銀山温泉 能登屋旅館 宿泊レポ その1 お部屋編 ★★★★

銀山温泉 能登屋旅館271

山形県尾花沢市にある銀山温泉「能登屋旅館」の宿泊レポート客室編です。

最終更新日  2018/1/30 訪問日  2017/8月上旬・2016/8月上旬

【銀山温泉 能登屋旅館】基本情報

ぎんざんおんせん のとやりょかん

住所:〒999-4333 山形県尾花沢市銀山新畑446
TEL:0237-28-2327
公式サイト日本秘湯を守る会宿紹介ページ

 

⇒「銀山温泉 能登屋旅館」のアクセス&予約はこちらのページへ

 

【宿泊料金】

1泊2食付 16,350 円 ~ 20,670 円 お一人様× 素泊まり× 湯治対応× 自炊×

口コミ総合評価:google 4.6点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆日本秘湯を守る会のファン
◆老舗の風格のある宿が好き
◆銀山温泉の象徴ともいえる宿に泊まりたい


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【日帰り入浴】

不可

 

→「能登屋旅館」の食事情報はその2お食事編へ

→「能登屋旅館」の温泉情報はその3お風呂編へ 

→「銀山温泉の街並みと白銀の滝」はこちらへ

 

【大正ロマンのレトロな街並み~銀山温泉 能登屋 偵察】

 

「能登屋旅館」は明治25年(1892年)創業の銀山温泉を代表する老舗旅館です。

本館は大正10年建築の重厚な木造4階建。大正ロマン漂う温泉街の中でも圧倒的な存在感です!

 

前回は、山形市内の花笠まつりの前泊に予定していましたが、直前ではすでに満室。翌年は少し早めに計画して予約できました。

といっても、温泉街を見下ろす本館の客室はずいぶん前から満室だったようで、平成23年に増築されたという別館になりました。

もし本館にキャンセルが出たら変えてもらうようにお願いしましたが、そんなに簡単にキャンセルは出ませんでしたね。

何としても本館に泊まりたい!という方は、早めに予定を組んでください(ー_ー)!!

 

【銀山温泉の入口から能登屋旅館まで】

温泉街の入口手前にある能登屋旅館の第1駐車場。

温泉街は「しろがね橋」から一般車両進入禁止になっており、街の中に駐車場はありません。

チェックインの時間帯になるとここで従業員さんが待機していて、バイクで荷物を運んでくれます。

荷物が先にチェックイン、宿までは温泉街の街並みを眺めながらとほ4~5分の距離です。

電車で向かう場合には、「大石田駅」から送迎バスが出ています。往きは13時40分・15時45分発(3日前までに要予約)。

銀山温泉 能登屋旅館40

銀山温泉の街歩きマップの右下にあるのが駐車場、「能登屋旅館」は奥の方、川にカーブがかかる9つ目の橋の右側にあります。

銀山温泉 能登屋旅館3

駐車場から下りてくると1つ目の橋「白銀橋」が温泉街の入口になり、ここから先は一般車両進入禁止となります。

銀山温泉 能登屋旅館2

銀山温泉の中心部を流れる白銀川。上流にある白銀の滝があります。

温泉街は入口から奥へ行くほど「ザ・大正ロマン」とも呼ぶべき重厚な宿が増えてきます。

銀山温泉 能登屋旅館21

駐車場から歩くこと3~4分。温泉街のクライマックスに近づいてきました~

銀山温泉 能登屋旅館24

これが「能登屋旅館」です。

「千と千尋の神隠し」に出てくる「油屋」のモデルになった宿の一つと言われています。

古い旅館ではたまに目にする「鏝絵」(こてえ)。

茶色い看板に書いてある「水戸左エ門」さんが「能登屋旅館」の創業者で、かつ銀山開祖の立役者だそうです。

水戸左エ門さんは能登の七尾からやってきた銀山の山師だったそうで、旅館の屋号は出身地の「能登」から取っています。

銀山温泉の旅館は、もともと銀山の労働者として出稼ぎに来ていた人が定着して、労働者向けの宿場ができたのが始まり。銀山を掘っている途中に偶然温泉が発見され温泉地となりましたが、その後、江戸後期に入り銀山が廃山となると本格的に温泉街として発展して行きました。

 

