【栃木】鬼怒川温泉 あさやホテル 宿泊 その1 お部屋編 ★★★+

栃木県日光市にある鬼怒川温泉「あさやホテル」の宿泊レポートです。

最終更新日 2020/7/9 訪問日 2020/6

【鬼怒川温泉 あさやホテル】基本情報

きぬがわおんせん あさやほてる

住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝813
TEL:0120-02-1126、0288-77-1111
公式サイト

⇒「あさやホテル」へのアクセス詳細&宿泊・日帰り入浴予約はこちらのページへ

【宿泊料金】

1泊2食付 15,100円~80,300円 お一人様〇 素泊まり× 湯治× 自炊×

口コミ評価:Google 4.3点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆スケールの大きいゴージャスなホテルが好き
◆お風呂がたくさんある温泉宿が良い
◆バイキング料理が充実しているホテルが良い


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⇒「鬼怒川温泉 あさやホテル」の食事情報はその2お食事編へ

⇒「鬼怒川温泉 あさやホテル」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

【日帰り入浴】

不可

ランチ営業あり
11:30~13:50L.O.(14:00閉店)

日帰り温泉&夕食バイキングプラン 7,200円
*特定日のみ営業 要予約

 

【総工費73億円の超ゴージャスな吹き抜けフロア! 鬼怒川温泉 あさやホテル】

鬼怒川温泉で最も人気の高い温泉宿「あさやホテル」に宿泊してきました。

最後に行った記憶があるのは20年以上前のバブル後期。

館内に入った瞬間、吹き抜けのフロアに圧倒され、高級旅館に来た緊張感があったのを覚えています。

総工費73億円もかかっていると聞いて度肝を抜かれましたが、大浴場が3か所あったり、100種類以上ある夕食バイキングにしても、色々とスケールの大きさに驚くホテルです。

 

「あさやホテル」の創業は明治21年(1888年)。

「麻屋」という屋号の旅館でスタートしました。

『日本奥地紀行』の著者、イザベラ・バードが鬼怒川に来た際に滞在した宿ともいわれているそうです。

 

昭和の時代に入ると鬼怒川温泉は東武鉄道とともに発展。

東京の奥座敷とも呼ばれ、団体で温泉旅行といったら鬼怒川が筆頭に上がるくらいの温泉街でした。

それが、バブル崩壊とともに超有名ホテルが次々に倒産。

全国チェーンのホテルに入れ替わり、残りは廃墟のような状態になる中、今でも輝きを放っているのが「あさやホテル」です。

アミューズメント要素の高い温泉ホテルとしては、何かのアンケートで西の「杉乃井」東の「あさや」に選ばれたそうです。

 

普段は山奥の一軒宿が好きな私ですが、こういうバイキング料理が名物のホテルにはたまに行きたくなってしまうのです^^

一人旅でも泊まらせてもらいやすい今のうちにということで泊まってきました。夏はプールが解禁になると家族連れでにぎわいそうなので。

温泉街入口の交差点にある「ようこそ鬼怒川・川治温泉」の看板

梅雨入り直後で道路脇にはあじさいが綺麗に咲いていました。

鬼怒川の両岸に立ち並ぶ大型ホテル

このあたりは岩でゴツゴツしていますが、ライン下りがあるのはもっと下流です。

奥のエメラルドグリーンの屋根が「あさやホテル」

地上13階、地下1階、客室数192室あります。

温泉街のメインストリート、国道121号線側に正面玄関があります。

駐車場はエントランスの前と外に数十台置けるスペースがあります。

コロナ期間ということでマスクをしてお客さんをお迎えする仲居さんの姿が何だか可愛らしかったです。

エントランス

旅館というよりやっぱりホテルですよね。

本館に当たる建物が「秀峰館」。

フロントは6階にあります。

20数年前に訪問した時は改装直後だったと思いますが、あまりにもキンキラキンで驚きました。

今は少し落ち着いた感じですが、それでもここまでの規模のホテルはなかなかないので圧倒されます。

館内見取り図

3基あるエレベーターは吹き抜けのロビーを見下ろしながら行ったり来たりしています。

チェックインを済ませて客室へ。

コロナ中だからか、それとも一人旅だからか、部屋への案内はありませんでした。

フロント階から見下ろすロビー

12階から見下ろすロビー

高所恐怖症だと手すりまで近寄って下をのぞき込むのは困難かも。

エレベーターを降りるとカーペットの敷かれたフロア

喫煙所とドリンクの自動販売機があります。

客室前の廊下

 

【今回利用したプラン】

スモールツイン又はハリウッドツイン ブッフェプラン 1人旅 平日1泊2食付き 18,000円(税抜き)

