【栃木】奥鬼怒温泉郷 八丁の湯 宿泊その1 お部屋編 ★★★+

八丁湯建物38

最終更新日 2020/9/1 訪問日 2021/12・2014/7

【奥鬼怒温泉郷 八丁の湯】基本情報

おくきぬおんせんきょう はっちょうのゆ

住所:〒321-2717 栃木県日光市川俣876
TEL:0288-96-0306
公式サイト日本秘湯を守る会宿紹介ページ

⇒「八丁の湯」のアクセス&予約はこちらのページへ

【宿泊料金】

1泊2食付 13,200 円 ~26,950 円 お一人様〇 素泊まり× 湯治対応× 自炊×

「八丁湯」の口コミ総合評価:Google 4.4点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆日本秘湯を守る会のファン
◆居心地のいい山奥の一軒宿に泊まりたい
◆奥鬼怒の登山・トレッキング基地に
◆混浴ファン


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⇒「奥鬼怒温泉郷 女夫渕駐車場から宿までの道のり」はこちらへ

→「八丁の湯」のお食事情報はその2お食事編へ 

→「八丁の湯」の温泉情報はその3お風呂編へ 

→「八丁の湯」の日帰り入浴プランの情報はその4へ

 

【日帰り入浴】

営業時間:9:00~15:00
料金:大人800円 子供500円

混浴はバスタオル巻OK

 

【奥鬼怒温泉郷 八丁の湯 宿泊1 お部屋編】

関東最後の秘境と言われる奥鬼怒温泉郷。

奥鬼怒には鬼怒沼や噴泉塔等、登山・トレッキングファンには人気のスポットがあるため、「八丁の湯」は秘湯ファンのみならず、登山客にも人気の宿です。

八丁の湯は4つある奥鬼怒温泉郷の宿のうち、麓から一番近い、標高1,300mにある一軒宿です。

創業は昭和4年と意外に古い宿です。

 

※八丁の湯には2014年と2021年に宿泊していますが、2021年の記事は準備中です。

全館リニューアルされて料金もアップしましたが、ログハウスが似合う洗練された雰囲気になりました!

 

 

【八丁の湯までのアクセスは送迎・乗り合いタクシー又は徒歩】

麓の「女夫渕駐車場」から奥鬼怒温泉郷4つの宿までの林道は一般車両通行禁止となっているため、アクセスは徒歩又は送迎利用となります。

送迎があるのは宿泊又は日帰り入浴プランで、単なる入浴利用の場合は駐車場から1時間半ほど歩いて行くことになります。

又は鬼怒川温泉からは10人定員の乗り合いタクシーが出ており、そのタクシーでならば通行禁止区間も入れるので宿まで送迎してもらえます。

 

「八丁の湯」「加仁湯」「日光沢温泉」はそれぞれ徒歩10分圏内に固まっています。

麓からここまでは8割方は渓流沿いの平坦~ゆるやかな登り道となっており、天気が良ければ登山初心者でも難なく歩けるコースです。

「手白澤温泉」だけこの3軒の塊から30~40分歩きますが、そちらの方が最初だけ登りがキツイです。

 

往路は旅の気分も盛り上がっているでしょうから、登山好きでなくとも山歩きも楽しいかもしれません。

帰りは最後の10分くらいだけ上りがあるだけですが、もし汗だくになっても麓の駐車場に温泉もシャワーもないのでちょっと大変かもしれません^^

なお、徒歩の場合は熊が出没する地域であることと、午後は急な雷雨もあったりするので、服装や装備には十分大気をつけください。

→女夫渕駐車場までの道のりはこちらをご覧ください。

奥鬼怒温泉郷の各宿までの所要時間は上の通りです。

 

今回は送迎を利用しました。

山の宿なのでお迎えは早くから可能です。ただし、温泉利用は12:00~、部屋に入れるのは14:00~。

車の送迎でも往復1時間弱かかるので、他のお客さんとの兼ね合いもあり、往きの送迎は要予約となっています。

9:30/10:30/12:00/15:00/16:30 の1日5便となります。
※毎土曜日、祝前日、12/30〜1/2は臨時便14:00発を運行

 

2021年12月現在の送迎時間は下記の通り

 

 

それと、宿泊中は無人の駐車場に車を停めっぱなしになります。

貴重品の管理にはご注意を。

PC等の精密機器を置いている場合、真夏は木陰に駐車した方が良さそうです。

 

秘湯っ子は秘湯を守る会のスタンプ帳を車の中に置き忘れ、戻るに戻れず、新規に発行してもらうことになりました^^

八丁の湯のマイクロバスが来ました。

午後2時近くでしたがチェックアウトのお客さんと入替えです。

 

