2020年9月初旬、6泊7日の日程で北海道の知床半島から道東周辺へ秘湯巡りの旅に出かけました。
実は、2020年2月にも真冬の知床に訪問しています。
アクティビティやイベントを含め、知床があまりに楽しかったので、季節を替えて夏にもう一度訪問。
夏の知床といえば、野湯めぐり!
特に、カムイワッカ湯の滝は温泉好きの憧れです♪
それと、知床の観光船に乗って陸からは見ることのできない生のヒグマと知床半島の先端、知床岬に向かうクルーズ船が目的でした。
2020年の年間を通じて訪問した動画は「今年行った温泉、良かった温泉2020年」というタイトルでYouTubeにアップしたのですが、200湯以上にも上り、ブログの方は更新が間に合わなかったので、旅行記の形で現地でアップしたツイッターを元にご紹介していきたいと思います。
※ツイッターの方はプロフィールから古いものに遡ろうとしても3,200ツイートまでしか見れないということで、ついでにここに記録として残しておきます。
最終更新日:2022/4/27
訪問日:2020/9
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【0日目】野湯めぐりのヒグマ対策の準備
夏の知床は日本一ヒグマの出没する場所なので、熊鈴くらいでは対処できないと思い、ヒグマ用のスプレーと火薬入りのピストルを買うことにしました。
ただ、危険物なので飛行機に持ち込むことはできず、1泊目の宿に宅急便で送ることにしました。
(知床だけで熊スプレーを使うのであれば、知床自然センター・ビジターセンターでレンタルがあります。)
これを買いに来た。
おもちゃの火薬銃🔫
ネットで見たら800円だったけれど、ダイソーなら本体と火薬各100円
爆竹🧨とどっちがいいのだろう。熊対策🐻
野湯対策♨️ pic.twitter.com/bsPxL3XPJQ— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 1, 2020
【1日目】羽田空港から女満別空港へ
知床に一番近い空港は「女満別空港」です。
コロナ禍で周辺の空港は運航していなかったように記憶していますが、女満別は動いていました。
小さな空港ですが、レンタカー屋もたくさんあります。
バスで移動する場合には、女満別空港から斜里バスターミナルまで50キロ、約1時間。そこからウトロ行きのバスに乗り換えます。40キロ、約40分。
1日1本だけ、女満別空港⇒ウトロ温泉の直行バスがあります。
レンタカーの場合には、空港からウトロまで85キロ、約1時間30分です。
車の場合は途中の景色を楽しみながらのドライブです。
特に、知床半島に入る手前の坂道が北海道ならではのダイナミックな急こう配でした。
知床ウトロ~岩尾別温泉
◆ウトロの海
プユニ岬から見えるウトロの市街地。
知床の海はとても穏やかでした。 pic.twitter.com/nIUABL3oeO— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
◆遠目から見る羅臼岳
羅臼岳
雄大で美しいが、近くで見ると神々しいというか、人を寄せ付けないような雰囲気もある pic.twitter.com/b6hAZgMs5K
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 9, 2020
◆カムイワッカ湯の滝(野湯)日帰り入浴
冬季は通行止めになる道路の先にあるため、夏しか行けない野湯です。というか、ぬる湯なので夏以外は寒くて入れないと思います。
ヒグマ頻出地域ですが、この日は監視員の方もいて、観光客も10人くらいいたので、ヒグマの気配はしませんでした。
監視員の方に聞いたら、入っていいと言われたのだけど、みんなが写真だけ撮って帰る中、入浴するのはちょっと恥ずかしかったです。
カムイワッカ湯の滝
立ち入りできる中では最も大きい一の滝の湯船
深いところは足がつかない。
pH1.6〜1.8の強酸性泉でレモンより酸っぱく、痔持ち方は注意❗️
傷口があるとかなりピリピリしみます。 pic.twitter.com/8l8WJAcx2p— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 9, 2020
◆知床クルーズ
とにかくヒグマを生で見てみたくて遊覧船に乗り込みました。
ウトロの港から断崖絶壁の滝を見ながら、ヒグマを探し、最後に知床半島の先端にある知床岬まで行って、帰りには沖合でイルカの群れに遭遇するという結構長い船旅です。
ヒグマ遭遇率80%のコースなので、5回に1回は一度も見れないグループもいることになりますが、2か所で3頭のヒグマも見ることができました。
◆岩尾別温泉 ホテル地の崖 宿泊 宿詳細
数年前まで「日本秘湯を守る会」の宿だったものの、残念ながら閉館。
2020年2月に泊ったウトロの宿のオーナーが買い取って営業を再開するというので、是非とも夏にと「ホテル地の崖」に宿泊するのが今回の旅の目的の一つでもあった。
もう10年以上前、父が羅臼岳に一人で登る前に泊った時には、露天風呂に行ったら鹿が3頭もいてずっと離れなかったと聞き、何その大自然?と半信半疑だったけれど、まさか人通りの多い玄関前で優雅に草を食べているとは。
宿自体は、観光客の多い知床だけあって、冬季閉鎖の道路の先にあるにもかかわらず鉄筋コンクリート建てにエレベーターありと、昭和の観光ホテルのような、秘湯の宿と呼べるよう施設ではなかったですが、立地だけは本当に秘湯でした。
特に、敷地のすぐ下にある野湯は素晴らしいです!
