川治温泉 共同浴場 薬師の湯 ★★★+

栃木県日光市の川治温泉街にある2009年にリニューアルされた共同浴場「薬師の湯」の入浴レポートです。

最終更新日  2017/7/4 訪問日  2017/6月下旬

【川治温泉 薬師の湯】基本情報

かわじおんせん やくしのゆ

住所:〒321-2611 栃木県日光市川治温泉川治278番地2
TEL:0288-78-0229
公式サイト

【宿泊料金】

なし 日帰り入浴専門

口コミ評価:じゃらん3.8点点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆川治温泉でかけ流しの日帰り温泉を探している
◆川沿いの野趣あふれる露天風呂に入ってみたい
◆温泉水を汲んで帰りたい
◆混浴ファン


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【日帰り入浴】

営業時間:10:00~20:30受付(21:00閉館)
料金:大人510円 小人300円(日光市民、川治温泉宿泊者 JFA会員は大人300円)
貸切風呂:3,080円/室(日光市民、川治温泉宿泊者、JAF会員? 2,500円)
休憩利用:10:00~17:00無料
定休日:水曜日
(祝日の場合は翌日、ただし12月30日~1月5日までは無休)

アクセス

◆車
東北道「宇都宮IC」~日光・宇都宮道路「今市IC」下車、R121鬼怒川~龍王峡経由、インターから25キロ、35分。
ドラぷら
◆電車
野岩鉄道会津鬼怒川線「川治湯元駅」下車、徒歩10分。
浅草・スカイツリー・北千住駅から東武特急リバティー「会津田島行」で「川治湯元駅」直通電車あり。
Yahoo!路線情報
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約

地図

 

【綺麗な湯小屋と昔のままの川沿い露天風呂 川治温泉 薬師の湯】

 

このブログでは初登場の「川治温泉」。共同浴場の「薬師の湯」のご紹介です。

栃木県の温泉というと、那須湯本や奥日光湯元のにごり湯が優先になってしまい、なかなか訪問する機会がなかった川治温泉ですが、今回、湯西川温泉に宿泊したのでルート上にあるかけ流しの温泉に立ち寄ろうと「薬師の湯」にやってまいりました。

「薬師の湯」は2009年4月にリニューアルされました。

以前は、温泉街を流れる男鹿川沿いの上流と30mほど離れた下流に2箇所の露天岩風呂がありましたが、今回のリニューアルでは下流側が男女別の内湯と貸切風呂のある綺麗な日帰り温泉施設になりました。

上流にある混浴露天風呂は以前のままです。

男鹿川と鬼怒川の合流地点、アーチ形の陸橋と奥には野岩鉄道も。

「川治温泉」というと、鬼怒川の少し先だし、伊東園や星野リゾートがあるせいか、そこそこ大型旅館の多い温泉街だと思っていました。なので昔のままの共同浴場など残っていないのかと思い込んでいたらとんでもない。

国道121号線沿いは確かに立派な旅館も目立ちますが、男鹿川にかかる橋や鉄道が走る風景は懐かしい田舎の風景というか、自然に溶け込んだ素朴な温泉街でした。

 

「薬師の湯」へ車で行く場合には、やや分かりにくい場所に入口があります。ナビがあれば問題ないかと思いますが、一応簡単に「薬師の湯」の駐車場までのアクセスをご紹介します。

