【青森】蔦温泉 蔦温泉旅館 宿泊 その1 お部屋編 ★★★★

蔦温泉

青森県十和田市にある千年の秘湯「蔦温泉 蔦温泉旅館」の宿泊レポートです。

最終更新日 2023/8/20 訪問日 2023/7・2015/4・2014/4

【蔦温泉 蔦温泉旅館】基本情報

つたおんせん つたおんせんりょかん

住所:〒034-0301 青森県十和田市奥瀬蔦野湯1
TEL:0176-74-2311
公式サイト

期間限定営業:4月下旬~11月下旬

⇒「蔦温泉旅館」へのアクセス&宿泊予約はこちらへ

【宿泊料金】

1泊2食付16,500円~172,700円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×

口コミ総合評価:Google 4.3点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆十和田湖・奥入瀬周辺の一軒宿を探している
◆歴史情緒ある温泉旅館に泊まりたい
◆名湯と名高い老舗旅館に泊まりたい


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→「蔦温泉旅館」のお食事情報はその2お食事編へ

→「蔦温泉旅館」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

【日帰り入浴】

営業時間:10:00~14:30受付(15:00退館)
料金:大人800円 小学生500円

 

【蔦温泉旅館 宿泊 一人旅 2023】

蔦温泉に8年ぶりに一人で宿泊してきました。

前回、家族で宿泊した時は正面玄関上にある「鄙び」のお部屋でしたが、

今回空いていたのは西館3階の山側のベッドルーム、トイレバス付(非温泉)です。

こちらはリニューアルされていてエレベーターもついている客室になります。

 

他はすべて満室だったのに、なぜかJTBだけ1室空きが出ていました。

「夕食時ワンドリンク付!青森県産食材を使った素朴な味わいのお料理」プラン

1泊2食付きで税込み27,500円でした。

 

普段宿泊するランクからするとちょっとお高めでしたが、数年に1度しか泊まる機会もないので思い切って奮発!

現代風の高級旅館の和室といった雰囲気でしたが、本館や浴室が昔ながらの佇まいなので、便利さを取るならこれもありです。

 

温泉は言わずもがな。足元湧出の源泉湧き流し!

今回は初めて貸切風呂も利用してみました(1回3,300円)。

大浴場をミニチュア版にしたようなお風呂で、家族やカップルなら利用する価値ありです!

 

足元からお湯が出ているので、湯口から出ているのは冷水。

以前は表示温度よりも体感温度が高く、しびれる熱さに感じましたが、

今回は42度あるかないかで適温になっていました。

 

前回との比較ですが、

  • 庭の池の横に離れの客室ができました!1泊15万前後( ;∀;)
  • アントニオ猪木家のお墓ができました!(玄関から300mほど歩きます)
  • ウェルカムドリンクとして青森りんごジュースが飲み放題!
  • 天皇陛下が宿泊されたという湯上り処には食べ放題のアイスがありました。

 

とにかく建物内の風情が抜群!

温泉も良いですし、湯殿の風情も抜群!

夕食は多すぎないので、気になる追加料理を注文できるのもいいです。

朝食はメニューが豊富なブッフェで、お昼を抜くつもりで食べました^^

 

 

【 蔦温泉旅館 宿泊 その1 お部屋編 本館 鄙び】

以下は2015年春の宿泊レポートになります。

 

蔦(つた)温泉は青森市内から南へ1時間半、

八甲田山麓沿いを十和田湖方面に向かう途中にある一軒宿です。

 

開湯は1147年(久安3年)、平安時代にさかのぼる歴史ある温泉ですが、

十和田湖や奥入瀬渓流等の有名観光スポットに近いため、

秘湯マニアならずとも人気のある宿です。

 

蔦温泉は、「日本秘湯を守る会」の会員宿でしたが、

2013年春に経営難に陥ってしまい、近隣にある「ホテル城ヶ倉」が買収、

建物内部は若干モダンに改装されたものの、趣を損なわずに現在も営業しています。

 

退会したと聞いた時には、あんなに有名な温泉までもが!と、ショックを受けたのですが、

前回日帰り入浴で訪問してみたところ、秘湯宿の雰囲気は維持されていたのでホッとしました。

 