宿の玄関前で食事中の鹿。近づくと顔を向けたがすぐにまた食事に戻った。チェックインの客もいなくなった頃、お疲れーってな感じでトボトボと森へ帰って行った。
ホテルで仕込んだ鹿じゃないかというくらい、人の近くまで平気で来る。
うちのおやがいうには、露天風呂に人が入っていても複数で来たと。 pic.twitter.com/KAIb8UNFbz— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
ホテル地の崖 混浴露天の下段 pic.twitter.com/NrqMoJ5eHr
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 9, 2020
【2日目】 岩尾別温泉~羅臼温泉
◆岩尾別温泉 三段の湯&滝見の湯(野湯)
「ホテル地の崖」の駐車場から降りてすぐの場所にある2つの野湯。
半年前に社長さんに聞いた時には、まだ整備が終わるまで2~3年はかかるんじゃないかと言われたのだけれど、つい最近、開放されたというのできれいな状態で入ることができました。
ボランティアの方が清掃してくれる時期にたまたま当たったのでラッキーでした。
岩尾別温泉の無料野湯、二つ目は滝見の湯という名前らしいが、滝よりもひょうきんなたぬきに目を奪われる。1人サイズの小さなお風呂。 pic.twitter.com/p1QFOCxt1d
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 9, 2020
◆岩尾別温泉 木下小屋 日帰り入浴 公式
岩尾別温泉「ホテル地の崖」をチェックアウトした翌日は、すぐ裏にある「木下小屋」に日帰りで立ち寄りました。
羅臼岳の登山口前にあるので、登山者にはおなじみの山小屋です。
ここのお風呂は熱すぎて入れる人の方が少ないとか。加水できるものの、気休め程度。46度以上ありました。
羅臼登山口にある木下小屋。
日帰り300円
3つある湯船はみんな46度以上で熱い🥵
山の方でガサッと音がすると焦る💦夜入るのは怖そう😆 pic.twitter.com/jYhZE5C0BZ— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 9, 2020
◆もう一度カムイワッカ湯の滝へ
ダートを飛ばして40分。
今度またいつ来られるかわからないので、入浴してきました。
コロナ禍でもなければ、車を停められなくらい本当は混んでいるはずの観光スポットです。
真夏のピーク時は自家用車では行けず、バスだけになることもあるのだとか。
マナーが悪い観光客が多いと、知床財団の判断でバスだけになるみたいなことをツイッターで見ました。
知床五湖方面からカムイワッカ湯の滝に向かう分岐。11キロのダートが続き、前に車がいると砂埃で何も見えない。カーブも多く、少しスピードを上げると出すとドリフトする😆 pic.twitter.com/bja4jRdX5D
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 9, 2020
◆知床五湖
知床五湖のうちの一湖。
一湖だけならレクチャーなしで木道を無料で歩いていける。往復2〜30分。ニ湖以上は自然の中を歩くので10分程度のレクチャーが必要。
道の下には電気フェンスが張り巡らされていて、これがなければヒグマが登ってくる場所なんだなぁと身が引き締まる。 pic.twitter.com/RCiKlNNTfZ— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 9, 2020
◆知床峠から羅臼へ
知床が「陽」ならば、羅臼は「陰」というくらい、天気も雰囲気も違っていました。
斜里町と羅臼町の境、知床峠から見える羅臼岳。半島の北側は緑が多かったけれど、南側は岩肌が見える。
山頂付近まで肉眼でも分かるくらいの近さ。 pic.twitter.com/BFMUvZIGXS— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
知床峠にて。
羅臼岳から羅臼方面に視線を移すと、辺り一面雲海!