正面から見た「能登屋旅館」の本館。

向かいの道路からギリギリ後ろまで下がっても屋根の上まで写真に納まらないほどの高さがあります。

2階、3階、客室、4階には食事処があります。

もともとは木造3階建ですが、本館の4階部分は増強工事と別館改築の際にできたのでしょうか。

銀山温泉 能登屋旅館27

横から。

重厚でカッコいい建物ですね~。

玄関の横には本日のお客様のお名前。全15室で15組の名前が書いてあるので満室です。

タイと香港からも来ていました。他の旅館を見ても1~2組は外国人名が書かれていました。

「能登屋旅館」の玄関。

大理石と西洋風の白い柱が大正ロマン風です。

【銀山温泉 能登屋旅館 館内&客室】

玄関に入ると左にフロント、右に喫茶室、正面奥がエレベーターになっています。

左のフロント奥には自由に貸切利用できる「洞窟風呂」(地下)もあります。

館内はフローリングに白壁でシンプルモダンな内装です。外観から想像するより今どきの和風旅館でした。エレベーターもあり、補強工事をしたからなのか、廊下を歩いてもギシギシ音が立たず、鄙びた温泉宿というよりも観光地にあるホテルのような感じです。

大木1本を半分に割った大きなテーブルで記帳。

麦茶のサービス。

フロントの奥には廊下の代わりに赤い桟橋、隣は喫煙コーナーになっています。

館内では客室以外の場所で灰皿が置いてあったのはココだけでした。

赤い桟橋から振り返るとロビーはこうなっています。

廊下には晩年の「おしん」を演じた音は信子さんと能登屋旅館の大女将の写真。「おしん」のドラマで尾花沢と銀山温泉が有名になったといっても過言ではありません。おしんが奉公に出されてからは、母(泉ピン子)が銀山温泉の酌婦として出稼ぎに来たのでした。

お二人とも手には「おしんこけし」を持っています。おしんは実家を離れてからも銀山温泉で母に買ってもらったこけしを大事にしていたのですね。「おしんこけし」のお店は、「能登屋旅館」から「白銀の滝」に向かう途中と尾花沢市内にあります。

館内には本館1階~4階をつなぐエレベーターがあります。

別館は平成23年に建てられた鉄筋コンクリート造りの2階建て。本館4階に連絡通路がありますが、別館は裏山の斜面に建っているので、温泉街から見ると4階,5階建に相当します。別館の1階、2階は別館専用のエレベーターがあります。なんて便利なんでしょう!

館内見取り

別館の上にはほとんど山の上ともいうべき場所に貸切の「展望露天風呂」もあります(予約制)。この貸切風呂の存在を知らずに訪問しましたが、もっとアピールすべきとても良いお風呂です!(ただし冬期は閉鎖)

今回宿泊した別館2階の見取図。

別館2階客室の廊下。

今回宿泊した「ひぐらし」の客室

 

今回利用したプラン

直接電話予約で2名利用1泊2食付17,000円+消費税・入湯税=18,510円でした。

入口側から見た客室。和室10畳間+広縁、トイレ、洗面台、テレビ、冷蔵庫、エアコン、空気清浄器、金庫あり。

吹き抜けのような高い天井。

白壁にはシミひとつなくまだ新築のような新しさでした。

広縁側から見た客室。床の間にはテレビ、隣の襖を開けると前室に洗面台とトイレがあります。

床の間の横にはクローゼット、クローゼットの中には小さ目の金庫、その下にはタオル、浴衣、アメニティ等。

広縁はフローリング張り。灰皿があるので、禁煙・喫煙の区別はないようです。

広縁側にはミニキッチンがあります。下には空のミニ冷蔵庫。

お茶セット。緑茶の茶筒とほうじちゃのTバッグ。

お茶請けは「古代米大福」。

温泉街入口の「しろがね橋」の前にある和菓子屋さんでも売っています。

クローゼットの下には浴衣と羽織

浴衣はグレー地にピンクの花びら、タオルセット。アメニティは女性が歯ブラシ、ヘアブラシ、シャワーキャップ。男性は歯ブラシ、ヘアコーム、カミソリでした。

アメニティは大浴場、貸切風呂の脱衣所にも置いてあります。

客室入口側には洗面台とトイレ

洗面台

ウォシュレットトイレ

設備も新しくて何も言うことはないです。

広縁からの景色。

別館の2階は本館の5階に相当するので、窓から見えるのは温泉街の屋根と遠くの山の景色でした。

温泉街は夜9時までライトアップされるので、結局は部屋から出て散策することになるのですが、部屋から街並みが見えなくとも特に残念な気分にはなりませんでした。

ライトアップされた夜の「能登屋旅館」。

他の旅館に泊まっている人たちも、わざわざ夜の「能登屋旅館」の前まで撮影しにやって来ていました。ここに泊まってますよ^^という優越感が(*^_^*)

