ホテル祖谷温泉 宿泊レポ その3 お風呂編

徳島県三好市にある祖谷温泉「ホテル祖谷温泉」の入浴レポートです。

【祖谷温泉 ホテル祖谷温泉】温泉情報

いやおんせん ほてるいやおんせん

◆お風呂

男女別大浴場 内湯各1 入替なし 11:30~翌10:30
男女別露天風呂 各1 日替わり 7:00~21:00(冬期~19:00)
貸切露天風呂1 60分 3,240円 *予約制 価格は要確認

口コミ評価:google 4.3点/5.0点

【祖谷温泉の特徴】

◆ケーブルカーで谷底に下りていく絶景露天風呂
◆シュワシュワ泡付ぬる目の硫黄泉でいつまでも入っていられる
◆泉質もお風呂からの眺めも四国最強の温泉


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⇒「ホテル祖谷温泉」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ

→「ホテル祖谷温泉」の客室情報はその1お部屋編へ

→「ホテル祖谷温泉」の食事情報はその2お食事編へ

 

【日帰り入浴】

営業時間:7:30~18:00受付(19:30退館)

料金
露天風呂:大人1,700円 小人900円
大浴場:大人600円 小人300円
日帰りプラン:3,600円~6,000円

 

【ケーブルカーで下りていく絶景露天風呂! たまご臭香るシュワシュワのぬる湯♪】

「ホテル祖谷温泉」は、祖谷川の渓谷の上に建つ一軒宿です。

建物から標高差170mあるY字の奥深い谷底までケーブルカーで下りていく露天風呂が名物の宿です。

 

祖谷温泉は古くから谷底に沸く温泉があり、平家落人が入浴していたという話もありますが、断崖絶壁に急流のある場所なのでおそらく一般人が入浴する機会はそれほどなかったのでしょう。

現在ある「祖谷温泉」は昭和40年に入り自治体が温泉掘削を始め、その後昭和47年に祖谷温泉ホテルが開業しました。

「祖谷温泉」の源泉は39度とぬるいのですが、驚くほどのシュワシュワの泡付き湯を楽しめる泉質抜群の温泉です。

道後温泉は別にして、火山性温泉のない四国では硫黄の冷鉱泉が多いのですが、加温すると臭いや特徴が失われてしまうため、全国的に見ると地味な温泉と言われています。その中でも「ホテル祖谷温泉」は四国最強の泉質と呼び声高いのですが、果たして四国限定の位置づけなのか?景色も楽しみでしたが、泉質もどれほどのものなのかワクワクしながらお風呂に向かいました。

ホテル祖谷温泉 館内見取り図

ホテル祖谷温泉の館内見取り図とお風呂の位置

館内には夜通し利用できる男女別の内湯があります(加温循環ろ過あり)。

名物の露天風呂はフロントのある4階の建物横からケーブルカーで下りて行きます。

 

日帰り入浴の場合は大浴場と露天風呂は別料金になっていますが、どちらか1か所しか利用する時間がなければ露天風呂一択です!1,700円と高いですが、それだけの価値はあります。ただ、露天風呂には洗い場はありません^^

 

【ケーブルカーで下りるホテル祖谷温泉の露天風呂】

露天風呂に向かうケーブルカーの乗り場は本館4階ロビーの右奥にあります。

露天風呂は7:00からケーブルカーが稼働し始め、21:00には運転終了します(冬期1月4日~2月末は19:00まで)。

冬場は日照時間が短い上に入浴時間も短いので、露天風呂を堪能できる時間が限られていますが、その分予約は取りやすそうです^^ ぬるゆなので相当寒いと思いますが。

上りの駅では常時スタッフが待機していて、ケーブルカーの乗り降りの方法を教えてくれます。

ケーブルカーは無人なので、お客さんが運転します。といってもボタンを押すだけです。

乗り場の先にあるミニチュアの小便小僧。

本物を見る時間がない人はここで記念撮影できます♪

ケーブルカー乗り場から見える祖谷川上流の景色

露天風呂のある谷底と左の方には古い吊り橋も見えます。

川の水がほとんどない時期もあるそうですが、台風が何度かあった後で増水していて迫力がありました。

下から上がってくるケーブルカーを待つ間、スタッフが小鳥が来るからとヒマワリの種を渡してくれました。

毎日お客さんから餌をもらっていて慣れているようで、何度も手の上に乗ってきました。

シジュウガラかな?