標高738mしかないのに。
知床は真夏の天気だったのに、降りてみたら羅臼の町は海面近くがガスに覆われていた。
羅臼とウトロ、陰と陽のイメージがついてしまった。 pic.twitter.com/oTDe0HFHyn— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
霧に包まれている羅臼の海岸 pic.twitter.com/GgTVcI58dH
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
◆羅臼温泉 熊の湯の源泉
羅臼 熊の湯の少し下流にある櫓からは30mくらい湯煙がモクモクと上がっていた♨️ pic.twitter.com/mUUsXmSjBB
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
◆羅臼温泉 熊の湯(野湯?) 公式
羅臼といったら「熊の湯」というくらい超有名な野湯。今は野湯というより、銭湯のような存在かもしれない。
野湯というよりもはや観光名所の共同浴場といった感じ。
ひっきりなしに人がやって来るが、観光客は烏の行水で帰っていく。
向かいに野営場があるので車中泊派も多い。お湯は白濁した熱めの硫黄泉❣️
羅臼 熊の湯 pic.twitter.com/RkxFj5lY98
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
◆羅臼温泉 ホテル峰の湯 偵察
羅臼温泉は熊の湯と羅臼第一ホテルとここしかないので、立ち寄ろうと思ったら残念ながら日帰りはお休み。
羅臼 熊の湯のお湯を引くというホテル峰の湯。宿泊客が多いため日帰り入浴はお休みだった😞https://t.co/2sWSg7tAFS pic.twitter.com/9phMjsnxxX
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◆羅臼温泉 らうす第一ホテル 宿泊 宿詳細
日程的に羅臼に泊ると1日多くなって厳しいのですが、知床から直で羅臼の野湯を回るには干潮の時間と合わず、ならばせっかくなので泊まろうと選んだのがここ。
羅臼周辺では温泉付きの宿の選択肢はあまりありません。
ちょっと古めですが、こじんまりとした観光ホテルといった感じ。温泉は熊の湯からの引き湯なのでインパクトには欠けますが、熊の湯にもプラプラ歩いていける距離なので立地はよかったです。
羅臼 熊の湯のお湯を引くもう一軒の宿、らうす第一ホテル。館内にはあちこちにしまふくろうの陶器が🦉
湯宿だいいちと関係があるのかは不明。
温泉は熊の湯より多少薄まっているが、露天は硫黄臭と湯花あり。
ご飯は海鮮ものかわてんこ盛り🦀🐟 pic.twitter.com/Du1TFpX3u8— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
【3日目】 羅臼の秘湯巡り
羅臼といえば夏季限定の有名な野湯が2つあります。
今日はその2つにアタック!