普通の旅館はチェックアウトが午前10時ですが、「八丁の湯」ではチェックアウト後も休憩処でゆっくりできるので、奥鬼怒の湯巡りをしてから帰ってくる方も多いようです。

なぜか助手席にはテディベア

駐車場から宿まで25分くらい、未舗装の砂利道をゆっくり走って行きます。

通り道は譲り合いをすれば対面通行もできそうなくらいの砂利道でした。ただ、何か所か落石注意の場所があるので一般車両は入れないようです。

ここが絶景ポイントだと言われて撮影。

ガラス越しだったのであまりクリアな写真ではないですが、鬼怒川源流の深い渓谷沿いの道を登って行くのが分かります。

「加仁湯」を通り過ぎて渓流の橋を渡ると八丁の湯の入口です。

登山道からは「八丁の湯」が一番手前にありますが、車道からは「加仁湯」の方が手前にあります。歩いてドアtoドアで2~3分の距離です。

 

【カナダ産ログハウスと鄙びた和室がミックスされた八丁の湯】

「八丁の湯」の敷地内に入るとログハウスが並んでいます。

これはルピナスかな。お花も綺麗に咲いています。

日光有料道路の側道はニッコウキスゲが満開でしたが、ここでもちょっとだけ咲いていました。

離れのログハウスを通り過ぎると本館前の広い敷地に出ます。

右側に女夫渕駐車場に向かう遊歩道があるので、八丁湯の敷地内は登山客の通り道&休憩所になています。

登山道沿いにある「八丁湯」の看板

左の建物が帳場のある本館、右の渡り廊下は女湯に向かう道、奥に見える滝のあたりに露天風呂があります。

 

想像していたのはもっと古びた山小屋のような宿でしたが、古い建物と新しいログハウスとがうまくマッチしていて、とても雰囲気が良かったです。

 

 

入口

レトロでいい感じです♪

玄関には先代の「ちび」の写真が飾ってありました。

鬼怒沼トレッキングまでお客さんをガイドしていた賢いゴールデンレトリバーだったようで、新聞記事にも出ていました。

ひょっとして、バスの助手席にいたテディはこの子なのかなぁ。

 

今回宿泊したのは、本館の入口の向かいにある離れのログハウスです。

本館から繋がっているログハウスの部屋もあります。

ログハウスは10畳~20畳くらいまで、和室、洋室、ロフト付き等色々なタイプがあります。

立派な丸太はカナダ産なのだとか。

 

【八丁の湯 和室&ログハウス 料金】

ログハウスは洗面台とウォシュレットトイレ付で12,000円~。

本館の和室は洗面台なし、トイレ共同(ウォシュレットあり)で10,000円~でした(価格は2014年当時)。

一人でも同じ値段なのが嬉しい♪

 

*2020年現在、一人泊は以下の通りです。

本館和室 14,850円(以下10%消費税込)~

ログハウス8畳和室 18,150円~

ログハウス10畳ツインベッド 19,250円~

急に値上がりしたように見えますが、リニューアルしてから一番安いプランでも料理の質が格段にアップしたからです!

 

【八丁の湯 ログハウス和室 トイレ洗面台付】

ログハウス客室の入口はこんな感じ(宿泊したのとは別の部屋です)

ドアを開けると踏み込みにトイレと洗面台、奥に10畳和室+広縁2畳にテラスがありました。

山なので虫が入って来やすいですが、中は綺麗に掃除されていました。

テラスも結構広いです。

夕方はかなりの雷雨でしたが、ひさしの長い屋根が付いているのでテラスには雨が入ってこないようになっています。

テラスからの眺め(正面)

部屋からの眺め(左側)

 

左側に雲の間から夕日が見えたのですが、翌朝は朝日も見えて・・・方角がおかしい?

夕日は雲に反射していただけだったのかな。

鳥のさえずりと渓流のせせらぎが聞こえて、良い所に来たなぁ~と実感できます。

このテラスはとても居心地が良かったです。

入口横には洗面台とドライヤー、石鹸。

蛇口の横には凍結した時のためのヤカンもありました。

トイレも綺麗なウォシュレットでこれは予想外でした。

浴衣とタオルセット

混浴はバスタオル巻で入浴できますが、もう一枚使用する場合にはレンタルになります(200円)。

お茶セットと電気ポット

お茶請けは日光あげせん「ひので」

14インチのテレビもあります。

 

ドコモの携帯電話&データ通信は利用できました。

2020年現在、AUもOK、フリーwifiも通っています。

お布団の上げ下ろしはセルフです。

厚手の毛布と綿布団でした。

7月上旬の梅雨の合間の訪問でしたが、昼間晴れている時には気温23度くらいで避暑にはちょうど良い温度、雨が降った後は15度くらいに下がってしまい、ガスヒーターをつけてもらいました。

