宮城県大崎市にある天然の滝湯で有名な、鳴子温泉郷「吹上温泉 峯雲閣」に日帰り入浴したレポートです。
最終更新日 | 2020/5/12 | 訪問日 | 2016/5月下旬 |
【吹上温泉 峯雲閣】基本情報
ふきあげおんせん ほううんかく
住所: 〒989-6941 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上16
TEL:0229-86-2243
公式サイトなし 参考:鳴子温泉郷観光協会
*2020/5/15から営業を再開する予定です
【宿泊料金】
1泊2食付 11,000円~12,100円 お一人様〇 素泊まり 湯治対応 自炊
口コミ評価:Google 4.2点/5.0点
【吹上温泉 峯雲閣はこんな温泉です】
◆観光ポスターにも登場する鳴子温泉郷の名物風呂がある宿
◆滝壺を目の前に天然の湯滝に入浴できる!
◆観光客でいつも混んでいて女性はちょっと入りにくいかも
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【日帰り入浴】
営業時間:10:00~13:00(13:00退館)
料金:大人500円 小人300円
湯めぐりシール利用可
定休日:不定休
*湯滝は6月~10月頃が適温、ただし夏は虫多し
*露天風呂はバスタオル巻OK
アクセス
◆車
東北道「古川IC」から国道47号線~鳴子温泉郷経由、60キロ、1時間20分。
秋田方面から秋田道~横手JCT~横手湯沢有料道路「湯沢IC」~国道108号線経由、湯沢市内から60キロ、1時間10分。
ドラぷら
◆電車
JR陸羽東線「鳴子温泉駅」より市営バス「鬼首線下り」で27分、「かんけつ泉」下車、徒歩5分
Yahoo!路線情報・大崎市営バス時刻表検索
◆高速バス
楽天トラベル高速バス予約
地図
【マイナスイオンたっぷりの滝湯 吹上温泉 峯雲閣】
「吹上温泉 峯雲荘」は、鳴子温泉郷の最奥、鬼首温泉の間欠泉近くにある一軒宿です。
敷地内を流れる天然の滝湯が名物で、お風呂そのものが観光名所になっています。
宿自体も鄙びた風情があり、宿泊しても満足できそうでした。
ただ、宿泊は1日8組限定、日帰り入浴も10時から3時間と短いので、
きちんと予定を組まないとなかなか訪問しにくい温泉です。
今回訪問したのは5月下旬。
公式サイトはなく、ネットの口コミでは、名物の滝湯は6月~10月頃の営業とありましたが、
すでに滝湯も営業していて、平日でも10組以上の日帰り客がいました。
場所は、鳴子温泉郷のある国道47号線を鬼首方面へ、
「かんけつ泉」の看板に従って進むと宿の看板が出てきます。
宿の外観。
敷地内には駐車スペースが8台分くらいしかなく、
休日ともなれば路駐に車も出るくらいの人気です。
玄関。
館内も鄙びていて良い感じでした。
鍋物か蕎麦なのか、美味しそうな匂いがしてきていました^^
到着したのは日帰りが終わる13:00の10分前。
受付の締切り時間は決まっていないようですが、
13:00が退館時間なので、それでもよければと入浴させてもらえました。
以前、盗撮騒ぎがあったそうで、玄関には撮影禁止の張り紙がありましたが、
今回は、フロントにカメラを預けるという措置はとられていませんでした。
(到着がギリギリだったせいもあるかもしれませんが)
さて、お風呂ですが、
玄関入って左の廊下を奥に進むと男女別の内湯があります。
滝湯へは各内湯から外に出られるようになっています。
滝湯の手前には15~20人サイズの長方形の露天風呂もあります。
どちらも混浴ですが、バスタオル巻、湯浴み着の着用はOKです。
時間も迫っているので、露天風呂へと直行です(^o^)
手前にある長方形のお風呂は42度弱で入りやすい温度でした。
続いて滝湯へ。
既にほとんどのお客さんが帰り支度をしている中、
男性が一人入浴していましたが、お構いなしに突撃です^^
こちらは大崎市の観光ポスターにもなっている滝湯の様子。
入口は砂利の浅瀬で、滝に近づくほど奥が深くなっています。
30人くらいは入浴できそうな広さです。
天然の滝なので、足元の石が少しヌルっとしていました。
新緑と滝の水音で、見ているだけでも癒される景色ですが、
ここに入浴もできるのか!と思うと、嬉しさ倍増です(^o^)
滝自体は、落差も2~3mほどしかないので、