◆セセキ温泉(野湯)日帰り入浴 公式
その有名な野湯の1つ。
知床横断道路から近い方にあるのが「瀬石温泉」。
海の中に湯舟が2つあり、干潮になった時にだけ顔を出すという温泉です。
普段は有料で清掃もされているそうなのですが、コロナ禍なのでほったらかしの状態。その代わり、自己責任で勝手に入っていいのかな?という状態でした。
右は何とか入れる衛生状態でしたが、左はちょっと大丈夫かな・・・という感じ。
でも、北海道ならではの大自然に囲まれた野湯です。
羅臼の先端の方にあるセセキ温泉。
干潮から2時間までしか入浴できず、それ以外は海の中に沈んでしまう。
足下湧出の湯船が二つある。先月はコロナで立入禁止と見たが、今は入れる。ただし、掃除もしていないのでそれなりに覚悟を。
入浴前には、声かけしてから、できれば協力金も。 pic.twitter.com/NGdH9mpiFp
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
◆相泊温泉(野湯)日帰り入浴 公式
あいどまりおんせん
セセキ温泉から本当にすぐの海岸沿いにあります。ネットで見ていたのは屋根付きだったのに、シーズン終了間際だったからか、野ざらしの状態に。でも、お湯のコンディションはよかったです。
セセキ温泉から車で1分先にある相泊温泉。
夏季限定、猟師さんたちの共同浴場的な存在。例年、9月中旬頃までは屋根付ビニールシートに覆われた男女別露天風呂になっているはずだが、今年はすでに屋根がなく野ざらしの混浴露天に。
足下湧出、やや熱めの湯♨️
曇っていて国後島は見えず。 pic.twitter.com/9ErrIVp9Gq
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
◆薫別温泉(野湯)偵察
くんべつおんせん
入り口から徒歩1時間以上、草ボーボーの山の中を歩いた先の川沿いにある野湯。
通行止めのゲートの先にあるので歩いていくしかないのだけれど、そのゲートがどこだかわからず迷った。
そして、正しいゲートが分かったものの、土砂降りの雨の中、今にも熊笹の藪の中からヒグマが出てきそうな雰囲気。
もう怖すぎて車から降りるのもやっとという場所だった。
たとえ到着しても、たまにしか人の行かない野湯なので、コケだらけで清掃に時間がかかる。
しかも、激熱の岩風呂で、下の川から何度もバケツリレーで加水しなければならず、一人で行ったらまともに入れる状態にするのに2~3時間はかかりそう。
クマが出そうな中、そんな作業をする気力も体力も自信もない。。。
薫別温泉と間違えた林道
開いていたゲート
3.5キロほど走った所に車が止まっていたので、もしや野湯に行く人?と思いきや、河原にショベルカーが止まっていたので工事らしい。
ナビで見ると川の形が違う
薫別温泉に降りる道にピンクのリボンがあると聞いたので、危うく間違えて降りる所だった pic.twitter.com/SWCBPJVtuZ
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
薫別温泉
通行止めゲートの前まで来たが、土砂降りの雨。
この先、他の林道の半分しか道幅がなく鬱蒼としている。
こんな所を1人で1時間も歩く人はキ○○イだと思った。※秘湯が好きすぎる人のレベル
変態<変質者<<<<<キ○○イ pic.twitter.com/DaDpEHCgVX— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 10, 2020
◆川北温泉(野湯)日帰り入浴
冬季閉鎖されるダートを5キロほど上がった場所にある。
こちらは同じ野湯でも、元々温泉施設だったものが建物がなくなり、野ざらしの露天風呂だけ残ったものを有志が整備したという野湯。
しかも、鳴子温泉のようなアブラ臭の強い乳白色のにごり湯で、泉質も抜群!
ただし、ヒグマ出没地域で、特に男湯の露天風呂はヒグマが現れたら逃げようのない造りなので、なるべく人がいるときに出かけた方が無難かもしれない・・・。
湯小屋
ヒグマ注意
加水は川の水で自由自在
川北温泉 pic.twitter.com/HTLoTwWpdq
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
◆養老牛温泉 湯宿だいいち 偵察
半年ほど前に泊ったばかりの「湯宿だいいち」。その後、買い取った隣の宿をリニューアルしておひとり様も歓迎になったので、どんな風になったのかちょっと見てきました。
時間があれば、「からまつの湯」にも行けたのですが、入らなかったことを後悔しました(のちに死亡事故が起こり閉鎖)。
中標津にある、養老牛温泉の湯宿だいいち。
冬に行った時には隣の元ホテル養老牛を工事中だったけれど、だいいちの建物に合わせてシックな外観になり改装工事が終わったようだった(3枚目)。
また泊まりに行きたい❣️ちょっと遠回りだったけど気になったので見てきた。 pic.twitter.com/bctygfg8RC
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
◆クローバーハウス西春別温泉 日帰り入浴 宿詳細
当初は、ここに泊ろうと計画していたものの、コロナ禍で常連以外は受け付けていない様子だったので日帰りで立ち寄ることに。
手作りの牧歌的な温泉だったのだけれど、モール泉の濃さはエリアではピカ一でした。
黒すぎるモール泉!
