道後温泉 別館 飛鳥乃湯 日帰り入浴 ★★★+

夜の別館飛鳥乃湯泉

愛媛県松山市にある2017年12月にオープンした道後温泉「別館 飛鳥乃湯泉」の特別浴室&一般浴室入浴レポートです。

最終更新日 2018/3/18 訪問日 2018/2月上旬

【道後温泉 別館 飛鳥乃湯泉】基本情報

どうごおんせん べっかん あすかのゆ

住所:〒790-0842 愛媛県松山市 道後湯之町19番22号
TEL:089-932-1126
公式サイト

【宿泊料金】

なし 日帰り入浴専門

口コミ評価:google 3.6点/5.0点

【飛鳥乃湯泉はこんな温泉です】

◆飛鳥時代をイメージしたインテリアで統一された観光客向けの公衆浴場
◆まだツアー客も少ないので今のうちが狙い目
◆皇室専用浴室を再現した特別浴室を一般利用できる
◆大浴場ではプロジェクションマッピングのイベントも


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【目次】

 

【2017年12月にオープンした道後温泉の新しいシンボル “別館 飛鳥乃湯泉”とは?】

夜の別館飛鳥乃湯泉

「別館 飛鳥乃湯泉」は、2017年12月26日にグランドオープンした道後温泉3つ目の公衆浴場です(先駆けて9月26日から入浴の営業は行われていました)。

この「飛鳥乃湯泉」は聖徳太子が来浴したという伝説を元に、飛鳥時代の建築様式、愛媛の伝統工芸のアートを取り入れた主に観光客向けの日帰り入浴施設です。

「道後温泉本館」と同様、一般浴室に入浴するだけのプランと、大広間又は個室休憩室でお茶とお茶菓子がいただけるプランもあります。

 

【別館飛鳥乃湯の目玉は皇室専用浴室を再現した”特別浴室” 気になる利用方法は?】

でも、何といっても「飛鳥乃湯泉」の目玉は家族湯がついている特別浴室です!

特別浴室1の浴槽

「飛鳥乃湯泉」にある特別浴室は、道後本館にある日本で唯一の皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」を再現した個室付の貸切風呂です。2つある特別室の浴槽は同じデザインですが、特別室1は「又新殿」を忠実に再現したシンプルな造り、特別室2は浴室入口のすだれと天井画が描かれた華やかな造りになっています。

特別浴室2の天井画

道後本館にあるは昭和25年に昭和天皇が来館、最後に入浴されたのは秋篠宮殿下だそうで、皇族の方々が実際に湯浴みされたのは10回程度なのだとか。もったいない(>_<)

その本館にある本物の又新殿は見学できるのみ。同じデザインのお風呂に入浴できるとなったら行くしかありませんね\(^o^)/

道後温泉本館はツアー客と重なると湯船の中がイモ洗い状態、休憩室利用も予約ができずに行列ができるなんてことも多いようですが、この特別浴室ならば事前予約もOK、お一人様から貸切OKで90分間ゆっくりできます。しかも、湯上り後にお茶とお茶菓子を運んで来てもらえる超VIP待遇(^^♪

特別浴室は1組ずつお湯を入れ替えて準備しているので、1日8組しか利用できず、そういう意味でもレアな体験ができるお風呂です。

開始・終了時間も厳密に区切りがあるわけではなく、先客が入ってから次の予定が埋って行くという具合です。

金額は1室2,000円+1人あたり1,650円。

特別浴室には洗い場がありませんが、時間内であれば一般の大浴場の料金(大人600円)も込になっており、こちらはシャンプー・ボディーソープも完備されています。道後観光の記念と考えればそれほど高くはないと思います。

 

特別浴室の予約は3か月前から受け付けています。

当日は予約時間の1時間前になると確認の電話がかかってきますが、その時に電話に出られないとキャンセルされてしまいます。

道後本館の方に入浴していて携帯が手元にない・・・なんてことのないように、直前の観光計画も立てておくことだけ注意が必要です。

特別浴室 電話予約 3か月前から予約可
TEL:089-932-1126(道後温泉コンソーシアム) 7:00~23:00受付

 

