【群馬】新鹿沢温泉 鹿鳴館 日帰り入浴 ★★★

新鹿沢温泉 鹿鳴館25

群馬県嬬恋村にある新鹿沢温泉「鹿鳴館」の入浴レポートです。

最終更新日  2015/8/28 訪問日  2015/5月下旬

【新鹿沢温泉 鹿鳴館】基本情報

しんかざわおんせん ろくめいかん

住所:〒377-1614 群馬県吾妻郡嬬恋村田代1017−92
TEL:0279-98-0003
公式サイト

【宿泊料金】

1泊2食付 12,960円~21,600円 お一人様〇 素泊まり〇 湯治対応× 自炊×
素泊まり7,020円~7,344円

口コミ総合評価:楽天トラベル4.6点、じゃらん4.5点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆嬬恋村で手軽に利用できる日帰り入浴を探している
◆あまり混雑しない綺麗な宿が良い
◆軽井沢観光・四阿山登山・鹿沢スノーパークの帰りに


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【日帰り入浴】

営業時間:12:00~21:00(退館)
料金:600円

アクセス

◆車
上信越自動車道「小諸・東部湯の丸IC」より地蔵峠・湯の丸高原経由で30分。「碓氷軽井沢IC」よりR18・R146経由で50分。関西方面からは「上田菅平IC」よりR144経由で30分。
ドラぷら
◆電車
上野駅からJR吾妻線「万座・鹿沢口駅」下車、タクシーで20分。長野新幹線「上田駅」からタクシーで40分。
Yahoo!路線情報
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約

地図

【新鹿沢温泉 鹿鳴館 日帰り入浴】

新鹿沢温泉(しんかざわおんせん)は北軽井沢エリア、群馬県と長野県の県境にある温泉です。

6軒ある宿のお湯はすべて4キロ離れた「鹿沢温泉 紅葉館」からの引き湯です。

 

元湯である鹿沢温泉の開湯は白雉(飛鳥時代650年頃)と古く、

「鹿沢温泉」の名は、鹿がお湯に入って傷を癒しているのを発見したというエピソードに由来します。

 

「鹿鳴館」の創業は明治中期。

名前の由来は不明ですが、時代の流行からつけたのでしょうか?

新鹿沢温泉 鹿鳴館38

県道94号線沿いにある鹿鳴館の建物。

名前のイメージとは異なり近代的な旅館です。

全16室で意外とコンパクトな宿。

大正7年に全焼してしまい、その後何度か改築を経て平成16年にリニューアルされました。

新鹿沢温泉 鹿鳴館37

玄関には鹿の剥製。

新鹿沢温泉 鹿鳴館36

近代的で広いフロント。

新鹿沢温泉 鹿鳴館32

ロビーは和風。

新鹿沢温泉 鹿鳴館35

ロビーから見える中庭と客室の建物。

静かでとても雰囲気は良いです。

新鹿沢温泉 鹿鳴館34

薬師如来が祀られていました。

 

新鹿沢温泉 鹿鳴館30

こちらは大正3年の時のスケッチ画。

湯治から温泉街の奥には薬師堂があったようです。

鹿沢温泉は効能が高く、険しい山道を湯治のために通う人も多かったようで、

通り沿いには百体の観音様も祀られています。

 

温泉はフロントを抜けて廊下の奥へ。

お風呂は男女別の大浴場(内湯・露天風呂)があります。

新鹿沢温泉 鹿鳴館18

女湯入口

新鹿沢温泉 鹿鳴館19

12畳くらいの広さの脱衣所。

新鹿沢温泉 鹿鳴館20

洗面台

新しくて綺麗です。

新鹿沢温泉 鹿鳴館11

貴重品ロッカーは100円返却式。

新鹿沢温泉 鹿鳴館22

内湯は御影石のお風呂が二つ。

手前は8~10人サイズ。

鹿沢温泉の源泉は金気臭が強い微褐色のお湯ですが、

こちらは加温+循環ろ過しており、ほとんど無色透明になっています。

塩素臭は全くしませんでした。

 