今回は、本館の耐震補修工事が4月25日に完了し、その直後の宿泊となりました。

蔦温泉-部屋3

 

酸ヶ湯周辺はまだ3m位の雪の回廊がありましたが、蔦温泉周辺は新緑がきれいでした。

蔦温泉

1年ぶりの再訪。

前回は玄関に近づくにつれ、ボロイ!(良い意味で)と感嘆しましたが、

今回はあまり鄙びた雰囲気はなく、カリスマ性がちょっと抜けた感じです。

ところどころ改修された跡があるせいでしょうか。

蔦温泉11

こちらは1年前の写真。

蔦温泉-部屋35

蔦温泉の看板は以前のまま。

蔦温泉-部屋5

前回はちょっと荒れていた玄関周りと湧水周辺でしたが、

玉砂利が敷かれ、バルコニーができていました。

夜は戸が閉じられます。

蔦温泉-部屋7

玄関周りも雰囲気が変わりました。

階段の絨毯が張り替えられ、

漆喰が塗り替えられ、床が少し高くなって板も張り替えられたようです。

蔦温泉14

玄関横の剥製は変わっていませんでしたが、

下の部屋の番号札は移動していました。

蔦温泉-部屋6

帳場には変化なしです。

でも、廊下の板がすべて張り替えられ、黒光りしていた床が明るい木材に変化し、

歩くとギシギシ音を立てていた鄙び宿のBGMがなくなりました。

蔦温泉-部屋8

玄関入って左のロビーで記帳します。

ここでは無料wifiの接続が可能です。

(客室では窓際でしか電波が入りませんでした)

蔦温泉-部屋9

ウェルカムドリンクは津軽りんごのジュース。

 

今回のプランは、改修が終わったばかりの「本館鄙び」+十和田産馬刺しプランで

1泊2食付3名 GW泊 16,000円でした。

蔦温泉-部屋25

 

本館2階の廊下。本館は帳場のすぐ上です。

部屋に踏み込みはなく、廊下にスリッパがあると部屋に人がいるのが分かる仕組みです。

襖の中ほどに鍵がついていますが、鍵をかけるのにちょっとコツが要ります。

蔦温泉-部屋105

部屋は和室8畳に広縁、テレビあり、冷蔵庫なし、洗面台・トイレは共同です。

畳を入れ替えたばかりでいい匂いがします。

蔦温泉-部屋16

流木をそのまま使用した造りが本館らしさなのでしょうか。

蔦温泉-部屋17

床の間の板も天井の飾りもすごい!

液晶テレビ、金庫があります。

反対側の壁際には衣文掛け、鏡台、ファンヒーターがありました。

エアコンはついていないので、夏はクーラーはないようですね。

蔦温泉-部屋18

お茶セットと冷水ポット。お茶請けは何だったか覚えていません^^

冷蔵庫はありませんが、1階にドリンクの自動販売機があり、

営業時間限定で喫茶室もあります。

蔦温泉-部屋19

浴衣とタオルセット

蔦温泉-部屋20

アメニティは歯磨き、ヘアブラシ、カミソリ、ヘアゴム、足袋靴下です。

蔦温泉-部屋21

広縁

灰皿が置いてありますが、喫煙・禁煙の区別はないようです。

喫煙所は玄関前の外にもありました。

蔦温泉-部屋22

部屋からの景色1

蔦温泉-部屋24

部屋からの景色2

ポストがある所が玄関、左奥の茶色い2階建ての建物の下が「久安の湯」です。

奥に山桜が咲いていてちょうど見頃でした。

蔦温泉-部屋26

階段を上がった横には洗面所があります。

蔦温泉-部屋28

隣りは女性用トイレ。柱の木が良い感じです。

以前は1階階段裏にしかトイレがなく、本館は不便だったのですが、

一部屋潰して洗面所とトイレを増設したのでしょうか。とても便利になりました。

蔦温泉-部屋29

3つあるトイレは全てウォシュレットタイプです。

蔦温泉-部屋38

こちらは1階の階段裏にあるトイレ。

扉を開けてビックリ。なぜトイレにこんなにもお花が!