【別館 飛鳥乃湯泉 日帰り入浴 営業時間&料金】

*利用はすべて1回90分以内

◆一般浴室 (入浴のみ、2階立入不可)
7:00~22:30札止め(23:00閉館) 大人600円 小人300円

◆2階大広間 (入浴+貸浴衣+広間休憩+お茶・お菓子)
7:00~21:00札止め(22:00閉館) 大人1,250円 小人620円

◆2階個室 (入浴+貸浴衣&タオル+個室休憩+お茶・お菓子)
7:00~21:00札止め(22:00閉館) 大人1,650円 小人820円

◆2階特別室(入浴+家族風呂+貸浴衣&タオル・湯帳+個室休憩+お茶・お菓子)
7:00~20:40札止め(22:00閉館) *事前予約推奨
1組2,000円 + 大人1,650円 小人820円/人

定休日:無休(12月に1日だけ清掃&メンテナンス日あり)

 

【道後温泉 別館 飛鳥乃湯泉への道のり+駐車場情報】

「飛鳥乃湯泉」は、「道後温泉駅」から徒歩4~5分、「道後温泉本館」から徒歩2~3分です。

 

◆「別館 飛鳥乃湯泉」を利用する場合の駐車場

公衆浴場には駐車場が併設されていませんが、「道後温泉本館」南側の小高い丘の上に「道後温泉駐車場」(徒歩3分)が、北側の少し離れた場所に「道後温泉祝谷東町駐車場」(徒歩5分)の2箇所の市営の有料駐車場があります。

いずれも30分100円で、道後温泉の3つある公衆浴場を利用すると最初の1時間は無料になります。

  • 「道後温泉駐車場」は各公衆浴場館内にある”機械に駐車券を通すと”最初の1時間は無料になります。
  • 「道後温泉祝谷東町駐車場」は”機械に通さずとも”各公衆浴場を利用すれば最初の1時間は無料になります。

忘れないように、入館したらすぐに機械を探しましょう。

*「飛鳥乃湯泉」の通り沿いの少し先には三井のリパーク(30分200円)もあります。台数少な目、提携なし。

⇒「道後温泉」へのアクセス詳細・駐車場地図&宿泊予約はこちらのページへ

温泉街のシンボル。純和風木造建築3階建の「道後本館」。

当初の予定よりも大幅に遅れましたが、2019年1月から耐震工事に入ります。工事中も入浴はできますよ。

「道後本館」の向かいにあるアーケード街、通称「道後はいから通り」。

このアーケードを抜けてすぐ右側に「飛鳥乃湯泉」と「椿の湯」が連なって建っています。「椿の湯」も2017年12月下旬にリニューアルオープンしたばかりです。

 

【別館 飛鳥乃湯泉の建物~なぜに飛鳥時代なのか?】

「道後はいから通り」を出て右手に見える土蔵造りのような二階建て白い建物。

正面は「椿の森」と呼ばれる中庭、その奥は「椿の湯」の浴室、右は「椿の湯」の入口、左に「飛鳥乃湯泉」があり中庭を囲むように回廊でつながっています。

「椿の森」だけでなく、道後温泉の周辺の街路樹には椿が植えられ、飛鳥乃湯泉と道後温泉本館の霊の湯には資生堂の「TSUBAKI」のシャンプーが置いてあります。なぜここまで椿にこだわるのかというと、椿が咲く季節に聖徳太子が訪問し、温泉の恵みを讃えたからなのですね。