足の指の間までヌルヌル、ツルツル❣️現在、日帰りではレストランの利用不可、営業時間は15-21に短縮。
クローバーハウス西春別温泉 pic.twitter.com/c8um7JaGku— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
◆別海まきばの湯しまふくろう 宿泊 宿詳細
羅臼から標津方面に移動するにあたり、釧路のモール泉を攻めようか迷ったものの、丹頂鶴を見に行くときでいいやと、別海方面に向かうことに。
ご近所さんの日帰り入浴が多い施設で、ペンションのような簡易な宿泊施設とレストランが付いているタイプの宿。
またしても、宿泊者は私一人w
お湯はモール泉のような色をしているのだけれど、それより深く掘ったため泉質は別だという。
素泊まりは安く、別注文のレストランも美味しく、大満足の宿でした。
匂いと味はモール泉な塩化物泉。
黒く見えるのは石の変色で湯は無色透明。モール泉ほどではないがツルツルヌルヌル感あり。
ぬる湯39度と熱めの湯43度の浴槽あり。
撮禁のため撮影許可済別海まきばの湯 しまふくろう pic.twitter.com/i0eLp2VMsl
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
夕食はひとり焼肉。
コロナのせいで今は事前に要予約。
北海道らしい生ラム肉があったので注文。これが臭みもなくてめちゃウマだった👍別海まきばの湯しまふくろう pic.twitter.com/PPEm7HgSMo
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
【4日目】茶標津~摩周湖~阿寒湖温泉周辺
前日の別海から茶標津にかけてはウーロン茶色のモール泉が多いので、寄れるだけ寄ってみることに。
◆オーロラ温泉 オーロラファームビレッジ 日帰り入浴 公式
広い敷地の中に温泉が点在していて、受付からお風呂まで車で移動する、バンガロー等の宿泊施設付きの温泉。
濃いめのウーロン茶色でヌルヌル度もなかなか。
人がいないのでクマが出ないか、恐る恐る入った。
敷地内見取図
受付からお風呂まで300m離れていて車で移動。ヒグマは出ないのかなぁというくらいの森の中。
犬用のお風呂も源泉かけ流し。
内湯の足拭きマットが和倉温泉加賀屋だったのにクスッと来た😊
オーロラ温泉
オーロラファームビレッジ pic.twitter.com/7q2P27TEu5— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
鹿はなぜ広い森の中ではなく、わざわざクルマが通る道に出てきて餌を食べるのだろう?
視界が開けていて、食べながらも天敵の存在に気づきやすいからなのだろうか? pic.twitter.com/T5XZOyxTJF— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
◆標茶温泉の味幸園 日帰り入浴
道東一の天然温泉を謳うモール泉で知られる標茶温泉の味辛園。
入浴しているのはぬる湯、奥に見えるのは45度近いあつ湯。
このあつ湯のヌルヌル加減は、今のところ1番❣️
モール臭は強めだが、味は出がらしのお番茶みたいで薄め。 pic.twitter.com/TcZP3ruOsm— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
◆摩周湖温泉 ペンションBIRAO 日帰り入浴 宿詳細
摩周湖周辺でかけ流しで立ち寄れる温泉はここくらいしか見当たらなかったので立ち寄ってみました。
撮影NGと言われたのですが、SNS拡散がNGということで写真はまた後で。なぜかなと思ったら、その後リフォームしたので、古い写真が残るのはまずかったみたいです。
摩周湖からすぐの温泉付ペンションBIRAOビラオ。口コミ評価が高い(料理が特に)のでお風呂はどんなのか気になって立ち寄り。
無色透明無味無臭の単純泉なのにトロっトロで驚いた!pHはそれほどでもなく、重曹でもなく、メタケイ酸も100くらいなのに何故なのか。いい湯でした♨️ pic.twitter.com/qc2S6aoePZ— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
◆釧路市入り
阿寒湖があるのはなんと釧路市。市街地から遠いので意外でした。
同じ道東でも温度差が激しすぎて・・・。阿寒湖で服を買おうとしたら、ブランドの登山ウエアしかなく、我慢・・・。札幌の方から来た観光客は半そで半ズボンも多かった^^
知床30度、羅臼20度、釧路12度と順調に気温が下がってきているが、持ってきた長袖が雨がっぱしかない😂
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
車がビュンビュン走っているそこら辺の道路脇で草を食べる鹿。雑草除去に駆り出されたのか?