【川治温泉 薬師の湯へのアクセス】

こちらは川治温泉街の地図です。

左下の黄色いマル印が薬師の湯、赤いPが駐車場です。

地図の下からクネクネと上に延びている赤い線は鬼怒川から湯西川に抜ける「国道121号線」です。

「薬師の湯」は国道とは反対の川沿いにあり、そちらの川沿いには車道がないので、一度温泉街を通り過ぎてから反時計回りにぐるっと遠回りしなければなりません。

左上部の赤い線(121号線)のところに黄色い矢印をつけてありますが、そこが「薬師の湯」に向かう道の入口となります。

看板が出ていますので、それだけ見落とさないようにすれば大丈夫かと思います。

温泉街のメインストリートとなる121号線。温泉街の入口と出口には、ここから「川治温泉」という看板が出ています。

湯西川方面へ温泉街を抜けてすぐ左に薬師の湯の看板が出ています。

看板に従っていくと、温泉街とはかけ離れた発電所の鉄塔や広い敷地に出ます。

更に進むと「川治テニス場」があり、この一帯が運動公園となっています。

そして行き止まりに運動公園の駐車場があり、「薬師の湯」の駐車場としても利用できます。

車から降りて10mほど歩くと左に公衆トイレ、右に「薬師の湯」の建物に出ます。

裏に回って、こちらがリニューアルされた「薬師の湯」の建物です。

引きで見るとこんな感じ。

全館禁煙なので、左手前に休憩所兼喫煙所の東屋があります。

建物の手前には源泉があり、お湯を汲んで帰ることもできます。

近所の方なのか、バイクで汲みに来ていました。これでご飯を炊くと美味しいのかな。

湯小屋の前には「薬師湯の由来」に「道祖神」。

川治温泉が発見されたのは第8代徳川吉宗の時代の享保8年(1723年)。

五十里湖(現在はダム湖)が決壊した際、男鹿川に沸く温泉を発見したのだとか。

川治温泉は今市から会津若松まで続く「会津西街道」の途中にあり、村人だけでなく旅人も温泉を利用してきたそうです。

万病に効く霊験あらたかな湯と崇められ、「薬師の湯」の名前がついたのですね。

「岩姫神社(子安様)」に五十里湖の底から引き揚げられたという「金精様」。

五十里湖決壊当時を物語るエピソードがつづられています。

 

週に何度も通っているという地元のお婆さんは、ここのお湯は良いのよ、鬼怒川と違って^^ と言っていました。

鬼怒川ではもう昔の共同浴場は残っていませんが、川治ではこういうエピソードがあるから今でも地域密着の温泉文化を大切にしているのかなと思いました。

新しく建てられた内湯の受付。

 

「川治温泉 薬師の湯」のお風呂は、

  • 館内 男女別内湯各1
  • 館内 貸切内湯1
  • 館外 混浴露天風呂2

があります。

 

貸切風呂は別途料金ですが、館内の大浴場と外湯の露天風呂も含めて料金は大人510円となっています。

日光市民、温泉街宿泊者、JAF会員証の提示があれば、300円になります。

 

露天風呂だけを利用する場合でも、初めにこちらの受付で支払いを済ませます。

露天風呂の入口にカメラがあったので、システムを知らずに入って行った人は館内放送で先に支払うよう呼び出されていました^^

 

前置きが長くなりましたが、さっそく外湯の露天風呂からご紹介します。

 

【川治温泉 薬師の湯 男鹿川沿いの岩風呂】

新しく建てられた建物から川の下流に20mほど歩いて行くと男女混浴露天風呂があります。

バスタオル巻や湯浴み着はもちろん、水着もダメなお風呂です。

露天風呂の入口

到着した時には男性が数名入っていて、その後、年配のご夫婦で入って行くお客さんもいました。

カップルの場合は貸切状態になるまで空くのを待っている感じなのかな。

朝は地元の利用者が、午後になると龍王峡やハイキングから帰って来た観光客が多いようです。

 

内湯から出てきたら、たまたま隙間の時間帯だったのか、しばらく誰も来る気配はなかったのでチャンス♪

内部の撮影はアウトだったので、橋の上から撮った写真で説明しますね。

すぐ横の橋の上から見ると、3つの建物があります。

画像左が温泉の入口、左1つ目はぬる湯の浴槽、屋根のある中央が源泉のある浴槽、右奥が脱衣所になっています。

 

左の浴槽には湯口がなかったので、中央の浴槽から流れ出てきたお湯が溜まっている感じでした。

左の浴槽の温度は36度くらい。8~10人くらいは入れる大きさです。

ただ、写真の通り、屋根だけで囲いが一切ないので、ここに入浴するのは至難の業です^^

隣りの源泉浴槽の方がお湯は良いので、あえてここに入浴するのは解放感が目的という感じですね。

 