よく見ると広場の中央の地面が濡れていますが、時間が来るとちょっとした噴水ショーが始まりますよ。

噴水の演出時間は、10:00~15:00まで毎時00分~05分までの5分間。

石のタイルの中に仕込まれた数カ所の穴から3mほどお湯が吹き上がって宙を舞うのですが、それほど派手なものではありません^^

「椿の庭」に架かる「つばきばし」と聖徳太子の石碑。石碑は漢文で書かれていて、案内板にはその要約が記載されています。

法興6年(596年)10月に道後温泉を訪問した聖徳太子が高麗の僧・恵慈と大和の豪族・葛城臣を従え、伊予の温泉に遊んだときに、太子は霊妙な温泉に深く感動し、漢文体の文章をつくり、湯のかたわらに建てられたと言われています。~案内板より

道後温泉というか、松山の有名人というと、夏目漱石の坊ちゃんに正岡子規、坂の上の雲に登場する秋山兄弟と明治時代の人物が観光名所とかかわりが深いため、飛鳥時代と聞いてもあまりピンと来ないですが、このような歴史を知るとなるほどと納得できますね。

椿の中庭の前には源泉が流れる「湯川」があります。源泉温度は47度なので、冬場は湯気が上がっていました。

建物の前にこれだけ広いスペースがあるので、足湯にしても良かったのにと思いましたが、すでに駅前の方にあるので、ここはオブジェだけにしたのかもしれません。

 

【道後温泉 別館 飛鳥乃湯泉 館内 ロビーと受付】

それでは館内へ。

飛鳥時代をイメージした建物だと知らなければ、中華街にある高級店のような外観です^^

夜の方が雰囲気が出ていて素敵ですね。

屋根の上にある赤いギヤマンガラスと白鷺の飾りは「道後温泉本館」と同じコンセプトです。

ここでもなぜ「白鷺」なのかという疑問が生じますが、太古の昔、けがをした白鷺が岩場から染み出る温泉に浸かって傷を癒していたというのが道後温泉の開湯物語だからなのです(白鷺伝説)。

「飛鳥乃湯の入口」

受付でお金を払ってから中でチケットを提示します。

「飛鳥乃湯泉」のコースとお値段、営業時間

入浴だけなら大人600円ですが、2階各室への立ち入りはできません。

今のところ、「飛鳥乃湯泉」では浴室と脱衣所以外は撮影OKなので、特別浴室でなくとも2階の休憩室を利用した方が記念写真も撮れるのでおススメです。

特別浴室の入浴券(1組分)と1人分の入浴券。2階に出入りするためのパスになります。

受付を済ませると、スタッフが特別浴室まで案内してくれます。

受付では靴ロッカーの鍵と交換で一般浴室にある脱衣所ロッカーの鍵も渡されます。

「飛鳥乃湯泉」のロビー。

一般浴室は1階にあります。左の水色の暖簾が男湯、右のピンクの暖簾が女湯入口です。一般浴室の紹介はのちほど。

ロビー奥から。四角い木の枠は一般浴室利用者用の湯上りスペースになっています。

2階の休憩室以外では飲食物の提供はなく、持込もできません。

ロビーの正面には「水流香」という書が見えますが、和紙に墨で書いてあるのかと思ったら、書を再現したオブジェでした。

近くで見ると分かります。書は「紫舟」さん(日本人の女性です)。

写真を撮っていると、これは何々で・・・と、いつの間にか後ろにいるスタッフの囁きが聞こえてきて、宣伝に余念がない感じです。

ブログを書いている者にとってはとてもありがたいおもてなしです(^^♪

特別室、休憩込の利用者はエレベーターで2階へ案内されます。

階段もあります。

壁にあるうずまき模様は「湯玉」と呼ばれ、道後温泉のシンボルになっています。

源泉の場所を示すマークなのだとか。この階段の「湯玉」は、重要文化財の修復に欠かせない「和釘」の技法。

桟橋の柱の上に乗っている玉のような形。温泉街のあちこちで見かけますが、こんなバッグも売っています。

二階に上がると正面に大広間、右奥に5つの個室、左奥に特別浴室があります。

入浴だけの利用者は2階に入れないので、休憩利用又は特別浴室のチケットを持っているかここでチェックされます。といっても、お客さんが少ないので、はじめに顔を覚えてもらって後は素通りでしたが・・・。