ムシャムシャと草を食べる鹿🦌
声をかけても無反応だけど、車のエンジン音には反応する。人に慣れ過ぎ⁉️釧路市の道路脇にて pic.twitter.com/rl4GoCEvOm
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 11, 2020
◆阿寒湖温泉 阿寒湖トレーニングセンター 日帰り入浴
市営のトレーニングセンターの奥にある日帰り温泉。
他の阿寒湖は無色透明か薄いウーロン茶色が多い中、ここは見た目が他と違う
阿寒湖温泉は無色透明だけではない⁉️
黄褐色で赤サビのような湯花が舞う熱めの湯♨️
阿寒湖トレーニングセンター内にある内湯だけの温泉施設。一般人も利用OK、大人260円。
プールがあったけど休みだった。
ここもなかなかマニアック❣️ pic.twitter.com/5e0V7umcYH— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
◆阿寒湖温泉 阿寒湖バスセンター 日帰り入浴
阿寒湖の玄関口、バスセンターの建物内にある温泉です。
実は宿泊施設になっていて(おそらく、長距離バスドライバー用)、温泉も付いているのですが、一般客も日帰り入浴できます。
阿寒湖バスセンターの中にある温泉。バス運転手のための宿泊施設なのか、日中と夜間それぞれ宿泊料金1,500円と書いてあった。
設備は古い。お湯は熱め♨️
観光ホテルとは一味違う❗️。掛け流し。 pic.twitter.com/TT2t8Vwlh5— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
◆阿寒湖温泉 東邦館 日帰り入浴 宿詳細
大型観光ホテルの多い阿寒湖温泉の中では数少ない源泉かけ流しのある宿。日帰り入浴ができるので寄ってみました。
共同浴場のような渋い湯船。
阿寒湖では貴重な掛け流し。阿寒湖温泉 東邦館 pic.twitter.com/ptf13M3RNC
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
◆阿寒湖温泉 あかん湖ウィング鶴我 宿泊
本当は、雌阿寒岳の麓にある「野中温泉」に泊りたかったのだけど、登山シーズンで満室ということでここにしました。
あまり調べずに泊ったところ、北海道でも有数のリゾートホテルグループの経営するホテルで、ゴージャスな雰囲気でバイキングも美味しかったです。
隣の姉妹館のお風呂も自由に行き来できて、そちらのお風呂が絶景&かけ流しだったので、予想外に満喫できました。
野湯や素朴な温泉が続いた後はこんな贅沢なリゾートホテルも良いものです。
1泊くらい豪華なバイキングが食べたいとやってきた鶴我グループの宿。
インテリアや美術品がバブリーなんだけど、デザイン性が良くて気に入りました🤩
サービスも最高です🥳
阿寒湖を見ながら入れる露天は眺めももちろんだけど、意外と泉質が良い😎あかん湖鶴我ウィングス pic.twitter.com/cihNkCRDlW
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
あかん湖鶴我ウィングスの夕朝食バイキング🥞
夜は牛ステーキ、朝はエッグベネディクトのライブキッチン🍴
コロナのため普段より品数は減らしているかな?でも、個人的にはオードブル系が美味しくて大満足❣️
朝晩、会場入りする前に検温があり、飲み物は全て紙コップ等、コロナ対策は厳重。 pic.twitter.com/KVt37UC9KQ— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 13, 2020
ホテルの近くにあるアイヌのイベントに行った帰りに通り沿いのお店で
店の入り口をふさぐ団子三兄弟
🍡🐈🍡 pic.twitter.com/Pasof9UroS— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 13, 2020
【5日目】雌阿寒温泉~摩周湖~屈斜路湖
◆雌阿寒温泉 山の宿 野中温泉 日帰り入浴
女満別空港を拠点に巡るにはかなり遠回りなのですが、泊まり損ねた「野中温泉」に翌朝日帰りで立ち寄りました。
道東エリアでもしかしたら一番好きかもしれない温泉で、100キロ圏内に行ったら素通りできないくらいの名泉です。
透明な硫黄泉なのですが、見ていて爽快感のあるドバドバ具合。
前回、来た時に影も形も見えなかった看板犬と看板猫
犬はゴールデンの老犬、猫は3匹いるみたい。
ドバドバの掛け流し❗️クラクラする硫化水素ガス臭とアブラ臭❣️
脱衣所に置いておいたマスクが帰りのドライブ中も3時間くらい石油ストーブ臭かった😆
5年ぶりの訪問だけど、アブラ臭がキツくなって、前とは別の温泉みたいだった🤔
泊まりたかったけど満室😭足寄町 山の宿 野中温泉 pic.twitter.com/vXbvyyP36B