一人旅の場合はスモールツイン又はハリウッドツインしかプランが出ていなかったので、和室や和洋室の選択肢はありませんでした。

部屋の広さは20㎡でどちらも同じです。

ツインかハリウッドツインかの違いは、ハリウッドツインの場合はベッドのフレームというかヘッド部分が2台つながっているタイプというだけです。

 

ちなみに、2名以上だ同じプランは13,728円~とお手頃価格です。他に2名以上でどのようなプランが利用できるかというと・・・

  • 和室渓谷側10畳又は街側12畳 17,728円~
  • 秀峰館11階眺望和室 20,728円~
  • 秀峰館最上階デラックスツイン 21,728円~
  • 秀峰館 眺望風呂付リラックス和洋室 26,728円~
  • 秀峰館貴賓室 57,000円~

という風に、選択肢は広がりますがお値段は高級旅館クラスですね。

料理はバイキングの他に和食コースがいくつか用意されていて、コース料理の方がお値段はアップします。

 

【全室自家源泉の温泉付き 一人旅 ハリウッドツインのお部屋】

ハリウッドツインの客室は20㎡でトイレ・バス付、テレビ、ミニ冷蔵庫、ポット、空気清浄機、金庫があります。

ユニットバス前から見た客室

狭いビジネスホテルだと13㎡~14㎡なので、20㎡だと中ランクのビジネスホテルと思うと分かりやすいかもしれません。

窓側から見た客室

ベッドのマットレスは普通の固さ、掛けと枕は羽根布団でした。

寝心地は良かったです。

デスク周り

パスワード付のフリーwifiが使えます。

お茶セット

ドリップコーヒー、緑茶、お番茶ティーバッグ、電気ポットと冷水ポット

お茶請けはきぬの清流

ついでに鬼怒川周辺の観光マップも置いてあって便利

きぬの清流は甘いしっとりとした皮の中に餡子が入った和菓子です。

チェストの中にはタオルとアメニティ、浴衣全サイズが入っています。

チェスト下には小さな金庫。

浴衣とタオルセット、アメニティは歯ブラシ、ヘアブラシ、かみそり、足袋靴下、ボディタオル、綿棒

浴衣の着方が置いてあるホテルは初めて見ました。

左前の意味を逆に理解していると恥ずかしいことになりますからね^^

色浴衣に変えたい場合にはお土産ショップの前に1,000円で用意されています。

デスクの上にはカギを入れる和風の袋も用意されていました。

ミニ冷蔵庫の中身は空です。

自動販売機は館内各フロアにあります。

6階のお土産ショップにもドリンク販売があります。

クローゼットの中にはハンガーと浴衣の羽織

ユニットバス

ドライヤーとアメニティ、化粧水

シャンプーセット

高いプランだとロクシタン等のブランドアメニティがついているようです。

 

そしてお楽しみは部屋の温泉!

高い部屋だけでなく全客室に温泉を引いているのは素晴らしいです!

湯船に貯めたお湯の色がブルーなのが分かりますか?

比較のため洗面台にも水道水を貯めてみましたが違いは明らかです。

水の量が多いから色がついて見えるのでは?と思うかもしれませんが、湯船の方は10センチもたまらないうちからこのくらいブルーでした。

ちなみに、塩素臭はほとんど気にならなかったです。

大浴場も3つもあるので部屋のお風呂にゆっくり入っている暇はないのですが^^

 

窓からの眺めは?

何か工事中だったのかネットが張ってありましたが、鬼怒川が山に囲まれた渓谷なんだなぁと分かる景色でした。

 

お部屋の紹介は以上です。

 

【年齢や人数構成によって楽しみ方は色々のあさやホテル】

あさやホテルの館内には色々な施設があります。

バー、ティールーム、キッズルーム、カラオケ、卓球台、ゲームセンター、占いコーナーまで!

占い師は日替わりでスケジュールが出ていて、デパートにあるような結構本格的な感じでした。

 

【パイプオルガンの音色が響くラウンジ イザベラバード】

食後、フロアにパイプオルガンの音が響いていたので3階のラウンジに下りてみました。

自動演奏でパイプオルガンの曲が流れていました。

ソファが高級クラブのよう^^

このフロアの奥にはアダルトな感じのバーもあります。

 

下の階から吹き抜けのフロアを眺めていると、ラスベガスとオペラハウスの観客席を合わせたようなイメージで作られたのかななんて考えていたら、「ラスベガス」というゲームコーナーがあってズッコケました。

 