大広間の紹介はのちほど。

 

【別館 飛鳥乃湯泉 特別浴室1 入浴レポ】

通路を奥に進むと特別浴室の入口「御成門」があります。

仰々しい演出ですが、本館の方もこうなっているのでしょうか。時間がなくて見ていませんが。

御成門の扉を開けると右に「特別浴室1」、左に「特別浴室2」の入口があります。

 

今回は予約の際におおよその希望の日時を告げたところ、空いているのは「特別浴室1」だけでしたのでこちらを利用しました。

でも、まだ隣りのお客さんが来るまで時間があるというので、「特別浴室2」も見学させてもらいました。

最近はどこもかしこも撮影禁止の場所が多いですが、お願いしたわけでもないのに嬉しい対応でした。宣伝に力を入れていますね~

しかも、利用は90分のはずでしたが、後の予約がないので少しゆっくりしても大丈夫ですよ、と言われてしまいました。

一通り案内を受けた後は鍵をもらって出入りします。トイレは2階の廊下にあるので・・・。

 

【実際に入浴した 別館 飛鳥乃湯泉 “特別浴室1”】

「特別浴室1」は、皇室専用の又新殿を忠実に再現しています。

入口から見た個室。8畳間にテーブル、鏡台、衣文掛け。

浴室側から。和洋折衷のシャンデリアとフロアスタンド。

個室の角から。

左が入口、正面奥が浴室です。襖は銀箔が貼ってあるのか、渋く光っています。

部屋には浴衣、フェイスタオル、バスタオル、入浴用の「湯帳」という湯浴み着が置いてあります。

浴衣は使用しなかったので広げていませんが、BEAMSプロデュースだそうです。

「湯帳(ゆちょう/ゆかたびら)」は一定の高貴な身分の人が入浴の際に身につ付けていたもので浴衣の原型になったものです。

こちらの製品は「帝人」が開発したそうです。素材は高機能ポリエステルで極薄ジャージーのような肌触りです。水に濡れても肌に貼りつかず、重くならないようにできています。

「湯帳」に着替えてお風呂へ。

引き戸を開けると畳2畳分のスペースから階段を4段降りたところに深い浴槽があります。

正面から見ると天井が高い造りになっています。すごく深く見えますが、お湯の水位は普通のお風呂と変わりません。

浴槽はブラタモリでおなじみの「花崗岩」(の中の高級品)でできています。

どうでもいいですが、ブラタモリは有名温泉地のロケが多いですね(別府・道後・有馬etc・・・)。

湯帳を身に着けて入浴中の図。一家族入れる広さがあります。これが本当の家族風呂。旅館にあるのは1人サイズの所が多いですからね。

男女混合のグループで利用する場合、この湯帳があるのはかえって便利かもと思いました。

湯口からは新鮮なお湯。源泉は「道後温泉本館」と同じものです。

加水、加温なしの源泉かけ流し100%です。ただし、条例により塩素系薬剤を使用しているので少々カルキ臭がします。

道後温泉では塩素を入れても湯質に影響はないという張り紙を見かけますが、説明する職員の方も温泉マニアの質問にうんざりしているかもしれません(^_^;)

 

泉質は単純泉ですが、成分比では「ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉」の順(成分総計262.3mg/kg)となっています。

つるり、さらりとした浴感で、別府の「竹瓦温泉」を少しさっぱりさせてちょうど良い湯加減にした感じです。成分総計は竹瓦温泉の方がナトリウムが多いため3~4倍近くありますが。

「道後温泉 第1分湯場」泉温47.7度 (使用市42度)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)pH9.1

湯釜には飛鳥時代の童子?