やっぱり1,000mを超えると寒暖の差が激しいです。

部屋の横にもベンチが置いてある広いスペースがあります。

 

この下の1階部分に自動販売機とベンチの休憩所があり、通りがかりの登山客がここで雨宿りをしていました。

 

お部屋の紹介は以上です。

 

続いて館内散策。

ログハウスの階段を降りると、湧水飲み場があります。

小さな足湯もあります 「八丁あしのゆ」

庭から覗き込むと下には渓流。

夜は庭も山も真っ暗ですが、早朝~夕方まで近くを散策するのも楽しいです。

女湯・レストハウスを繋ぐ廊下。

レストハウスロッキー

 

レストハウスは昼食付プランの日帰り入浴客と、チェックアウト前後の宿泊客だけりようできる大広間です。

テラスにはテーブル席(喫煙所)があり、中にはマッサージチェアも置いてあります。

くつろぎスペースが多いのはポイント高いです。

*2020年現在はカフェ&バーになっているようです。

レストハウスの横にはなぜかアキバ系おでんの自販機。

何でここに!と思ったら、

焼きリンゴにキットカット、ナッツや柿の種のも売ってました。

こんなの買う人いるのかなぁ~と思ったら、部屋には冷蔵庫もなく有料ドリンクやスナックもないので、

夜更かししているとお腹が空いて、あっ!キットカット欲しい~と思ったのでした。

でもなぜか、キットカットは売り切れ(-“-)

 

自動販売機のドリンクはミネラルウォーター500ml 200円~でした。

 

【番外 八丁の湯の動物たち】

玄関横にいたシャイなわんこ。雨の後なのでちょっと濡れてます。

呼びかけると寄って来てなでなでさせてくれました。

 

玄関の横には鳥の餌場

屋根の下には巨大なスズメバチの巣!

蜂は飛んでいませんでしたが、大きなヤママユガはよく露天風呂の壁に張り付いています^^

Gではなくてクワガタのメス

雨の後、庭を歩いていた沢蟹。

隣の「加仁湯」は沢蟹がたくさん生息する場所ということに由来する名前だそうですが、「八丁の湯」で見かけてしまいました。

熊の毛皮に、

50センチ以上あるヌシの岩魚の魚拓。

極め付きはは、レストハウス ロッキーという休憩処にある鹿の頭の剥製です!

頭だけだと大きさが分かりにくいですが、

下の洗面台と比べるとお分かり頂けるでしょうか。

頭だけで1m近くあるので、体全体は恐竜くらい大きな鹿なんじゃないかと。

カナダのヘラジカだそうですが、

泊まりに来たカナダ人も「こんなの見たことない!」

とビックリだったそうです。

でも、アメリカでは年間250人も衝突事故で亡くなっているとか

 

剥製はちょっとかわいそうだけど、あまりの大きさにビックリしてしまいました。

 

【八丁の湯 女夫渕駐車場~館内・客室の動画】

 

【八丁の湯 お部屋の感想】

秘湯の会の宿は独特の雰囲気があり、初めて訪問する宿でも自分の家のように落ち着きけるところが多いのですが、八丁の湯もその通りの宿で、自然もお風呂もゆったりと満喫できました。

レストハウスの前の湯上り処やログハウスのテラスなんかがあって、景色を眺めながらぼーっとできる所が多いからだと思います。

 

ログハウスは一応離れにありますが、夜間でも本館への出入りは自由なので、お風呂にも困りませんでした。

 

ただ、ログハウスでも本館の玄関から離れたところにある部屋は、雨が降った時はちょっと不便かもしれません。

 

部屋の広さ ★★★★ 4.5(ログハウス)

居心地の良さ ★★★★ 4.7(ログハウス)

設備・アメニティ ★★★★ 4.0

宿の雰囲気 ★★★★ 4.5

清潔感 ★★★★ 4.5

接客サービス ★★★★ 4.3

 

⇒「八丁の湯」をインターネットで予約する

 

【八丁湯 宿情報】

◆チェックイン/アウト 14:00~/~10:00 *プランにより変更になる場合があります
◆現地クレジットカード決済 ×

◆本館 トイレ共同
◆ログハウス 全室ウォシュレットトイレ・洗面台付

エレベーター× バリアフリー×
携帯電話送受信△ wifi〇

 

→「八丁の湯」宿泊レポその2お食事編  

→「八丁の湯」宿泊レポその3お風呂編  

→「八丁の湯」その4昼食付日帰り入浴プラン編 

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



 

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