利用となることもあるそうです。

そのあたりは他のお客さんとの兼ね合いもあるので、必ずこうなるというわけではありません。

 

【木賊温泉 旅館 井筒屋の男湯 震災後と2017年7月現在の状況】

男湯の方はネットに写真を載せるとそれだけが独り歩きしてしまい、男湯に入れる、入れないでトラブルが起こる可能性があるので、今のところ確認できている情報だけに留めておきます。写真撮影も禁止で、取材も一切お断りしているそうです。

 

2011年の震災からしばらくの間は温泉が出たとしても30度くらいしかなかったそうです。

2015年・・・4月から5月のゴールデンウィークまでの間、男湯の温泉が復活(新しい分析書はこの年の4月のもの)。

2016年・・・3月の10日間くらいだけ復活と不作だったものの、秋に大型台風が来たためしばらくまた復活。

2017年・・・4月9日から7月下旬現在までほぼ順調にお湯が出ているそうで、これは震災後6年ぶりの快挙だそうです。

 

ただ、今年に入ってからも毎日湯量は変化しているそうです。自然条件がそろって初めてお湯が出るようになるので、今年もいつまで温泉が出続けるのかは宿の人にも分かりません。

 

震災から今まで、温泉が出る時の条件というのがいくつか分かっているそうです。

男湯は湯船の底にある湯壷から自然湧出したのですが、専門家の見立てによると震災により5メートルほど地盤がズレたせいで湯壷の穴が広がってしまったそうです。

男湯の方は目の前の川とほぼ同じ水位にあるため、川の水位が高くなって川の方から圧力がかからないと湯船の方にお湯が上がって来ない状態になります。

細い管ならば下から少しの圧力をかければお湯が押し上げられるけれど、太い管になったらもっと強い圧力が必要になるというイメージでしょうか。

普段は川に土嚢を積んでなるべく水位を保つようにしていますが、渇水の年はそれでは間に合わないそうです。

 

ここ数年の状況をまとめると、お湯が出るかどうかは川の水位にかかっていて

  • 冬の間に大雪で雪解け水が増えた場合、翌春はしばらくの間、調子が良い
  • その後は台風規模の大雨が続くとしばらくの間、またお湯が出る

ということだそうです。

 

2014年5月に訪問した時と比べ、「露天岩風呂」の方も下からボコボコと泡がかがってくる勢いが増しているように思ったので、「井筒屋」の男湯もこのまま復活してくれることを願うばかりです。

ただ、自然環境に左右されるので、「入れるかどうかは、運試し!」だと思って、万が一入れなかったとしてもそのことで宿を責めないでくださいね^^というのが私からのお願いです。

今のところ女湯の方は安定しているようですが、万が一、女湯にも供給できないほど湯量が減ってしまう可能性はありますので、その点もご了承ください。

宿ではネットが使えないので(というか、技術的にお子さんとの携帯メールが精いっぱいだそうです)、自ら最新情報を発信できず、ネットにある古い情報や不正確な情報を鵜呑みにしてしまうお客さんもいるのか、ネット不信になっているようで気の毒でした。

このブログも書いている時点ですでに過去の情報なわけで、それを最新情報だと早合点する人がいると宿にも迷惑がかかりますので、予約の際に疑問に思うことは宿に直接尋ねてくださいね

でも、そもそも「井筒屋」が営業しているのかどうかも分からず気になっていた方には逆に朗報になるだろうと思っています。

実際に宿泊してみると、男湯に入れなかったとしても十分魅力のある旅館だったので、次はオヤジを連れて行きたいと思いました。

宿から見える西根川と露天岩風呂

 

木賊温泉 井筒屋 宿泊予約サイト

 

 

【旅館 井筒屋 温泉情報】

◆お風呂

男女別内湯各1 *男湯は女性専用時間あり、男湯が使用できない場合には女湯が貸切制

◆源泉 H27.4月の分析書

自家源泉「木賊温泉 井筒屋」 泉温44.2度(使用位置40~41.5度)湧出量44.1L/分(自然湧出)
泉質:単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)pH8.5
蒸発残留物333.5mg/kg 溶存物質(ガス性のものを除く)351.9mg/kg 成分総計351.9mg/kg
メタケイ酸62.0mg、硫化水素イオン1.4mg、チオ硫酸イオン<0.1mg、遊離硫化水素<0.1mg/kg
態様:源泉掛け流し、加水・加温なし、塩素消毒なし

 

【旅館 井筒屋 宿情報】

チェックイン/チェックアウト 15:00~/~10:00
クレジットカード×
携帯電話送受信〇 wifi× (自前も×)
エレベーター× バリアフリー×
トイレ・洗面台共同、ドライヤー貸出、ランドリーあり

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 



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木賊温泉 旅館 井筒屋 宿泊レポ」への2件のフィードバック

  1. 井筒屋の常連です
    9月の頭にいったときは
    お湯はまだ出ていました

    ここの料理は凄いですからね
    高級品はひとつもありませんが
    地元の食材をひとつひとつ丁寧に作っていて
    かつ
    半端ない量が出てきますからね

    冬にいくと凄いですよ
    雪化粧されていてとても風情があります

  2. みのむし 様

    貴重なコメントをありがとうございます!

    SNSなどでもあまり情報がないので、その後はどうなったのか気になっていました。
    今年はお湯の調子が良いみたいですね。

    おっしゃる通り、井筒屋の料理にはビックリしました。
    素朴だけれど味わいがあり、量も半端ない。
    まだブログでは載せていない料理があるので、更新しなければ。

    雪景色も良さそうですね。
    冬は行くまでの道のりが大変そうですが、想像したら行きたくなってしまいました。

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