かけ流しですが、オーバーフローはせず、吸い込み口があります。

9月の営業開始から4か月ちょっとですが、すでにタイルが所々変色していて、温泉の威力を感じます。

入口の洗い場に相当する部分には、胸の高さの位置にかかり湯&上がり湯用のカランがあります。

ボタンを押すとお湯が出てきて、自動的に止まります。

桧の桶と腰掛けは置いてありますが、せっけん・シャンプーはなく、体も洗ってはいけません。

 

【見学だけした 別館 飛鳥乃湯泉 “特別浴室2″】

入浴前に見せていただいた「特別浴室2」です。

個室の広さは同じ、家具の配置が少し違うだけです。

「特別浴室1」と違うところは浴室入口の襖にすだれと、浴室の天井画の2点がアレンジされていることです。

オレンジ色のすだれは「伊予簀(いよす)」という伝統工芸品を使用した「御簾(みす)」です。

「伊予簀」は、紙漉きに用いる道具で、通常のすだれよりも目が細かく繊細にできています。

それと冒頭でご紹介した天井画があることですね。こちらは京友禅の作家によるものです。

「特別浴室2」は、より華やかな印象でした。

 

【別館 飛鳥乃湯泉 特別浴室 お茶とお菓子のおもてなし】

入浴を終えたら、部屋にあるインターホンでお茶とお菓子をお願いできます。

特別浴室のお茶請けは道後の「夢菓子噺」の2種類から選べます。

ピンクは「椿の形×柚子餡」、白は「シロサギの形×緑茶餡」が入った一口サイズ和菓子です。

お茶は椿の絵が入った湯のみ、背の高い独特な形をした塗の茶托 。高級感があります。

「夢菓子噺」は、はいから通りにある「一六本舗」の銘菓です。

 

【別館 飛鳥乃湯泉 一般浴室 入浴レポ】

特別浴室は一般浴室も料金も込々なので、90分以内であれば大浴場も利用できます。

1階右側にある女湯入口。暖簾は愛媛の伝統工芸品「伊予かすり」。

 

*脱衣所&浴室の写真は道後温泉提供

ここでも「湯玉」マークが登場。

脱衣所内は50以上のロッカー、洗面台と無料ドライヤーあり。

あらかじめ受付で受け取った番号のロッカーを探します。帰りは靴箱の鍵と交換になるので、ロッカーに鍵を指したままにしないでくださいと書いてあります。

脱衣所側から見た女性用内湯。

浴室面積は「道後温泉本館」の1階「神の湯」の3倍くらいあります。

浴槽は12~15人サイズでやや小さいくらいでしょうか。

タイル壁画は愛媛の伝統工芸「砥部焼」。

右側のタイル画の裏側はすべてシャワー台、シャンプー&リンスは資生堂の「ツバキ」シリーズです。ボディーソープも資生堂の者が置いてありました。

湯釜とタイル壁画。女湯は愛媛の海側、しまなみ海道とシロサギの画でしょうか。

実はこの内湯は1日に数回、プロジェクションマッピングが上映されています。「額田王」の和歌も登場します。

7:30~22:30までの30分おきに約3分間上映。

男性用の内湯は山側(石鎚山?)が描かれていますが、お風呂の大きさは同じようです。

こちらは女湯の露天風呂。壁のデコボコは「媛ひのきデコラパネル」という工芸作品。

 

露天風呂とはいっても、庭園の上から陽が少し射し込み、少々外気が入って来るだけで外の景色は全く見えません^^

露天風呂は内湯よりも2回り小さく、6人サイズ。

一般浴室は1階にあるからか、特別浴室に比べると少し勢いを感じました。「飛鳥乃湯泉」自体まだ利用者も少ないからか、イモ洗い状態の時の「道後温泉本館」に比べると格段に良かったです。

特別浴室で慣れたからか、カルキ臭はもはや気にならなくなりました。

 

【別館 飛鳥乃湯泉 大広間休憩室】

今回は利用しませんでしたが、見学できるというので大広間の休憩室も見てきました。

座布団と浴衣入れが整然と並ぶ大広間。本館にある2階の大広間の倍くらいあります。

1時間30分滞在していましたが、平日の昼間だったからかお客さんは見かけませんでした。空いていていいですよ。

奥の床の間には「新道後温泉界隈絵図」(道後温泉提供)