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
猫に会えた。
犬は声だけ🐕山の宿 野中温泉 pic.twitter.com/9k0iwBR5pa
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
◆野中温泉 本館 偵察
山の宿 野中温泉の隣にある本館。実はこちらの内湯の方が若干硫化水素ガスが多くて、トリップしそうな濃さで好きでした。しばらく休業中とは聞いていましたが、今後もやる予定はなさそうということで残念。
お隣の内湯もドバドバでガス臭がすごくて好きだったのですが、噂通りやってなかったです。
今後も開ける予定はないんじゃないかな?と。でも、理由は分からないそうです。
足寄町 野中温泉 本館 pic.twitter.com/48yh3al52U— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 12, 2020
◆道の駅 摩周温泉
「摩周温泉」という名前がありつつ、温泉はない道の駅。
道の駅摩周温泉でエゾシカバーガーと北あかりのポテトを食べた。エゾシカバーガーは割とメジャーだけど、ここのはコッテリ系のデミグラスと合わせてあって美味しい😋
湧水汲み場と足湯もある。
名前から日帰り温泉があると勘違いする人続出⁉️ pic.twitter.com/pWOhx9bpxd— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 13, 2020
◆某山の中腹にある野湯
立入禁止の場所なので詳細は控えますが、よくぞこんなところにという場所に濃厚な硫黄泉と絶景が広がる小さなお風呂があります。
以前は近くまで車で上がれたのですが、私有地のため入口から立入禁止になったので、歩いていくしかないです。GPSがあれば、迷わず行けると思います(目的地を入力せずに、現地でiPhoneでgoogleマップを開くと勝手にGPSが作動するので、目的地に向かって歩けば分かるという感じです)。
ただ、ヒグマがいるので、天気の良い日に、明るいうちに。。。
(実際にフンが落ちていたし、動物がいそうな雰囲気ありあり。)
◆屈斜路湖 池の湯 露天風呂 日帰り入浴
野湯の集まる屈斜路湖の中でも比較的入りやすい露天風呂。といっても、衛生状態は野湯なので、一般人はほとんど入らないかもしれない。
前回冬に行った時には激アツ&藻が多すぎて入れなかったが、今回は藻は控えめというか、満遍なく緑色、40度弱のぬる湯で入れた🙆♀️
屈斜路湖 池の湯 露天風呂 pic.twitter.com/PqL9ohWGNS
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 13, 2020
◆屈斜路湖 赤湯 偵察
地図にあるので行ってみたけれど、とても入れる状態にはない。
池の湯から50mくらい北側にある赤湯。しばらく前から入れないと書いてあったが、やはり無理な状態。
載せようか迷ったけど、閲覧注意な画像。 pic.twitter.com/J138OGCidD— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 13, 2020
◆川湯温泉 公衆浴場 日帰り入浴
冬に続き、2度目の訪問です。
混む時はほんとに人が多いですが、隙間時間に独泉できればコスパは最強の公衆浴場です。
強酸性泉の酸っぱいレモン味。皮膚がヒリヒリするので真湯の上がり湯がある。
温泉は42度、上がり湯は35度とこの日は温かった。
レトロな銭湯のようで佇まいもgood👍石鹸を使うと溶けて手が脂でベトベトになるのでボディソープが必要。
川湯温泉 川湯公衆浴場 pic.twitter.com/I1qou8gl7k
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 15, 2020
◆川湯温泉 川湯パークウェイ宿泊 宿詳細
ツイートは残っていませんが、温泉街よりも駅に近い1軒だけ離れた場所にある川湯温泉の宿。
酸性泉ではなく無色透明の重曹泉。
1万円で料理はてんこ盛りなのでおひとり様旅行にはコスパが良いです。
【6日目】北見市周辺のぬるぬる湯めぐり
川湯から北見方面に向かう途中で小腹が空いたので立ち寄り。
◆ひがしもこと 乳酪館 公式
ソフトクリームはバター飴を思い出す濃厚さ。カマンベールソフトクリームなんていうのもある。
ひがしもこと 乳酪館 pic.twitter.com/XZNlc0Sfpd
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 13, 2020
◆瀬戸瀬温泉 セトセ温泉ホテル 日帰り入浴
冬季閉鎖になる道路のすぐ手前にある一軒宿。
途中で立ち寄るには遠回りなのだけれど、冬に行ったときに入れなかったのでもう一度訪問。
ホテルとは名ばかりの湯治宿だけれど、お風呂の雰囲気がとても良い!
