【山形】銀山温泉の街並みと白銀の滝 ★★★★

山形県尾花沢市にあるレトロな温泉街のお散歩レポートです。

最終更新日  2018/1/30 訪問日  2017/8月上旬・2016/8月上旬

【銀山温泉】基本情報

ぎんざんおんせん

住所:〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑
TEL 0237-22-1111(尾花沢市商工観光課)
公式サイト

⇒「銀山温泉」へのアクセス&予約はこちらのページへ

 

【温泉街ライトアップ時刻】

16:30~21:00

口コミ総合評価:google 4.6点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆レトロな街並みが好き
◆延沢銀坑洞、白銀の滝を見学したい
◆大正時代の着物を着て温泉街を歩きたい


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【銀山温泉の日帰り入浴施設】

◆しろがね湯
営業時間:8:00~17:00 料金200円 不定休
◆かじか湯
営業時間:8:00~19:00 料金200円 不定休
◆おもかげ湯(貸切のみ)
営業時間:10:00~17:00 料金1回50分2,000円

【大正ロマンのレトロな街並み】

 

銀山温泉は重厚な木造建築の宿「能登屋旅館」をはじめ、大正ロマンの風情溢れる街並みで観光名所となっている温泉街です。

 

今回は、蔵王温泉に宿泊し、山形市内の花笠まつりを見る途中、銀山温泉の街並みを見てこようと立ち寄りました。

 

銀山温泉 能登屋旅館40

銀山温泉の街歩きマップ。

温泉街の入口から150mほどレトロな街並みが続いています。

街をぶらぶらして写真を撮って帰るだけならば30分足らずの距離です。

 

入口から「白銀の滝」までは300m(10分)、「銀坑洞」まで600m(20分)。

 

温泉街は一般車両進入禁止になっており、街の中に駐車場はありません。

温泉街から300mほどのところにあるバス停・駐車場から徒歩となります。

 

途中、能登屋旅館の駐車場前で従業員さんがいたので、日帰り入浴ができるか聞いてみたところ、現在は営業していないということで残念。

でも、ゆっくり見学していってくださいね~と言われました。

銀山温泉 能登屋旅館1

駐車場から坂を下りてくると、大正ロマンのレンタル衣装屋さんがありました。

「はいからさん」のコスプレですね~

温泉街に宿泊して1晩この格好で過ごせるコースがあるというのが驚きです!

*後日、銀山温泉に宿泊した時には男性でもコスプレしている方がいました。

 

カフェ「あいらすげーな」

営業時間9:00~18:00 水・木休み
〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑438
TEL:0237-28-2811
公式サイト

 

温泉街の入口です。

銀山温泉 能登屋旅館2

ほどなくして、1本目の橋が登場。

銀山温泉 能登屋旅館3銀山温泉 能登屋旅館39

銀山川にかかる「しろがねはし」。

ここからの眺めはまだそれほど「ザ・大正ロマン」とまではいきませんね。

奥に行くほど重厚な建物が多くあります。

 

「しろがねはし」を渡ると、ここから先は一般車両進入禁止となっています。

橋を渡ると左手50m先に「公衆浴場 しろがね湯」があります。

営業時間8:00~17:00 500円 不定休

 

橋を渡って右へ進むと・・・

銀山温泉 能登屋旅館6

元祖とうふやと書いてあります。今日は忌中でした・・・

パックに入った立ち食い豆腐や生揚げ豆腐が食べられるようです。 170円~

 

「野川とうふや」

営業時間 7:00~15:00頃(売切れ次第終了)
〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑427
TEL:0237-28-2494

 

お豆腐屋さんの先には足湯コーナーがありました。

銀山温泉 能登屋旅館38

「和楽足湯(わらしゆ)」 利用時間 6:00~22:00 無料

足湯に入りながら温泉街の街並みを眺めることができます。

 

湯口からは微たまご臭がただよっていました。

銀山温泉の泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉です。

 

宿のお湯がこの足湯と同じ状態ならば結構いいお湯なのでしょうが、硫黄成分はわずかなので高温の源泉を加水したり、冷まして湯船に入れる頃には硫黄臭が消えてしまうのが残念なのです。

銀山温泉 能登屋旅館13

銀山川を覗きこむとうごめく黒い物体が。

銀山温泉 能登屋旅館15

大きなニジマスがたくさん泳いでいました。

銀山温泉 能登屋旅館9

向かいには「蕎麦処 伊豆の華」。

橋の上にもチェアが置いてあり、銀山温泉の景色を眺めながら一息つけるお店です。

銀山温泉 能登屋旅館8

ランチタイムはお蕎麦、午後はカフェ、夜は居酒屋さんになっています。

旅館の夕食後にソフトクリームとカキ氷を食べましたが美味しかったです♪

 

「伊豆の華」

営業時間:11:00~22:30(22:00L.O.) 不定休
〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑440
TEL:0237-28-2036
公式サイト

対岸に戻りましてこちらもお宿「古山閣」です。2016年にはこんな斬新な建物ではなかったので、2017年にリニューアルされたのだと思います。別館「クラノバ」と書いてありました。1階はイタリアンレストランになっていました。斬新すぎて少々浮いています^^

⇒「古山閣別館クラノバ」の口コミを見る(じゃらん) 

そのお隣ののっぽな建物は「旅館松本」

⇒「旅館松本」の口コミを見る(じゃらん) 

「昭和館」と書かれたお宿。

銀山温泉 能登屋旅館10

こちらはたぬきのお宿?