循環湯でありながらも、床が千枚田状態になっていますね。

新鹿沢温泉 鹿鳴館23

奥は源泉槽で2~3人サイズ。加水なしのかけ流し。

こちらは微褐色で金気臭もします。

新鹿沢温泉 鹿鳴館24

壁にはきちんと表示されています。

新鹿沢温泉 鹿鳴館2

壁際にはシャワー台が8台ほど。

新鹿沢温泉 鹿鳴館25

内湯のドアから外に出ると露天風呂があります。

石組で10~12人サイズの大きさ。

新鹿沢温泉 鹿鳴館28

微褐色ですが、内湯の源泉槽と比べると濁りは薄め、金気臭も弱めです。

新鹿沢温泉 鹿鳴館5

湯口

オーバーフローはしておらず、おそらく循環ろ過だと思われます。

源泉槽に比べると浴感に物足りなさを感じます。

新鹿沢温泉 鹿鳴館4

入浴中の眺め。

新鹿沢温泉 鹿鳴館26

露天風呂の前は庭園風になっており、外は人の背の高さほどの板塀で覆われています。

眺望はあまりありませんが、新緑に覆われているので解放感はありました。

新鹿沢温泉 鹿鳴館27

板塀の隙間から覗くと、外はこんな景色。

裏庭なので塀がなくても良さそうですが、作業車が入ってきたりするのでしょうか。

新鹿沢温泉 鹿鳴館21

脱衣所の窓には「カモシカの親子が遊びに来ます」とありましたが、

この日は見かけませんでした。

でも、いつ来てもおかしくないくらい静かな雰囲気です。

新鹿沢温泉 鹿鳴館10

男湯の方は露天風呂が広めでした。

新鹿沢温泉 鹿鳴館16

浴室入口前には湯上りスペース。

新鹿沢温泉 鹿鳴館17

缶ビールとソフトドリンクの自販機があります。

アイスクリームはフロント横の売店で売っていました。

 

*読者の方が宿泊された時の食事の写真等を投稿してくださいましたので、コメント欄をご覧ください(2020年1月6日)。

 

【新鹿沢温泉 鹿鳴館 温泉の感想】

 

以前、父が宿泊してお気に入りの宿ということで立ち寄りました。

元湯である鹿沢温泉の後だったせいか、お湯のインパクトが弱く、

温泉だけが目当てだと物足りないですが、

新しくて綺麗で設備が整っているところが良いとなると、

鹿鳴館も選択肢に入るのかもしれません。

 

宿系にしては日帰りの営業時間も長く、対応も丁寧でした。

父が言うには、宿の雰囲気が良くてご飯が美味しかったとのことです。

 

泉質★★★3.8

お風呂の雰囲気★★★★4.0

清潔感 ★★★★4.0

接客サービス★★★★4.3

 

 

新鹿沢温泉 鹿鳴館 宿泊予約サイト

 

→お問合せの前に*ネットでの宿泊予約が初めての方へ

 

【新鹿沢温泉 鹿鳴館 温泉情報】

◆お風呂

男女別大浴場 内湯・露天風呂各1 露天風呂付客室1

◆源泉 H19.10月の分析書

「鹿沢温泉 雲井の湯」 泉温47.5度 湧出量:測定せず(自然湧出)
泉質:マグネシウム・ナトリウム―炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)ph6.8
蒸発残留物900mg/kg 溶存物質1,380mg/kg 成分総計1,438mg/kg
態様:内湯の源泉槽以外は加温・循環ろ過、塩素消毒あり(塩素臭はほぼなし)

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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【群馬】新鹿沢温泉 鹿鳴館 日帰り入浴 ★★★」への13件のフィードバック

  1. 秘湯っ子様
    先日ここに行きましたので写真をうpします。
    あと、記事の中「奥は源泉槽で2~3人サイズ。加水、かけ流しなし。」という記述があります。
    ここは「加水なしのかけ流し。」ということではないでしょうか。ご確認くださいますと幸いです。

  2. 農さま

    今回も写真をたくさん掲載していただいてありがとうございます!
    鹿鳴館にも宿泊されたのですね。写真からは落ち着いた雰囲気の宿に感じられます。
    ヴィラせせらぎといい、幅広く湯巡りされていますね!

    「加水なしのかけ流し」はその通りですので、訂正いたしました。
    ご指摘ありがとうございます。

  3. 秘湯っ子様
    こちらこそ、いつも大変参考になる情報をいただいております。ありがとうざいます。
    少しでもフィードバックしたいと思っています。

    せっかくなので、写真をもう1つ追加します。
    風呂の目の前にある共用部分のマッサージ機です。秘湯っ子様が撮影されたベンチの置いてある場所の隣です。

    それから、「鹿鳴館」の由来についても、特定できなかったということをお書きになっていらっしゃいましたので、オーナーに聞いてみました。
    回答はなんと!「(鹿沢温泉の伝承である)鹿が鳴く」ということでした。
    明治16年に外務卿井上馨が東京の東京都千代田区内幸町(現在の地名)に、欧化政策の一環として建設し、後に華族会館として使用された西洋館(である鹿鳴館)の名を取ったわけではないとおっしゃっていました。
    しかし、東京の西洋館の鹿鳴館の由来も、鹿が鳴くほのぼのとした情景で客をもてなすというようなものらしいので、同じ、つまり「時代の流行」というのは適切な指摘かもしれません。

  4. 農さま、

    追加の写真と鹿鳴館の名前の由来をありがとうございます!

    西洋館の方の鹿鳴館の由来もきちんと知りませんでしたが、根っこは同じだったのですね。
    きらびやかなイメージがあったので、野生動物の鹿には思いが至りませんでした。
    そういえば、お宿の方は親子の鹿が遊びに来るとありましたね。

    日帰りで訪問した宿ではそこまで尋ねることもしないので、とても参考になりました。
    ありがとうございます!

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