温泉自体は無色透明でちょっと石膏臭のするさっぱりとしたお湯です。
ここのお風呂は本当にかっこいい❗️ブルーの色にも癒される。
前回、雪道を飛ばして行ったのに時間前に終わっていたのでリベンジ。遠軽町 瀬戸瀬温泉 pic.twitter.com/4AJ44qd6Iz
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 13, 2020
◆塩別つるつる温泉 日帰り入浴 宿詳細
北見市界隈は無色透明のぬるぬるつるつる温泉が多いのですが、それを名前で表現したわかりやすい宿がここ。
公共の宿のような雰囲気。宿泊もできますが、日帰り客も多い施設です。
夕方で写りが暗いけれど、ニュルニュルの浴感がクセになる露天風呂♨️
北見市 塩別つるつる温泉 pic.twitter.com/css1GRrpVt
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 15, 2020
◆温根湯温泉 大江本家 宿泊 宿詳細
北見市周辺で源泉かけ流しでネットで検索して一人でも泊まれる口コミの良いところという条件で出てきたのが「大江本家」です。
家族連れだったらいいと思いますが、個性的な宿が多い道東エリアの中では、ちょっと没個性的でした。
今回泊まった中では最も大きなホテル
北見市 温根湯温泉 大江本家 pic.twitter.com/jQUlDqAi2a
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 14, 2020
露天風呂からの眺め
北見市 温根湯温泉 大江本家 pic.twitter.com/PwzZ4fVRXM
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 14, 2020
【7日目】
◆滝の湯温泉 一羽のすずめ(旧寿苑) 日帰り入浴 公式
女将さんが猟銃打ちでジビエ料理を出してくれます。
手に脂を塗ったかと思うくらい超ぬるぬる湯。
石鹸で体を洗った後、このお湯で流すといつまでたってもぬるぬるが消えず、洗い流せていないと錯覚する。
顔を洗うと超つるつる、しっとりに🥰北見市 湯治温泉 寿荘 pic.twitter.com/ak4KvBu5ea
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 14, 2020
◆北見温泉 ポンユ三光荘 日帰り入浴 宿詳細
素朴で昭和の香りのする宿。
清涼感のあるお湯は超ぬるぬる
38度と42度の2源泉を使用♨️
ここも超ヌルヌル。pH9.6の強アルカリ性。単純泉だけど微卵臭あり、苦味あり。撮禁につき許可済
北見市 北見温泉 ポンユ三光荘 pic.twitter.com/CQmJTxJvbk
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 15, 2020
◆原生亭温泉 日帰り入浴
女満別空港の方に戻って、ぬるぬるモール泉で鄙び系の個性的な温泉に立ち寄り。
湯舟の中が泡だらけで、前にいた人がシャンプーを入れたのか!と勘違いするほど。
でも、北海道や東北のモール泉ってこのくらい泡立っていることが多いんですよね。
飛行機の時間を気にしながら、前回寄れなかった名湯に車を飛ばす。
モール臭を通り越して薬湯のような濃厚で豊潤な香り。ぬるぬる度は今回1番かもしれない😵
43度強で熱め♨️
pHは8.2、炭酸水素イオン820mg、メタケイ酸211mgとぬるぬる要素が多い。小清水町 原生亭温泉 pic.twitter.com/U8iaJ0IeZf
— 秘湯宿.com (@hito_yado) September 15, 2020
◆女満別空港から羽田空港へ
北海道以外でも買えそうな北海道の有名土産を二つ買って帰路につきました。
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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