下に飾られている行燈は「伊予竹細工」。

お土産コーナーでは「飛鳥乃湯泉」の文字とシロサギのイラストが入った厚手の今治タオルも売っていました。

フェイスタオル600円、バスタオル2,000円。

おもてなしのお茶&お菓子の他にもドリンク販売があります。

お値段も自販機の料金とほぼ同じ。

2階大広間から見た広場の眺め。

テラスにあるランプシェードは延喜式にも登場するという「大洲和紙」を使用。

 

【別館 飛鳥乃湯泉 デザインの異なる5つの個室】

個室の方は利用者もいたので内部は見ていませんが、愛媛の伝統工芸アートを施した個性的なインテリアになっています。

「白鷺の間」

きらきら光って見えますが、金色の背景に「伊予水引」細工のカーテンが吊るされているようです。

「玉之石の間」

大国主命と少彦名命を描いた「筒描染」。

二神が道後温泉を訪れた際、病気になった少彦名命がお湯に浸かったら元気になり、喜びで玉の上で舞ったという「玉の石伝説」に基づいています。

「行官の間」

白鷺と椿の赤をイメージした「桜井漆器」と特別浴室2でも登場した「伊予簀(いよす)」。

「椿の間」

椿の花を「今治タオル」で表現。ビロードの緞帳のようです。

「湯桁の間」

源氏物語に登場する道後温泉の「伊予の湯桁」を表現した「西条だんじり彫刻」。

 

個室は事前予約できませんが、来館時に空いていれば好きな部屋を選べるそうです。

パッと見のデザインで好みの部屋を選ぶも良し、由来を知って選ぶも良しです。

 

【道後温泉 別館 飛鳥乃湯泉の感想】

「飛鳥乃湯泉」は新しくて綺麗で、サービスが最高に良かったです!

道後温泉に初めて来る観光客にとって愛媛県の印象が良くなる施設なのではないかと思いました。2階を利用していると特にそう感じましたが、愛媛の玄関口であることを意識しておもてなしに徹しようという姿勢がうかがえました。

道後温泉本館のような重みと渋さはありませんが、コンセプトを理解すると歴史も勉強できて面白さも味わえると思います。

 

今回は、特別浴室が目的だったので希望の日時に予約できたことにまず満足しました。

最初は金額が高いかなと思いましたが、高級旅館に来たような気分を味わえたので、値段分の価値は十分ありました。

一般浴室も空いていたので、ゆったり利用できて良かったです。

 

90分もあると時間を持て余して昼寝までできてしまいそうでしたが、一般浴室にも入り、館内を見て回るには意外と忙しかったです。

 

泉質 ★★★★4.1

お風呂の雰囲気 ★★★★4.2

清潔感 ★★★★4.6

接客サービス ★★★★4.7

 

【道後温泉本館・椿の湯 vs 飛鳥乃湯泉との違いは?】

道後温泉街にある3つの公衆浴場のプラス面とマイナス面をまとめています。

◆道後温泉本館

プラス

  • 通りかかると写真を何枚も撮りたくなるほど味がある建物
  • 館内にいるだけで歴史を感じられる
  • 坊ちゃんの間や皇室専用浴室等内部の見学(有料)も見もの。
  • 1階「神の湯」入浴のみのプラン、+2階「神の湯」+休憩(大広間)、「霊の湯」+休憩(2階大広間又は3階個室)+お茶&お菓子が出るプランから選べて、料金も手頃(ただし、利用時間は少し短い)。

マイナス

  • 1階「神の湯」の洗い場には石鹸、シャンプーは置いていない(自販機で購入可)。
  • ドライヤーは有料(30円)、台数も少なく混んでいるので利用しにくい。
  • 空いていることの方が少ないので、お湯の状態が良くない場合も。狙うなら朝一で。
  • 休憩室も事前予約ができないので行列になる可能性がある。
  • 浴室はともかく原則として館内撮影禁止なのは痛い。