銀山温泉 能登屋旅館11

温泉街を見下ろす天空露天風呂があるそうです。

 

「銀山温泉 昭和館」

〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑420
TEL:0237-28-2151
公式サイト

→「昭和館」の口コミを見る(じゃらん)

銀山温泉 能登屋旅館16

向かいには変わった建物。

アメリカ人の「金髪女将」で有名だった「藤屋」です。

その女将さんがいる時に家族が宿泊したことがあります。

和風だけれど斬新なデザインで、温泉街ではちょっと浮いていたと言ってました^^

でも、とても人気のある宿です。

 

「旅館 藤屋」

〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑443
TEL:0237-28-2141
公式サイト

→「藤屋」の口コミを見る(じゃらん)

 

銀山温泉 能登屋旅館18

こちらもお宿ですね。

正面から見るとど迫力の4階建て。温泉街の中では「能登屋旅館」に次ぐ風格。温泉が良ければ泊まりたいと思う宿。

⇒「古勢起屋別館」の口コミを見る(じゃらん)

徐々に大正ロマンの色合いが濃くなってきました。

銀山温泉 能登屋旅館19

そのお隣は「御宿 やなだ屋」。リフォームしたばかりなのかとても新しく見えます。

翌年は子供用のプールも置いてありました。

 

「御宿 やなだ屋」

〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑416
TEL:0237-28-2030
公式サイト

→「やなだ屋」の口コミを見る(じゃらん)

 

銀山温泉 能登屋旅館21

クライマックスに近づいてきました~

左手に見えるのは民家なのか、観光マップには名称が書いてありません。

とても風情のある建物です。

 

銀山温泉の宿に泊まると、夕食後にライトアップされた街並みを歩くミニツアーなんていうのもあります。

夜の景色や雪景色も素晴らしいでしょうね。

銀山温泉 能登屋旅館24

右手に見える3階建の重厚な木造建築は「能登屋旅館」です。

「千と千尋の神隠し」に出てくる「油屋」のモデルになった宿の一つと言われています。

「日本秘湯を守る会」の会員宿です。

 

茶色い看板に書いてある「水戸左エ門」さんが創業者で、かつ銀山開祖の立役者だそうです。

能登屋は創業明治25年(1893年)の老舗旅館です。

銀山温泉 能登屋旅館26

「能登屋」正面

銀山温泉 能登屋旅館27

横から。

重厚でカッコいい建物ですね~。

銀山温泉 能登屋旅館34

「能登屋」玄関。

 

「能登屋旅館」

〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑446
TEL:0237-28-2327
公式サイト

⇒「能登屋旅館」の口コミを見る

参考記事:能登屋旅館 宿泊レポ

 

能登屋の先にも「旅篭いとうや」、貸切利用できる共同浴場「おもかげ湯」、

「はいからさん通り」、美味しいお蕎麦で有名な「瀧見館」(旅館は高台)とあります。

 

銀山温泉 能登屋旅館31

能登屋の向かいに見えるのは民芸品などのお土産店。赤いポストが目印です。

「江戸屋」

営業時間 8:00~21:00 (冬期18:30)無休
〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑410
TEL:0237-28-2038
公式サイト

銀山温泉 能登屋旅館29

「江戸屋」の隣にはスイーツやお酒を扱うカフェ&バー。

「酒茶房 クリエ」

営業時間11:00~17:00 20:00~22:00  火休(不定休あり)
〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑410
TEL:0273-28-2038

「おもかげ湯」 10:00~17:00 貸切50分2,000円(受付は「はいからさん通り」)

⇒「おもかげ湯」の入浴レポ

貸切風呂の受付をしている「はいからさんカリー」のお店。

「はいからさん通り」
営業時間:9:00~18:00

〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑451
TEL:0237-28-3888
公式サイト

 

お店が途切れるといよいよ「白金の滝」です。

白銀の滝の手前にあるのは「そば処 滝見館」。

前回はここでそばを食べて日帰り入浴にあずかろうと立ち寄りましたが、温泉のある宿は高台の方にあり、お風呂だけ入って帰りました。⇒「瀧見館」日帰り入浴レポ

「そば処 滝見館」
営業時間:11:00~なくなり次第終了
〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑522
TEL:0237-28-2164
公式サイト

少し先まで行くと「白銀の滝」があります。

マイナスイオンたっぷり。とても癒される風景です。

ここでUターンして帰ります。

銀山温泉 能登屋旅館37

能登屋から藤屋に向かう途中、軒下には小さな共同浴場もありました。

熱すぎて入れないことが多いようです。

*2018年4月に閉館しました。

「共同浴場 かじか湯(大湯)」

営業時間8:00~19:00 300円

⇒「かじか湯」日帰り入浴レポ

 

初回は写真を撮りながら能登屋まで往復して帰り、往復20分の見学のみでした。

翌年は能登屋旅館に泊まり、チェックイン後、夜、翌朝と1時間以上ゆっくりお散歩できました。

 

【能登屋旅館と銀山温泉の街並み・白銀の滝の動画】

数字をクリックすると、温泉街の街並みと白銀の滝の部分のみ視聴できます。

14:58 昼間の温泉街をぶらり~旅館とお店をざっくり紹介

18:50 温泉街の奥 白銀の滝へ

19:20 白銀の滝

20:49 能登屋旅館 営業案内

 

【銀山温泉の街並み&能登屋旅館の感想】

 

能登屋の建物は素晴らしい!

 

温泉街自体は思っていたよりもコンパクトな街並みでした。

ハイライトとなる大正ロマン風の眺めはほんの100m足らずの距離なんですね。

ただ歩いて写真を撮るだけだとあっという間で面白味はないです。

カフェに入ってゆっくりしたり、宿泊して夜の街を散策するのが醍醐味なのだと思いました。

もし満室で泊まれなかったとしても、共同浴場も3つあるので、ブラブラ半日は満喫できると思います。

 

街の風情★★★★4.8

宿泊したい度★★★★★5.0

 

⇒「銀山温泉」の宿をインターネットで予約する

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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