まさかの餌づけサービス。とても和む瞬間でした。

ケーブルーが到着しました。

進行方向には「上り」と「下り」のボタンがあります。ケーブルカーが完全に停車すると中央の「運転のOK」が緑色のランプになるので、「下り」のボタンを押すと運転が始まります。

ケーブルカーを降りていく瞬間が一番ワクワクします♪

一番前の席に座っているとなかなかの傾斜で迫力があります。42度あるそうなので、スキー場の超上級コース並です。

下の駅に到着しました。ここから露天風呂の入口までは階段を2階分下りて行きます。

館内にもエレベーターがありませんでしたが、露天風呂も階段が多いので、何度も往来すると良い運動になります^^

男女別露天風呂の入口。さらに下には貸切露天風呂もあります。

男女別の暖簾がかかった脱衣所の入口

露天風呂は「渓谷の湯」という川に面した細長いお風呂と、「せせらぎの湯」という正方形のお風呂があり、日替わりで男女入替えになっています。

「渓谷の湯」の方が湯量も豊富で景色も良いのでおススメです。日帰り入浴で訪問する場合には、どちらのお風呂なのか事前に確認して行った方が良いかと思います。

 

*浴室は撮影禁止ですが、許可を得て撮影しています。

 

【ホテル祖谷温泉 男女別露天風呂 渓谷の湯】

到着日に女湯だった「渓流の湯」

脱衣所内

洗面台にはドライヤーが置いてありますが、お風呂に洗い場はないので温泉で塗れた髪を乾かす程度です。

脱衣所から10mほどすだれの通路を通ると露天風呂に出ます。

露天風呂の目の前にも脱衣棚があるので、寒い季節はこちらで着替えた方が楽です。

お風呂の入口にはかかり湯の桶が置いてあります。

入口正面から見た「渓流の湯」

川に面した長方形のお風呂で12~15人サイズ。

ぬる湯なのに湯気が立っています。しかも思っていた以上のたまご臭!

真下には迫力ある祖谷川の眺め。

湯口は中央に1か所。豪快な音を立てながらザバザバと掛け流されています。

細かい気泡で白く濁って見えているだけで本来は無色透明のお湯です。

 

この泡の正体は遊離二酸化炭素ガスかと思いきや、成分はゼロでした。

その代り、炭酸イオンと炭酸水素イオンはやや多めになっています。

泉質は「単純硫黄温泉」ですが、ナトリウム―炭酸水素塩泉に近い成分比です。

 

体感温度は37度。ぬる湯でおなじみ、貝掛温泉の露天風呂と同じくらいです。

10月下旬で昼間の気温は15度、夜は8度くらいでしたが、入っている間は思ったよりもぬるくはなく、出た後に脱衣所まで移動する間が少し寒いくらいでした。

ぬる湯好きならば真冬でも入っていられると思います。逆にぬる湯と知らないで来ると何でこんなにぬるいのか!と怒り出す人もいるかもしれません^^

自家源泉「祖谷温泉」泉温39度 湧出量 ?(掘削自噴)
泉質:アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性温泉)pH9.1

あっという間に腕に泡が付きますが、周りのお湯の中の方がもっとシュワシュワです。

四国では加温なしのかけ流しというだけでも貴重ですが、これだけの圧倒的な湯量でたまご臭もあり、なおかつシュワシュワの泡がつくお湯はありません。四国最強の泉質は伊達ではありませんでした。御見それしました^^

湯口の周りの泡が凄いのでずっとここに居座っていました。

夕食前は宿泊客も日帰り客もおらず、穴場の時間帯です。

ただ、谷底にあるので午後3時前には陽が陰り薄暗い景色になります。

露天風呂の奥に入浴中の目線。

渓流の景色がどう見えるか撮影するつもりでしたが、あまりの泉質の良さに驚いて取り忘れてしまいました(^_^;)

ちなみに、口コミを読んでいると夏場はアブが出るそうです。炭酸系のお湯には寄ってくるんですよねぇ。

 

夕食時間ギリギリまで2時間近く貸切で満喫できました。

帰りのケーブルカーは一人で運転して帰りました。

 

【祖谷温泉祖谷温泉 男女別露天風呂 せせらぎの湯】

続いて翌朝入れ替わった「せせらぎの湯」。

脱衣所はロッカーと棚と籠、洗面台にドライヤーがあります。

こちらが「せせらぎの湯」。明るいうちだと景色がとても綺麗です。

正方形の石組みのお風呂で8~12人サイズ。

こちらにも洗い場はありません。

川の流れもゆっくりしていて「せせらぎの湯」という名前なのだと思います。

川沿いの石垣はやや幅があるので、身を乗り出さないと真下の川の景色は見えません。少し目線を離して上流側の景色を眺めながら入浴できます。

湯口は中央に1か所。

湯量は「渓流の湯」とそれほど変わりませんが、湯口から離れた場所はお湯が滞留していて白い湯花が沈殿していました。

昨晩はシュワシュワの泡にしか気づきませんでしたが、ぬめりも感じられます。

居心地がよすぎて、次回はいつ来れるのかと思うと出るに出れません^^

 