 

◆椿の湯

プラス

  • 2017年末にリニューアルされたばかりなので綺麗。
  • 湯舟が大きく洗い場も広い。
  • 地元民の銭湯となっていて本館に比べると比較的空いている、お湯の状態が良い。
  • 料金が安い。
  • 休憩用のベンチに自販機・テレビあり。

マイナス

  • 洗い場には石鹸、シャンプーはない(自販機で購入可)。
  • ドライヤーは有料(30円)。
  • 入浴だけのプランしかない。

 

◆飛鳥乃湯泉

プラス

  • 新しくて綺麗
  • 洗い場にはシャンプー・リンス&ボディーソープも完備、ドライヤーも無料。
  • 2階の休憩(広間又は個室)利用で+お茶&お菓子が出るプランから選べる。
  • プロジェクションマッピングを見ながら入浴できて観光気分を味わえる。
  • 今のところ混雑することも少なくお湯の状態も良い。
  • ココだけにしかない特別浴室を体験できる。
  • 今のところ浴室と脱衣所以外は撮影OK。

マイナス

  • 観光客のためのスーパー銭湯のようでやや風情に欠ける。
  • 露天風呂といっても屋外にあるわけではなく期待を裏切られるかも。
  • スーパー銭湯と同じレベルの施設だと期待するとサウナや水風呂がなく不満に思う人も。
  • 休憩付(大広間・個室)はやや料金が高めだが、本館のように別のお風呂を利用できるわけではない(その分利用時間はやや長い)。

 

◆どこを優先すべきか?管理人のおすすめ

道後温泉初訪問で1か所しか利用する時間がないならば断然、「道後温泉本館」になると思います。たとえイモ洗い状態に当たったとしても、他にはない風情があり、道後に来た甲斐があると感じられる場所だからです。

お湯を堪能したい場合には、「道後温泉本館」に朝一入るのが良いと思います。風情に泉質が加わったら「道後本館」が最強でしょう。次点で、朝早くに「椿の湯」に出かけるのが良いかと。朝一の本館には入りませんでしたが、早朝の「椿の湯」でも十分なコンディションで、湯船の広さも気に入りました。

ガヤガヤした所はイヤ、手ぶらでOK、洗い場が充実している方が良ければ、「飛鳥乃湯泉」が便利だと思います。

新し物好き&写真も撮りたいならば、「飛鳥乃湯泉」の休憩室利用又は特別浴室がおススメです。

 

道後温泉に1泊して3つ制覇するとなると、到着日は空いているうちに「飛鳥乃湯泉」の休憩付プランを利用し、「椿の湯」にさくっと入り、翌朝は6時前に「道後温泉本館」に走るということになるでしょうか。結構忙しいですね^^

良い旅館(高い宿)に泊まると宿のお風呂でゆっくりする時間が無くなって後悔しそうなので、外湯巡りに重点を置くならば、食事の時間に拘束されない素泊まりか、温泉なしの宿でもいいかもしれません。道後温泉に2泊できるならば湯巡りを堪能できます。

道後温泉の公衆浴場には駐車場がついておらず、公衆浴場⇔宿を歩いて往復することになるので、宿泊先は近い方が便利です。

 

⇒「道後温泉」の宿をインターネットで予約するへ

 

【道後温泉 飛鳥乃湯泉 温泉情報】

◆お風呂

男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1 特別室2(内湯各1)

◆源泉 H26.1月の分析書

「道後温泉 第1分湯場」泉温47.7度 湧出量 -(-)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)pH9.1
蒸発残留物 -mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)262.3mg/kg 成分総計262.3mg/kg
メタケイ酸50.6mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒あり、塩素臭1.5/5

 

→「道後温泉本館」の入浴レポートはこちらへ

→「道後温泉 椿の湯」の入浴レポートはこちらへ

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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