【あさやホテルのゲームコーナー ラスベガス】

食後でお腹もパンパンだったので、ひと遊びしてみようと入店。

店長さんらしき人がこまめにマシーンを消毒していました。

15:00~23:00まで営業

ベタなものと流行りのゲームは一通りある感じです。

何年かぶりに太鼓の達人をやりました。

使い方すら忘れていた。

卓球とビリヤードの案内

台はフロアの見えるところにありました。

 

【商品充実のお土産ショップ】

フロントと同じ6階にあるショップ「おみやげ街道 麻屋」

営業時間:7:00~12:00/14:00~22:00

鬼怒川、日光、栃木県の有名お土産品はほぼ揃うほど充実していました。

人気のお土産ベスト3はこちら。

人気No.1 あさや特製の和牛カレー 1個680円

このカレーは朝夕バイキングでも登場しますが、スパイスが効いていてとても美味しいです。

広いお土産ショップのあちこちに、さっと買って帰れるように手提げ入りで用意されていました。

サザエさん好きには「磯野家ファミリーサブレ」

私の個人的なお勧めはこちらの限定品「徳川コカ・コーラ」。

有料道路のPAでは売り切れていたので、これも現品限りなのかもしれません。

昔からあるベタな日光土産といえば「日光甚五郎煎餅」か

「日光たまり漬け」、「日光ゆば」

最近は「日光ラスク」

栃木県全域で有名なお土産と言えばレモン牛乳

これは県内各地の道の駅やPAで積み上げられているので、相当人気なのかなぁと思います。

各製菓会社から出ている栃木県限定の「いちご」を使ったお菓子

佐野ラーメン有名店の半生ラーメン

他に冷凍の宇都宮餃子も

栃木の地酒も充実

奥の方には益子焼をはじめとする栃木県の工芸品もありました。

カップ

非売品かと思ったら人間国宝の作品も販売していました( ゚Д゚)

左:益子出身の人間国宝 島岡達三 1,026,000円

右:人間国宝 加守田章二作 1,836,000円

益子出身の人間国宝 濱田庄司(島岡達三の師匠) 2,268,000円

隣の「八番館」にも作品も展示されていました。

 

【ティーラウンジ水季】

おみやげショップの奥にはティーラウンジがあります。

営業時間7:00~12:00、14:00~22:00(LO30分前)

温泉街の景色を眺めながらひといき

トースト

ドリンクメニュー

レモンスカッシュがやクリームソーダがあるのが昔ながらの喫茶店のようで良いです。

 

【鬼怒川温泉 あさやホテルの動画】

YouTubeアプリを立ち上げるとコメント欄に目次のリンクがあります。PCの場合は動画の再生バーにカーソルを合わせるとチャプターのタイトルが出るので、好きなところから再生できます。

動画のチャプター

0:00 タイトル
0:04 鬼怒川沿いに建つホテル~外観
0:43 あさやホテルの概要
2:04 館内~客室
5:14 温泉案内
6:19 天空庭園露天風呂
7:05 秀峰館大浴場
8:17 八番館大浴場
9:24 岩盤浴
9:43 貸切風呂
12:48 夕食バイキング
18:50 ロビーとゲームコーナー
21:35 朝食バイキング
25:13 鬼怒川温泉の足湯
26:20 鬼怒川公園岩風呂
26:39 かかしのオブジェ
27:14 人気のカフェ
27:42 鬼怒川・川治・湯西川の温泉

 

【鬼怒川温泉 あさやホテル お部屋の感想】

普段は温泉が良ければ後は目をつぶるという旅行が多いですが、こういう贅を尽くした温泉宿というのもたまには刺激になって楽しかったです。

ツインの部屋はベッドに占領されていて狭かったですが、外に出ている時間が長いのでほとんど気になりません。

一番良かったのはサービスだと思います。

団体客の多いホテルでしょうが、一人一人のお客さんに目をかけている様子が感じられました。

フロントも食事会場の対応もとても丁寧でした。

 

今回は一人旅でコスパのことを考えると★3つ半にしましたが、もっと上のクラスの客室(欲を言えば露天風呂付)に泊まってコース料理を食べたら★4つは行くだろうなという感じです。

 

部屋の広さ ★★★ 3.8

設備 ★★★★ 4.8

アメニティ ★★★★ 4.4

宿の雰囲気 ★★★★ 4.6

清潔感 ★★★★ 4.4

接客サービス ★★★★ 4.6

 

⇒「あさやホテル」をインターネットで予約する

 

【鬼怒川温泉 あさやホテル 宿情報】

チェックイン/アウト 15:00~18:00/ ~10:00
クレジットカード〇
携帯電話送受信〇 wifi〇

エレベーター〇 バリアフリー〇

ランドリー×

 

⇒「鬼怒川温泉 あさやホテル」の食事情報はその2お食事編へ 

⇒「鬼怒川温泉 あさやホテル」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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