【ホテル祖谷温泉 貸切露天風呂】

貸切露天風呂は予約制です。

部屋の案内には60分3,240円と書いてありましたが、公式サイトでは金額が書かれておらず要問合せとなっていました。

貸切風呂も小ぶりながら渓流目の前にあるのでかえって眺めは良いかもしれません。

今回は満室で舌が、肌寒い季節だったので長湯する人も少なくお風は空いていました。

祖谷温泉ホテルは日帰り営業の時間も長く、夏場はイモ洗い状態になることもあるようなので、その時は貸切風呂を利用するのもいいかもしれません。

【ホテル祖谷温泉 露天風呂横にある湯上り処】

ケーブルカーの乗車口の横にはベンチと自販機のある湯上りスペースがあります。

外にもテーブルがありました。

渓谷の対岸には小さな滝

下流側には遊歩道もあります。

下から見上げるケーブルカーの線路。オリンピックのスキージャンプ台よりも急な傾斜。

 

【ホテル祖谷温泉 館内男女別大浴場】

最後に、館内本館2階にある男女別大浴場のご紹介です。

大浴場は大き目の内湯が1つずつあります。宿泊者は一晩中利用可能。男女入替えはありません。

大浴場の日帰り料金は600円なので露天風呂の約1/3の値段です。

脱衣所内の洗面台。ドライヤーと祖谷温泉ホテル特製の化粧品が置いてあります。

この化粧水とジェル、洗顔フォームは売店でも販売しています。

お風呂の入口

内湯へは脱衣所から階段を下りて行きます。

入口から見た大浴場。ガラス窓に囲まれた明るい雰囲気の浴室。思っていたよりも広くて雰囲気の良い内湯でした。

浴槽は15人~20人サイズ。奥にはタヌキが鎮座。

湯船の温度は42度に設定されています。

 

露天風呂と同じ源泉を使用していますが、加温あり、循環ろかあり、塩素消毒ありの表記。

でも、塩素臭はせず、循環ろ過とはっきり分かるほどのお湯のなまりもありません。

渓谷沿いの露天風呂に入った後だとたまご臭もせず、泡付きもないので同じ温泉とは思えないかもしれませが、ぬる湯の硫黄泉を加温するとこんな感じになり、四国の中ではこれが標準的なお湯だと思います。

湯口は中央に1か所。

シャワー台。シャンプーセットも置いてあります。

大浴場の窓から見える景色。

湯上りのびわ茶のサービス。

 

【ホテル祖谷温泉 温泉の感想】

まず、ケーブルカーで下りる時のワクワク感はたまりません!”

現地に来るまでは観光アトラクションとしてあえて作ったのかと思いましたが、とんでもない場所に露天風呂を作ってしまったからということが良く分かりました^^

おかげで、ありのままの自然と素晴らしい温泉を堪能できることに感謝です。

 

泉質は評判以上でした!

四国最強であることに間違いないと思いますが、この温泉が東北や九州にあったとしても上位に挙げたくなるほどでした。

強気な値段設定にも納得です。

 

今回は露天風呂付客室を利用したのでかなりの痛手でしたが、次回は景観なしの部屋でもいいのでまた泊りに来ようと思いました。

 

*評価は露天風呂を基準

泉質 ★★★★4.6(内湯は3.8)

お風呂の雰囲気 ★★★★4.8

清潔感 ★★★★4.3

 

⇒「ホテル祖谷温泉」をインターネットで予約する

 

【温泉情報】

◆源泉 H19.11月の分析書

自家源泉「祖谷温泉」泉温39度 湧出量 ?(掘削自噴)
泉質:アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性温泉)pH9.1
蒸発残留物 -mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)0.35g/kg 成分総計0.35g/kg
メタケイ酸50mg,硫化水素イオン3.1mg,チオ硫酸イオン0.1g未満,遊離硫化水素ガス0.9mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
大浴場は加水なし、加温あり、循環ろ過あり、塩素消毒あり、塩素臭なし

 

→「ホテル祖谷温泉」の客室情報はその1お部屋編へ

→「ホテル祖谷温泉」の食事情報はその2お食事編へ

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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