【北海道】芽登温泉 芽登温泉ホテル 宿泊 その1 お部屋編 ★★★

芽登温泉-部屋7

北海道足寄町にある一軒宿の秘湯「芽登温泉ホテル」の宿泊レポートです。

最終更新日  2022/2/9 訪問日  2015/6月中旬

【芽登温泉 芽登温泉ホテル】基本情報

めとうおんせん めとうおんせんほてる

住所:〒089-3872 北海道足寄郡足寄町芽登2979
TEL:0156-26-2119
公式サイト日本秘湯を守る会宿紹介ページ

⇒「芽登温泉ホテル」のアクセス&予約はこちらのページへ

 

【宿泊料金】

1泊2食付8,250円~31,350円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治△(冬期のみ)自炊×
素泊まり5,500円~

口コミ総合評価:4.2点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆日本秘湯を守る会のファン
◆1泊1万円以下でも満足できるコスパのいい宿が良い
◆シマフクロウに会える山奥の一軒宿が良い


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→「芽登温泉ホテル」のお食事情報はその2お食事編へ 

→「芽登温泉ホテル」の温泉情報はその3お風呂編へ 

 

【日帰り入浴】

営業時間:11:00~18:00閉館
露天風呂 巨石の湯:11:00~12:00男性専用、12:00~13:女性専用、13:00~18:00混浴
料金:大人600円 小人250円 幼児150円

定休日:月曜日

 

【芽登温泉 芽登温泉ホテル 宿泊 その1 お部屋編】

「芽登温泉」(めとうおんせん)は、帯広市内から北へ60キロ、

足寄(あしょろ)の山奥にある秘湯の一軒宿で、

道東唯一の「日本秘湯を守る会」の会員宿です。

 

松山千春ファンでもない限り、周辺にメジャーな観光スポットはなく、

温泉としても全国的な知名度はほとんどありません。

 

でも、道中で芽登温泉に行くと言うと

「あそこは静かでいいね。お湯も柔かくて硫黄の香りがするよね。」と返してきて、

道東では有名な秘湯のようです。

 

今回は大雪山の周りをぐるっと一周する旅をしていて、

ちょっとルートからは外れるのですが、

北海道の秘湯の会を制覇するために宿泊してきました。

 

ちょうど、4月末に新しい混浴露天風呂が完成したところだったので、

良いタイミングでした。

 

 

芽登温泉へは足寄の市街地を抜けて10分ほど、林道入り口に看板が出ています。

来る途中、足寄の大通りでネズミ取りをやっていて、対向車線のトラックが教えてくれました^^

芽登温泉-部屋1

「糠南林道」入口。ここから先は未舗装の砂利道です。

芽登温泉-部屋4

林道に入ると「芽登温泉まであと2キロ」の看板。

分岐点にたどり着くので看板に従って右の林道に入ります。

特に雪や大雨でもなければ普通車でもさほど問題ない道です。

芽登温泉-部屋5

橋の向こうに芽登温泉と書いてある屋根が見えてきました。

玄関のある建物が本館(一部トイレ付)、左が旧館湯治棟、その奥がお風呂、右が食堂です。

芽登温泉-部屋8

宿の前を流れるヌカナン川。

これだけの自然環境なので、エゾシカやモモンガも遊びに来るようです。

芽登温泉-部屋53

橋からは新設した混浴露天風呂の浴舎が見えます(2015年4月末落成)。

芽登温泉-部屋7

宿の外観は北海道の湯治宿によくある赤い屋根。

芽登温泉-部屋50

奥には黒と白の番犬がいました。

白い犬は人間のような顔をしていて誰かに似ている・・・。

芽登温泉-部屋44

玄関に入ると日帰り入浴用の受付の小窓。館内に入るとフロントがあります。

芽登温泉-部屋47

玄関正面はロビー(喫煙可)。

 

