恐山温泉 宿坊 吉祥閣 宿泊 その3 お風呂編

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青森県下北半島の恐山菩提寺境内にある恐山温泉の入浴レポートです。

【恐山温泉 宿坊 吉祥閣】 温泉情報

おそれざんおんせん しゅくぼう きっしょうかく

◆お風呂

外湯:男湯1 女湯2 混浴1
内湯:男女別大浴場 内湯各1 露天風呂各1
内湯の入浴時間:5:00~22:00


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【日帰り入浴】

営業時間:6:00~18:00(閉門)
料金:入山料500円 入浴無料 5月~10月末の期間営業

 

【恐山温泉 宿坊 吉祥閣 宿泊 その3 お風呂編】

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恐山の菩提寺境内には「〇〇地獄」と呼ばれるエリアがあり、

そこかしこから硫化水素ガスの煙が上がっています。

 

それだけでなく、境内にも無料で利用できる温泉があります。

入山料は500円かかりますので、実質入浴料は500円となります。

 

恐山まで来て、温泉だけ入って帰る人はよほどの温泉マニアでしょう!

と思っていましたが、

宿坊宿泊中に見せていただいたNHKのドキュメンタリー番組では、

朝6:00の開門と同時にお風呂セットを持ってダッシュする人たちが映っていました^^

 

恐山温泉はそれだけ魅力のある温泉だということですね。

 

【恐山菩提寺 境内の男女別湯小屋】

まずは、入山者が無料で入浴できる境内の男女別内湯からご紹介します。

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こちらは恐山の駐車場。瓦屋根の建物が恐山の入口です。

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門の横に恐山の受付があり、ここで入山料を支払います。

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境内に入って山門をくぐると、

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お堂に向かって真っすぐと伸びる参道があります。

山門をくぐってすぐ、参道左側に女湯の湯小屋が二つ、

右側に男湯の湯小屋が一つあります。

 

男湯の方は撮影していませんので、女湯だけご紹介します。

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左側にある「古滝の湯」「冷抜の湯」の看板が女湯です。

「古滝の湯(女湯)」

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手前にある「古滝の湯」から

湯小屋は木造で年季の入った建物です。

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湯小屋の脱衣所は全てこんな感じで、板張りに棚があるだけ。

でも、掃除は行き届いていてとても綺麗です。

 

貸切ではないので当たり前ですが、ドアの鍵もかかりません。

すぐ外は、朝から夕方まで参拝客にツアー客がひっきりなしに通りすがりますが、

温泉に興味がある人は必ず覗いて帰るので、

入浴中、着替え中に開けられたりというハプニングもあります^^

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こちらが「古滝の湯」の浴槽です。

長方形の2~4人サイズの浴槽が二つ。

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手前の方はパイプから源泉が注がれており、かなり熱めで45度近くありました。

が、隣には水道の蛇口も付いているので、加水できます。

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湯口

お湯は透明ですが、うっすらとエメラルドグリーン色をしています。

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奥の浴槽

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湯口はなく、パイプに穴が開いていて、

そこから少しずつ源泉が流れ出るようになっていました。

なので、温度はやや低めで43度。

それでも熱いですね。

しばらく誰も入浴していなかったようです。

 

外湯には分析表がありませんでしたが、

酸性度がかなり強いお湯のようで、舐めるとかなり酸っぱいレモンの味がしました。

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壁には入浴の際の注意書き。

帰る際には電気を消してね、飲泉はできません、一切の責任は負いませんなどなど。

 

【「冷抜の湯」(女湯)】

 

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続いて、向かいにあるもう一つの女湯「冷抜の湯」

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こちらも同じような板張りの造りですが、ブルー×グレーのやや白濁したお湯。

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手前の浴槽です。

壁際から1本のパイプが2本に枝分かれして源泉が注がれています。

やはり熱め設定で45度近くあります。

水道の蛇口がついているので、加水は可能です。

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もう一つの浴槽もほぼ同じ量で源泉が投入されていました。

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お湯は淡いブルーの乳白色で、透明度はこのくらい。

 

見た目も異なりますが、浴感も異なっていて、

「古滝の湯」はスッキリ、こちらの「冷抜の湯」はしっとりとした感じがしました。

 

でも意外だったのが、どちらも強い酸性泉なのに、

あまり手がガサガサにならなかったことです。

顔に浸けると荒れますが。

 

 

【夜の恐山温泉】

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夕食後、午後8時頃、鎮まりかえった境内に向かいました。

表の門は18:00に閉まってしまうので、夜の温泉は宿泊者だけの特権です^^

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夜のお風呂はとにかく怖かった・・・。

境内は暗くてもそんなことはなかったのですが、浴室内だけは異様な空気。

激熱風呂なのに、体が震えて、なかなか温まりませんでしたっ(@_@;)

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翌朝5時。

他の人が起きる前に混浴風呂に向かいます。

 