大量の前の前にハンドソープとゴミ箱があるのが不自然。

改装祝のお花でしょうか。

蔦温泉-部屋39

近づくと、湧水を利用した手洗い場なのでした(^o^)

蔦温泉-部屋40

左奥のトイレは昔の造りのまま、板を張り替え、漆喰を塗り直し、

便座はウォシュレットトイレになっています。

 

お部屋(トイレを含む)の紹介は以上です。

 

続いて1階の共有スペースです。

蔦温泉-部屋100

 

こちらは食事処から帳場に戻る廊下を写した写真です。

前回は日帰りでの訪問だったので、こちらは立入できませんでしたが、

左に喫茶室がありました。

蔦温泉-部屋102

営業時間は15:00~18:00、20:00~22:00.

食事メニューはなく、ビールなどのドリンクメニューだけですが、

宿泊者専用の湯上りラウンジといった感じでしょうか。

蔦温泉-部屋101

右側は畳にテーブル席。

蔦温泉にゆかりのある大月桂月の写真が飾ってあったので、

桂月が滞在した間なのかもしれません。

以前は35・36番の客室でその後は伝統工芸教室になっていたようですが、

現在は隣の喫茶室の予備の部屋という感じでしょうか。

 

蔦温泉-部屋36

帳場から浴室に向かう途中、廊下には2015年6月10日の命日に

桂月資料館を開館しますという案内が出ていました。

蔦温泉-部屋37

蔦温泉を詠んだ歌が一部展示されていました。

蔦温泉60

展示スペースになっていた1年前の廊下はこんな感じでした。

蔦温泉-部屋103

さらに、喫茶室から帳場に向かう途中には民芸品のお土産コーナーもあります。

塗りのお椀、お弁当箱や南部古代型染の敷物やバッグがありました。

蔦温泉-部屋32

1階一番奥の食事処入口前にあるエレベーター。

西館(新館)2階・3階の客室 に向かうエレベーターです。

 

西館特別室はトイレバス付です。

【蔦温泉旅館 本館鄙び お部屋の感想】

前回訪問した時の鄙び具合から迷うことなく本館の部屋を選び、正解でした。

館内は補修された直後だったので、想像していたほどの鄙びはありませんでしたが、

以前の趣を残したまま良い雰囲気を保っていると思います。

 

本館2階も男女別の共同トイレができて、特に不自由も感じませんでした。

接客もホテルまで堅苦しくはなく、気さくな感じでした。

ただ、お風呂の扉が開きにくかったのでちょっと残念。

 

部屋の広さ★★★★4.2

宿の雰囲気★★★★4.4

設備★★★★4.3

アメニティ★★★★4.4

接客サービス★★★★4.5

 

⇒「蔦温泉旅館」インターネットで予約する

 

【蔦温泉旅館 宿情報】

チェックイン/アウト 15:00~/~10:00
クレジットカード〇

本館2階 和室・トイレ共同 11,945~18,797円
西館2階・3階(本館の左手) 和室・和洋室 トイレ付、一部バス付 エレベーターあり 13,797円~24,815円

携帯電話受信 ロビー〇 客室一部△  ロビー無料wifiあり

 

→「蔦温泉旅館」宿泊レポ その2 お食事編  

→「蔦温泉旅館」宿泊レポ その3 お風呂編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 

【蔦温泉周辺の観光スポット】

・蔦沼散策 徒歩10分
・奥入瀬渓流 5.6キロ 車で10分
・十和田湖温泉スキー場 7キロ 車で25分
・十和田湖 20キロ 車で30分
・八甲田ロープウェイ山麓駅(八甲田スキー場) 20キロ、車で35分

 

【蔦温泉周辺の秘湯】

・谷地温泉(日帰りOK) 7キロ、車で16分
・猿倉温泉(日帰り土日祝のみOK、期間営業4月下旬~11月) 9キロ、車で20分
・酸ヶ湯温泉(日帰りOK) 15キロ、車で25分

 



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