今回は電話での直接予約で、1泊2食付旧館6畳間の(梅)プランで、8,500円でした。

客室は2階の旧館、湯治用の6畳間でした。

フロントで鍵を渡され、行けば分かりますだけで、部屋への案内はなしでした^^

芽登温泉-部屋14

旧館2階客室の廊下。到着時は電気も付いてなくて廊下が暗かったです。

でも山の中の宿なのに虫が一匹もいなかったので、掃除はきちんとされています。

芽登温泉-部屋15

部屋は6畳間の和室で広縁なし、ソファあり。トイレ・洗面台は共同です。

芽登温泉-部屋16

窓際から見るとこうなっています。

造りは古いですが、壁紙や畳の入替えがなされていて、見た目は比較的新しかったです。

 

部屋は喫煙可で、到着した時には古い旅館の部屋の匂いとタバコの匂いが少ししていました。

隣りの部屋の音は聞こえませんでしたが、

廊下の向かいのトイレに出入りするドアの音は聞こえていました。

芽登温泉-部屋17

窓際には空のミニ冷蔵庫。

芽登温泉-部屋19

ドア側には暖房とテレビ。

芽登温泉-部屋18

お茶セット+爪楊枝、冷水ポット、お茶請けのせんべい。

冷水ポットがあらかじめ置いてあるのは良かったです。

芽登温泉-部屋20

浴衣とタオルセット。湯治部屋のアメニティは歯ブラシのみでした。

他に混浴露天風呂用の湯あみ着も用意されています。

芽登温泉-部屋25

お布団を敷いたところ。

お布団はフカフカの羽根布団でした。

夕食時に敷かれ、朝食後もチェックアウトまでそのままでした。

 

館内はソフトバンクは〇、ドコモの携帯電話の送受信は不安定、携帯でのネット利用は不可でしたが、

パソコンを開くとインターネット接続の表示が出たので、電話でフロントにパスワードを聞きました。

すると、暗証番号の紙があるので取りに来てくださいということで、取りに行きました。

3回線あるうち、1回線は旧館でも十分に接続できました(接続は無料です)。

芽登温泉-部屋33

芽登温泉では、一般回線よりも安い電話回線のサービスがあるという案内があり、

その説明書は室内のファイルに入っていました。

他にもハード面が充実しているのに、

ほとんど説明がなく、ソフト(接客)が追い付いていないという印象を所々受けました。

 

トイレと洗面台は共同ですが、旧館の2階に1か所男女別でありました。

芽登温泉-部屋22

手洗い用の洗面台

芽登温泉-部屋24

トイレは新しいウォシュレット。

改装したばかりでとても綺麗です。

同じ階には他にお客さんもいなかったので、不自由なく使えました。

芽登温泉-部屋23

もう一つドアがあったので開けると洗面台がありましたが、

業務用なのか、掃除道具が置いてありました。

 

お部屋の紹介は以上です。

続いて館内へ。

芽登温泉-部屋31

ドリンクの自動販売機は1階ロビーと浴室前に缶ビールがあります。

芽登温泉-部屋36

フロント前の売店には酒類も置いてありました。

お酒のルームサービスは21時まで可能です。

芽登温泉-部屋39

コンビニアイスもあります。

芽登温泉-部屋37

お土産コーナーにはお菓子など。

芽登温泉-部屋46

ロビーの片隅にはマッサージチェア(10分100円)。

芽登温泉-部屋43

壁にはシマフクロウの写真。

 

芽登温泉はシマフクロウの親子が遊びに来るのが有名だそうで、

途中立ち寄った温泉でも、

そのことを嬉しそうに話してくれたお客さんがいました。

部屋の窓を開けると一晩中、どこからか「ホウッ、ホウッ」という鳴き声がしていたので、

それがシマフクロウだと思います。

運が良ければ、露天風呂の傍の木にやって来て、写真を撮れることもあるそうです。

 

外では何度かヤブの中をガサガサする音もしていましたが、

犬が吠えなかったのでヒグマではない別の動物もいたのかもしれません。

 

【接客に関してはちょっとな印象】

館内は宿の外観を見てほぼ想像した通りというか、

古い湯治主体の宿、ロビー周辺も古いままなのに、

部屋と浴室はリフォームされていて綺麗なので、そこに驚くという印象です。

普通はロビーの周りだけ綺麗で部屋に着いてガックリというパターンですが逆ですね。

 