中央の浴槽の方は格子の隙間がある以外は囲われているので、橋の上からもよほど近づいて見ないと中に入る人の様子は分かりませんでした。

中央の浴槽は左と同じくらいの広さですが、手前に2mくらいのスペースがあり、浴槽の位置が奥まっているので、奥の方に入れば橋の上からもあまり見えないと思います。

かかり湯用のプラ桶が3つくらい置いてある以外はカランも何もなし。

湯舟の左奥には小さな木戸があり、底を開けると源泉の湯口がありました。

 

現在のところ、ボイラーのシステムを調整中で加温が不十分ということでしたが、温度は38度くらいありました。

川治温泉はもともとが優しいお湯なので分かりにくいですが、十分に加温されている内湯よりも温泉らしさはやや上回るのかなと思います。

 

右にある脱衣所ですが、内部は6畳くらいのスペースで、棚と籠、100円有料ロッカーがあります。

館内の方に無料の貴重品ロッカーがあるので、そちらを利用した方がいいかもしれません。

脱衣所は男女の区分なし、入口には扉もないので、奥の方で着替えないと対岸から見えそうだし、中央の源泉風呂に行くまでも外から丸見えです!

 

でも、人がいない時を狙って、湯舟に向かうまではバスタオルを巻いて行けば何とかなるかと。

入浴中もそばにバスタオルを準備しておいて、人が来たらすぐに上がれるようにしておけば大丈夫かも。

対岸にはこの通り旅館が立ち並んでいます。

この橋を歩く観光客も多く、カメラ片手に露天風呂を撮影している人もいたりと、人の少ない平日の隙間時間でないと女性はなかなか入浴しにくいのではないかと思います。

私が出た後にはゾロゾロとハイキング帰りのグループがやって来ました。

昭和19年当時の岩風呂の写真が館内に飾ってありました。

現在とお風呂の位置は同じですかね。湯舟ではなく川で泳いでいるようにも見えますが、川から温泉が湧いていたのでしょうか。

要倭初期の岩風呂は現在の場所よりも100mほど上流にあったと書かれています。

日光市に合併される前の案内板では岩風呂が二つ描かれています。

 

【混浴風呂のお知らせ】

館内と混浴風呂には年度の分からない矛盾する掲示があって混乱しましたが、以前とは営業日や時間が変更になっていました。

2016年12月~2017年3月までは冬期営業につき土日のみの営業でしたが、2017年6月末現在では館内と同じく水曜定休で連日営業となっています。

ボイラーの工事が進まずに加温しにくい状況なので、温度が低いということだけご了承くださいということでした。

 

立派な内湯があるから、露天風呂の方はむしろ加温なしのかけ流しの超ぬる湯のままが好ましいと個人的には思ってしまいますが。

近隣ではもう絶滅しそうな自然湧出のお湯なので。

 

そんなわけで、続いて館内の大浴場に向かいます。

 

【川治温泉 薬師の湯 男女別大浴場と貸切風呂】

入口は男湯、貸切風呂、女湯と並んでいます。

以前は岩風呂を仕切って使われていたようですが、新しい浴舎になってからはそれぞれ独立したお風呂になっています。

脱衣所に洗面台とドライヤー、棚と籠に扇風機。

貴重品ロッカーは下駄箱の隣にあります(100円返却式)

脱衣所からドアを開けるとまず洗い場が6か所あり、ブースに仕切られていました。

リンスインシャンプーとボディーソープ完備。

 

洗い場から引き戸を開けると浴室へ。

扉を開けて右側に掛湯

扉の正面に浴槽。10人サイズくらいの大きさです。

グリーン系のモザイクタイルに木製の扉があって、想像していたよりもモダンなデザインのお風呂でした。

横から見ると、左の奥に湯口があります。

湯口からは加温された源泉が出ており、かけ流しで塩素消毒もありません。

お湯は無色透明、無味無臭。とても柔らかいお湯で、体が軽くなる感じ。

加温されているので匂いがなくなってしまったというわけではなさそうです。

泉質は単純泉ですが、規定値に満たない「ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉」と考えるとイメージしやすいかもしれません。

川治温泉「共同浴場源泉」泉温36.3度 湧出量830.01L/分 (自然湧出)
泉質:単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)pH8.0

 

分析書はやや古いものでしたが、申請者が向かいの柏屋ホテルになっていました。

柏屋には加温なしの源泉浴槽もあるそうです。

入浴中の目線

一応内湯ではあるものの、もとは川岸の露天風呂だった場所なので、扉の隙間から見下ろすと川が見えます。

川の景色

館内にあった写真ではこのように扉を外してあったので、夏場は半露天風呂のような状態にもできるのかな?