【「花染の湯」(混浴)】

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こちらは、宿坊の裏手にある混浴の湯小屋です。

参道から離れているので(徒歩5分くらい)、知っている人でないとなかなか来ないようです。

だからなのか、宿坊の従業員の方が入っていっていました^^

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花染の湯の建物

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脱衣棚は他と同じ造りです。

男女別にはなっておらず、棚だけのオープンスペースなので、

他に異性のお客さんがいるとなかなか入りにくい構造です。

ちなみに、バスタオル巻などはできません。

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こちらが浴槽。

長方形の12人サイズくらいのお風呂を3つに区切ってあります。

浴槽の内側の色なのか、他とは違って水色に見えるお湯でした。

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一番奥の浴槽にだけ源泉のパイプがあります。

ここは一番の激熱設定で、46度近くありました。

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真ん中の浴槽。仕切りの板は上の部分だけで、下は空いています。

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湯口から一番遠い浴槽でも43度強ほどあったので、

結局は蛇口のある一番奥で加水しながら入浴しました。

スッキリレモン味で、ここが一番酸性泉らしいお湯でした。

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湯小屋に行く通り道にある源泉

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泥湯がブクブクと湧きあがっていました。

 

【宿坊 吉祥閣 館内の大浴場】

最後に、宿泊者のみ利用可能な館内の大浴場です。

館内は22:00消灯なので、夜の入浴時間もそれまでとなります。

朝は5:00~入浴可能です。

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1階ロビーを抜けた突き当り。大浴場に向かう通路。

このすだれの右側の窓からは、混浴の湯小屋も見えます。

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大浴場入口には「跋陀婆羅菩薩(ばっだばらぼさつ)」

水により悟りを開いた僧侶ということで、禅宗のお寺の浴室には必ず安置されているとか。

 

入浴するに当たっては、

「沐浴身体(もくよくしんたい) 当願衆生(とうがんしゅじょう)心身無垢(しんじんむく)内外光潔(ないげこうけつ)」

という開浴の偈(げ)を唱えながら、

跋陀婆羅菩薩に三拝する作法など、

清規(しんぎ)(生活規則)によって入浴作法が定められています。

 

と後から調べて知りました^^

仏教にもお風呂の仏様がいるということで、なかなか興味深いです。

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脱衣所

貴重品ボックスやロッカーはありません。

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洗面台もずらり。

なかなか高級旅館のように立派で綺麗でした。

 

脱衣所を出て通路を歩くこと10m

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大浴場入口にはからの露天風呂がありました。4~5人サイズ。

お祭りの時でもないと、お湯が張られないのでしょうか。

塀で囲われているので解放感はありませんが、

隙間から混浴の湯小屋の景色が少しだけ見えるようです。

 

そして、浴室のドアを開けると、

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ジャーン♪ ずらりと並ぶシャワー台。黒と白を基調としたモダンなデザイン。

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天井は高く、板張りで開放感があります。

宿坊の館内といい、浴室といい、高級宿顔負けの雰囲気で、

どなたか有名なデザイナーによるものなのでしょうか。

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そして、30人は裕に入れるであろう長方形の浴槽。

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浴槽はやや深めで、肩までゆっくり浸かれます。

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湯口

浴槽のサイズに比べ、お湯の投入量は少な目。

そのせいか、外湯よりも白濁したお湯でした。

浴槽の底にも湯花が沈んでいます。

温度も42度ほどで、恐山の温泉の中では一番入りやすい温度でした。

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大きく取った窓からは裏山とススキが見えます。

成分が目に悪いので、温泉で顔を洗わないでくださいと書いてありましたが、

洗ってしまいました(^_^;)

さすがに顔を洗うとちょっと肌がかさついたかも。

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リンスインシャンプーとボディーソープ。

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恐山の温泉で唯一掲示されていた内湯の分析表。

 

フロントでも、客室係の方にも源泉について聞いてみましたが、

源泉は同じだと言われたり、全く別だと言われたり・・・。

外湯は分析表がないので分からないようです(;一_一)

 

【恐山温泉の感想】

泉質だけをとっても日本で有数の名湯だと思いますが、

それが恐山の境内にあるということでさらに感慨深いです。

加えて、宿坊の大浴場の立派さと言ったら・・・。

今のところ、私の中では日本一の温泉になりました!

 

泉質★★★★4.7

お風呂の雰囲気★★★★4.9

清潔感★★★★4.8

秘湯度★★★★★5.0

 

【恐山温泉 温泉情報】

◆源泉

源泉数?

(内湯)「恐山9号泉」 動力揚湯 源泉温度73.2度 湧出量124L/分
泉質:酸性-含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)
(低張性酸性高温泉) ph2.34 成分総計2,810mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水不明、塩素消毒なし

 

宿坊 吉祥閣 宿泊予約サイト

  • 一般の予約サイトはありません。宿坊に直接お電話かファックスで。
  • 吉祥閣 TEL:0175-22-3826 FAX:0175-22-3825
  • (開山期間5/1~10/31)

 

→お問合せの前に*ネットでの宿泊予約が初めての方へ

 

→「恐山 宿坊 吉祥閣」宿泊レポ お部屋編  →宿泊レポ お食事編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 



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