お風呂と食事は良いので、値段の安い部屋ならばコスパは最強という感じでした。

 

ただ、接客については電話予約の時から違和感がありました。

 

秘湯の会のページでは一人プランがなかったのですが、

本館・旧館、食事も松竹梅と公式サイトでは全プランが用意されていました。

でも、ネット予約システムを組んでいる宿の場合、

スタンプ帳押印サービスができないことがほとんどなので、

もっと高いプランで空きはあったものの電話で直接予約しました。

 

*宿の公式サイトからの予約でも、システム管理会社に手数料を徴収されるのでスタンプ押印しないことが多いのですが、

後から確認したところ、芽登温泉は公式サイトでのネット予約でも押印サービスはあるそうです

 

直接電話をすると、「お一人様なら旧館ですね。」と決められて、

ネット予約でも空きがあるのに何で???

断定的な言い方でそれ以上突っ込めず。

 

 

到着してからも、フロントで鍵を渡され、

「部屋の名前が書いてあるので2階の部屋に行けば分かります。」とだけ言われました。

 

部屋への案内もなしなの???とビックリ。

電話予約の際からあまり良い印象を持たなかったので(おそらく電話対応も同じ人)、

この宿はちょっとおかしいかも?と感じ始めました。

 

チェックインの時にはプランの値段を忘れていたので、

「あぁ、そういえば一番安いプランだったんだな。湯治扱いなら仕方ないのかな。」

と一旦は納得しました。

でも、その後も同じ従業員の???な行動があり、一人の接客のせいで印象はかなり悪いです。

 

他の方の接客は普通に良かったでしたが、

全般的に見て、ここを変えれば宿の印象もガラッと変わるのになぁという点が多々あったので、

宿自体が接客にあまり関心がないのかなという印象を受けました。

 

宿泊客がリピーターになるかは最後は接客で決まると思うので、

損をしている自覚がないのが残念です。

 

 

【芽登温泉ホテル お部屋の感想】

 

初めから湯治宿だと思って出かければ、部屋もそこそこ綺麗で不便もなく特に問題はありません。

本館の部屋も少し広いかトイレ付かの違いだけで、特別豪華な感じではなさそうでした。

 

先ほども書きましたが、温泉と食事が良ければいいというスタンスで、

安い部屋に泊まるならば、秘湯の会の中では最強レベルのコスパの良さです。

 

接客に関しては今後に期待です^^

 

部屋の広さ★★★3.6(旧館6畳間)

設備★★★★4.3

アメニティ★★★3.8

清潔感★★★★4.0

宿の雰囲気★★★3.8

接客サービス★★★3.8(一部、2.0)

 

⇒「芽登温泉ホテル」をインターネットで予約する

 

【芽登温泉ホテル 宿情報】

◆チェックイン/アウト 15:00~/~10:00
◆クレジットカード 利用不可(公式サイトからのネット予約で事前決済のみ利用可能)

◆客室全10室
部屋タイプ
Sタイプ 本館和室20畳(10畳2間通し) トイレ・洗面台あり 2階1室
Aタイプ 本館和室10畳 トイレ・洗面台あり 2階3室
Bタイプ 本館洋室8畳 トイレ・洗面台あり 2階1室
Cタイプ 本館和室7.5畳 トイレ・洗面台あり 2階1室
Dタイプ 旧館和室8畳 トイレ・洗面台なし 1階1室 2階2室
Eタイプ 旧館和室6畳 トイレ・洗面台なし 1階1室
設備 各部屋共通:テレビ〇 暖房〇 ミニ冷蔵庫〇 羽根布団〇 ドライヤー×
※本館の部屋では、WIFIにてインターネット利用可能。

◆アメニティ:浴衣、フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ、髭剃り、使い捨てスリッパ(有料100円)

◆ランドリーサービス 1回500円(5kgまで)

 

→「芽登温泉 芽登温泉ホテル」宿泊レポ その2 お食事編  

→「芽登温泉 芽登温泉ホテル」宿泊レポ その3 お風呂編 

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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