大浴場にはサウナもありますが、利用時間が制限されていました。

利用時間 平日16:00~20:00、土日祝13:00~17:00

この時間帯が一番利用者が多いのかもしれません。

こちらは貸切風呂 (画像は投稿者/じゃらん提供)

パンフレットの写真で見る限り、4~5人サイズで家族でも入れる大きさでした。

貸切風呂の料金は、一般3,080円/室 (日光市民、川治温泉宿泊者、JAF会員? 2,500円)

 

【川治温泉 薬師の湯 休憩所】

1階廊下の奥には食事処、2階には無料休憩所があります。

実は2階の休憩所は眺めも良くておススメです!あまり利用者がいないのか静かでいいですよ。

お食事処「あじさい」と書かれた厨房。食事処の方は現在食事の提供はしていないそうです。

自販機は牛乳類、ドリンク、アイス、ビール、酎ハイと充実していました。

受付ではカップ麺(200円)とスナック菓子が売っていたので、お湯だけはもらえるのかな。

食事処の奥にはトイレと二階に上がる階段があります。

休憩室の利用時間は10:00~17:00まで。

この日は誰もいませんでしたが、夏休みや紅葉シーズンになると混むのかな。

2階の休憩室は20畳くらいの広さ。

有料ロッカーに将棋盤。

コミックや雑誌も置いてありました。

カラオケがなくてよかった・・・。

 

そして、この休憩所からの眺めが素晴らしい!

写真は冒頭でも載せた男鹿川と鬼怒川が合流する地点です。

雨が止んだ後だったので、川霧がかかっていて幻想的な光景でした。

向かいの柏屋ホテルの客室でも浴衣を着た人が写メで撮影しているのが見えました^^

柏屋の露天風呂は絶景なんですよね。そのうち行きたいと思ってます。

 

【川治温泉 薬師の湯 温泉の感想】

 

国道沿いを車で走っているだけだとあっという間に通り過ぎてしまい、今まではあまり印象の残らない川治温泉でしたが、いざ川沿いに下りてくるととても雰囲気が良く、自然に溶け込んだ癒しの温泉街だったのだなぁと。

建替えられた薬師の湯の内湯も立派な施設で、露天風呂と合わせて500円で利用できるのはお得だと思います(JAF会員証を持っている方は300円になるので忘れずに)。

露天の岩風呂の方も、管理の目が行き届いているのか混浴によくある怪しげな雰囲気もなく、女性でも周りに人さえいなければ入りやすい環境だと思います。

左の浴槽はちょっと無理ですが・・・。

 

次は川治温泉のどこかの宿に泊まって、水陸両用バスでダムクルーズをしてみたくなりました^^

 

泉質 ★★★3.9

お風呂の雰囲気 ★★★★4.2(露天は★★★★4.6)

清潔感 ★★★★4.5

接客サービス ★★★★4.5

 

川治温泉の宿 ここから予約できます

 

→お問合せの前に*ネットでの宿泊予約が初めての方へ

 

【川治温泉 薬師の湯 温泉情報】

◆お風呂

館内:男女別内湯各1 サウナ各1 貸切風呂1
館外:混浴露天風呂2 源泉汲み場1

◆源泉 H16.11月の分析書

川治温泉「共同浴場源泉」泉温36.3度 湧出量830.01L/分 (自然湧出)
泉質:単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)pH8.0
蒸発残留物 242.4mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)286mg/kg 成分総計287mg/kg
メタケイ酸43mg
態様:源泉かけ流し、加温あり、塩素消毒なし

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



 

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