栃木県日光市にある奥日光湯元温泉「旧おおるり山荘」の入浴レポートです。
最終更新日 | 2022/4/1 | 訪問日 | 2017/3月中旬 |
【奥日光湯元温泉 亀の井ホテル】基本情報
おくにっこうゆもとおんせん かめのいほてる
住所:〒321-1662 栃木県日光市湯元2519
TEL:03-3434-3939(MyStays本社総合窓口)
公式サイト
*おおるり山荘は2021/8/30で閉館しました
⇒「 奥日光湯元温泉 亀の井ホテル」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ
【宿泊料金】
1泊2食付9,470円~38,720円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治× 自炊×
1泊朝食付7,270円~、素泊まり5,620円~
口コミ評価:-点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆湯本温泉で自家源泉のある宿を探している
◆設備が整ったホテルが良い
◆硫黄泉のにごり湯が好き
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【日帰り入浴】
不可?
【旧おおるり山荘が亀の井ホテルとしてリブランドオープン】
2021年夏に閉館したおおるり山荘ですが、ホテルエピナール那須等を運営する東京の会社が経営を引き受け、「奥日光レイクリゾート」として3月25日にリブランドオープンする予定だったようですが、名前が変わり「亀の井ホテル」として4/28にオープンすることが決定したようです(名前からすると別府の亀の井を経営するアメイズという会社が経営を委託ということなのかと思われます)。
おおるり山荘の前は政界財界の著名人が滞在する由緒あるホテルだったことから、リブランドに伴い激安ホテルから一般的なリゾートホテルの形態に変わるようです。
以下は、2017年のおおるり山荘時代の日帰り入浴レポートになります。
【激安グループ!奥日光湯元温泉 おおるり山荘 日帰り入浴】
「奥日光湯元温泉 おおるり山荘」は、標高1,500m、湯ノ湖畔にあります。
複数人で利用すれば首都圏から往復の送迎バスを利用しても8,000円台に収まるという「おおるりグループ」でおなじみの宿です。
元は、「南間ホテル」というレトロでハイカラな老舗旅館の跡地に建てられました。
余談ですが、「南間ホテル」の方は40年前に益子町に移築されたのですが、2019年春に宿として営業を開始するそうです。
さて、奥日光の湯元温泉には25軒の温泉施設があり、そのほとんどで日帰り入浴が可能なのですが、今回は1日で5軒はしごして最後にたどり着いたのが「おおるり山荘」でした。
那須高雄温泉のおおるり山荘はぬる湯の名湯として知られていたので、こちらはどうなのかなぁと気になり立ち寄りました。
湯本温泉街に入り左手にゆのこを眺めながら2軒目に現れるのが「おおるり山荘」です。
湯元は古い建物が多いですが、道路から見ると「おおるり山荘」は白樺に囲まれた4階建ての一軒オシャレなリゾートホテル風です。
宿の前には首都圏から往復1,620円で送迎してくれるというおおるり山荘の「湯けむりバス」が停車していました。
奥日光のおおるり山荘へは、横浜駅、千葉駅、池袋駅-さいたま新都心駅、西船橋駅-松戸駅-新越谷駅の4路線のバスがあります。
中に入ると広いロビーにソファーセットがあり、普通の観光ホテルのような雰囲気。
ただ、バスの運転手さんが掃除をしていたり、役割を掛け持ちしているところがおおるりグループらしいです。
2018年には館内にヤマザキショップ(コンビニ)もオープンしました。
日帰り入浴の受付はロビーにある券売機で購入してからフロントへ。
「奥日光湯元温泉 おおるり山荘」のお風呂は、
- 男性用大浴場 内湯1 露天風呂1
- 女性用大浴場 内湯1 露天風呂1
があります。
こちらは女性用の脱衣所。無料の鍵付ロッカーと脱衣棚、洗面台があります。
洗面台にはドライヤーと化粧水
内湯は30畳ちょっとの広さ。メインの浴槽は15~20人サイズ。
気温マイナス4度で雪の降る日だったため、湯気でモクモクしていました。
横から見た内湯
シンプルですが広くて機能的な内湯です。
湯口は奥に1か所。湯口の温度は61度でした。
タマゴの味はしますが、中性なので酸っぱくはありません。
湯舟の中に注がれる前に一旦コンクリートで仕切られたところから少しずつ流れ出るようになっていました。
お湯は共同源泉と独自源泉の混合泉。
通常の共同源泉は60度前後なのですが、「おおるり山荘」は源泉温度が低いので加温してあります。
内湯の中は41.3度で湯元の中ではぬる目の設定。何軒もハシゴした後だと、硫黄泉でも湯疲れしない温度です。
奥日光湯元温泉「共同源泉・南間1,2,3混合泉」泉温43.8度 湧出量 -(-)
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)pH6.4
透明度は35センチくらい。
奥日光の中では比較的さっぱりとしたにごり湯でした。
内湯からの眺め
ドアから外に出ると屋根付の露天風呂があります。
縁はヒノキ?中はタイル張りで8~10人サイズのお風呂。
露天風呂の方は濁りもなく、ほぼ透明な水色。底の方に半透明の綿ホコリのような湯花が沈んでいました。
端の方は38.5度と真冬にしてはかなりぬる目。
冬は湧出量が少なくなるので温度が上がらないという張り紙があり、12月~4月は気温や湯の状態によっては露天風呂が閉鎖されることもあるようです。
以前の口コミを見ると露天風呂が狭くなったとあったので、湯量の減少も最近の事情なのでしょうか。
湯口は奥に1か所。湯口の温度は52度。
露天風呂からの眺め。
内湯の洗い場は壁2面に10数カ所
シャンプーは馬油シリーズでした。
【奥日光湯元温泉 おおるり山荘 温泉の感想】
奥日光湯元温泉の中では比較的湯舟が大きく露天風呂も開放的でした。
加温が必要なため真冬は温度設定がぬる目なのと、数軒巡った中では硫黄が薄かったのがちょっと残念。
湯量が多いという夏場の方がお湯のコンディションが良いのかもしれません。
とはいえ、シーズンオフは日帰り営業をしていない宿も多いので、おおるり山荘は気軽に立ち寄れる温泉としてはおすすめです。
泉質 ★★★3.9(今回を基準)
お風呂の雰囲気 ★★★★4.0
清潔感 ★★★★4.0
接客サービス ★★★★4.0
⇒「奥日光湯元温泉奥日光レイクリゾート 」をインターネットで予約する
【旧おおるり山荘 温泉情報】
◆お風呂
男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1(露天風呂は冬期閉鎖する場合あり)
◆源泉 H16.10月の分析書
奥日光湯元温泉「共同源泉・南間1,2,3混合泉」泉温43.8度 湧出量 -(-)
泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(硫化水素型)(中性低張性高温泉)pH6.4
蒸発残留物 1,044mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)1,169mg/kg 成分総計1,378mg/kg
メタケイ酸101.5mg,硫化水素イオン7mg,遊離硫化水素31.5mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
【おおるりグループの記事】
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