夕食後は温泉街の散策がてら、カフェにかき氷を食べに出かけました。

 

【銀山温泉 能登屋旅館 パブリックスペース】

こちらは本館4階と別館1階を繋ぐ連絡通路。

温泉に行くと高確率で出会う「斉藤茂吉」。

「蝉のこゑ ひびかふころに 文殊谷 吾もわたりて 古へおもほゆ」

昭和20年8月(終戦直後)に銀山温泉に宿泊し、近くにある白銀の滝を見て詠んだ一句だそうです。

その奥には何やらステンドグラスのオシャレな部屋が。

談話室でした。

4畳半くらいの小さな部屋ですが、大正ロマンそのもののインテリア。

軍服を着た将校が会合をしていそうな。

温泉街の入口には男女とも袴をレンタルしているお店があるので、大正時代のコスプレをしてきてここで撮影なんていうのもありかも(*^_^*)

 

別館に宿泊していると、本館の上階から温泉街はどう見えるのか、この談話室から予測するしかないので、ちょっと外を覗いてみました。

なるほど~。ライトアップされた夜の様子も撮影すればよかった。

4階の高さにもなると他の建物の屋根の方が目立ちますね。本館に泊まるならば2階くらいの方が街並みが間近に見えて良いのかもしれません。

談話室の隣には自販機もありました。缶コーヒー150円、500mlペットボトルは200円。

近くにコンビニは当然ありませんが、「能登屋旅館」の向かいにはカフェがあり、ちょっとしたお菓子やジュースなども売っています。

 

【能登屋旅館 喫茶室 山ぼうし】

本館1階のロビー横には「山ぼうし」という喫茶室があります。

滞在中は存在すらしらなかったのですが、チェックアウトの時に女将さんに声をかけられ、コーヒーでもどうぞということでお邪魔しました。

ぬくもりのある喫茶室

格子戸の外には銀山の温泉街が見えます。

町屋と現代風のカフェが融合したようなオシャレな空間でした。

窓には四つ葉のクローバー。

コーヒーを飲みながら女将さんから銀山と能登屋のお話を伺いました。

帰りは大女将と若女将2人そろってごあいさつ。

おみやげに飴をいただきました。

 

【能登屋旅館 お部屋の感想】

「能登屋旅館」は外から見ると古くて重厚な木造建築ですが、一歩中に入ると今風のモダンな造り。エレベーターも完備され、客室のトイレも最新のもの。便利すぎてこれでいいのかと思ってしまうほど。

さすがに世界的な観光地だけあって、いわゆる「秘湯の宿」というイメージはみじんもありませんでした。お風呂も怪しげな洞窟風呂を除いて現代風なので、それを「味がないと見るか」、人それぞれだと思います。

でも、銀山温泉の場合は、宿の中だけでなく、夜の温泉街を楽しむというのも宿泊する醍醐味なのだろうと思いました。

普段はチェックインをしてしまうとお風呂に入ってご飯を食べてすぐ横になってしまうのですが、銀山温泉の場合は昼も夜も散策が楽しく、夜遅くまでお茶したりちょっと飲んだりできるお店もあるので、珍しく夜の温泉街を歩き回りました。

 

接客に関しては、女将も大女将も気さくな感じでしたが、最後に着物で揃ってのお見送りは良かったです。食事の際の仲居さんはとても丁寧でした。

今回は8月上旬で汗だくの季節でしたが、白銀の温泉街にも行ってみたくなりました。ただ、その場合は「能登屋」で私がイチオシである最上部の展望露天風呂が閉鎖されてしまうのですが・・・。

 

部屋の広さ ★★★★4.4

設備 ★★★★4.6

アメニティ ★★★★4.3

清潔感 ★★★★4.7

宿の雰囲気 ★★★★4.3(外観は4.8)

接客サービス ★★★★4.4

街の風情★★★★4.8

 

⇒「銀山温泉 能登屋旅館」をインターネットで予約する

 

→「能登屋旅館」の食事情報はその2お食事編へ

→「能登屋旅館」の温泉情報はその3お風呂編へ

→「銀山温泉の街並みと白銀の滝」はこちらへ

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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