滝壺に近づくと流されてしまうような荒々しい滝ではありません。
ふんどしで滝に打たれても大丈夫そうでした。
伊豆にある「大滝温泉 天城荘」を想像していたら、
近づくと迫力はあるのですが、もう少し大人しい癒し系の滝でした。
あちらは、滝に打たれたら首の骨を骨折するくらいの水量ですからね^^
滝の部分だけアップ。
水温は40度弱くらい。
ゆっくり入るには寒すぎず熱すぎずちょうど良い温度でした。
吹上温泉「吹上の湯 吹上第二源泉」泉温82.6度 湧出量?(自然湧出)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)ph8.5
夏場はアブも多く、気温も湯温も高くて居心地が良くないらしいので、
アブもいなくて天気の良い5月下旬~6月上旬頃、
やや涼しくなった9月下旬~10月くらいがおすすめの季節なのかもしれません。
【鬼首温泉 地獄谷遊歩道】
帰りではなく、往きに訪問したのですが、
吹上温泉手前の二叉路を左に進むと、鬼首温泉の「地獄谷遊歩道」の入口があります。
遊歩道入口と川沿いの遊歩道。
片道15分くらいの整備された遊歩道沿いには
湯けむりにボコボコ温泉の湧き出る「〇〇地獄」が10か所くらいあります。
「かんけつ泉」のように豪快に吹き上げていたのは1か所だけでしたが、
自然の中で野趣あふれる光景が広がっていました。
湯滝のある「吹上温泉」は、地獄谷の方に源泉があるのですが、
地獄谷の遊歩道を歩いていたら「吹上げの湯」というのもありました。
ただ、どれがその「吹上の湯」なのか、よく分かりませんでしたが。
有名な「紫地獄」。
この手前の湯だまりに入ろうとする秘湯マニアもいるらしいです。
今回は、熱湯のような湯気が出ていて、とても入れる温度ではありませんでした。
こちらも有名な「卵湯」。
5分ほどお湯につけると自家製温泉玉子の出来上がり♪
誰が置いて行ったのか、ザルがありました。
「紫地獄」「卵湯」の看板。
硫黄の匂いが漂っているので、白濁したお湯が出ているのと思ったら、
穴から見えるお湯も、川を流れているお湯も透明でした。
「人追い地獄」と「まんだら地獄」の看板。
「ワラビ湯」の看板。
入口から10分ちょっと歩いたら、
間欠泉まであと200mのところで「立入禁止」になってしまいました。
突然、ジュボボボボーーッと音を立てて吹き上がる源泉があったのですが、
カメラを取り出すのが間に合いませんでした^^
吹上地獄谷と鬼首伝説の看板。
【吹上温泉 峯雲閣 温泉の感想】
「吹上温泉」は、個性の強い鳴子温泉郷にありながら、
お湯自体はあっさりとした単純泉でした。
内湯も小さいので、やっぱり滝湯に入れないとつまらないですね。
滝湯の方は評判通り、迫力がありつつも癒される景色で、
滝を眺めながらずっと入っていたいお風呂でした。
観光客に人気なのも納得です。
脱衣所での会話によると、露天風呂は男性が10人以上、
女性で入浴していたのは1~2人で、もちろん裸のままの人はいなかったようです。
でも、バスタオルや湯浴み着を利用すれば何とか行けるんじゃないでしょうか。
泉質★★★★4.0
お風呂の雰囲気★★★★4.2(滝湯は4.8)
清潔感★★★★4.3(滝湯は3.0)
接客サービス★★★★4.3
【吹上温泉 峯雲閣 温泉情報】
◆お風呂
男女別内湯各1 滝湯1(混浴) 露天風呂1(混浴)
◆源泉 H20.9月の分析書
吹上温泉「吹上の湯 吹上第二源泉」泉温82.6度 湧出量?(自然湧出)
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)ph8.5
蒸発残留物 -mg/kg 溶存物質(ガス成分を除く)737.7mg/kg 成分総計737.7mg/kg
態様:源泉かけ流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
吹上温泉 峯雲閣 宿泊予約サイト
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*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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