【秋田】乳頭温泉郷 妙乃湯 宿泊 その3 お風呂編

妙乃湯22

秋田県仙北市にある乳頭温泉郷「妙乃湯」の入浴レポートです。

【乳頭温泉郷 妙乃湯】 温泉情報

にゅうとうおんせんきょう たえのゆ

◆お風呂

混浴露天風呂2 男女別内湯2 寝湯1 露天岩風呂1
*20:00男女入替え制
混浴はバスタオル巻OK
貸切風呂は先着順予約制・無料

妙乃湯の口コミ評価:Google 4.4点/5.0点

【妙乃湯の温泉の特徴】

◆金気臭のする茶褐色の「金の湯」と無色透明の「銀の湯」の2つの源泉が楽しめる
◆混浴の滝見風呂は夜はライトアップされる
◆女性はバスタオル巻もOK


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⇒「乳頭温泉郷 妙乃湯」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ

→「乳頭温泉郷 妙乃湯」客室情報はその1お部屋編へ 

→「乳頭温泉郷 妙乃湯」食事情報はその2お食事編へ

 

【日帰り入浴】

営業時間:10:00~15:00
料金:大人800円 小人400円
貸切風呂;10:00~15:00 1時間3,000円(税別)1名~3名 予約可

昼食:11:30~14:00
稲庭うどんセット1,200円、妙乃湯きのこ汁膳2,500円(税別)

個室休憩:10:30~14:30 5,000円(税別)1名~8名様 事前予約制

定休日:火曜日

 

2種類の異なる源泉が楽しめる 乳頭温泉郷 妙乃湯 宿泊 その3 お風呂編

乳頭温泉郷の宿の中ではモダンでおしゃれな妙乃湯ですが、

温泉もなかなか侮れません。

 

酸性みょうばん泉の「金の湯」と、単純泉の「銀の湯」の2本の源泉があり、

いずれも自然湧出の源泉かけ流しなので、

さすが乳頭温泉郷にある温泉です。

 

しかも、目の前は先達側の堰堤があり、

夜はライトアップされていて混浴風呂・貸切風呂からの眺めは絶景と言っていいと思います。

 

妙乃湯147

浴場 見取り図

 

妙乃湯の温泉はちょっと複雑な構造になっていまして、

宿泊すればすぐに慣れますが、

日帰りだと間違えて男湯→女湯に行きかけてしまうかもしれません。

 

見取り図の一番下、左が女湯、右が男湯の入口と内湯になっています。

男女別大浴場の奥で通路が繋がっていて、混浴露天風呂に行く仕組みになっています。

 

【妙乃湯 貸切風呂やわらぎ】

妙乃湯80

チェックイン後はじめに向かったのは貸切風呂でした。1回30分予約制。

 

20:00時に内湯が男女入替えとなる前でしたが、

貸切風呂は男湯内湯側にあり、

女湯側から一旦、混浴風呂に向かう通路に出てから行くことになるので、

案内を見落とすと男湯に入ってしまうかもしれません^^

 

ただ、貸切風呂へは洋服のまま行くので、歩いている時に見られるということはありません。

 

脱衣所は貸切風呂の中にあります。

妙乃湯21

こちらが貸切風呂の「やわらぎ」です。

 

ゴツゴツとした木目の目立つ青森産ヒバでできた浴槽で、2~3人サイズのお風呂でした。

右側にはシャワーが1つありました。

妙乃湯22

混浴露天風呂ほどのパノラマ絶景ではありませんが、

先達側の堰堤の様子がよく見えるので、

開放感があってとても気持ちが良いです。

妙乃湯127

湯口

湯船のサイズの割にはお湯の投入量が多いです(下の動画参照)。

 

温度は42度弱くらいで、熱すぎずぬる過ぎず、ちょうど良かったです。

「やわらぎ」という名前の通り、刺激の少ない柔らかいお湯で、

時間があればもう少し長湯したかったです。

妙乃湯23

周りはブナ林なので、6月頃から新緑が楽しめると思います。

浴槽から乗り出して見ると、左側にある混浴風呂の端の方が見えました。

 

妙乃湯129

ランプのあかりも雰囲気が良いです。夜は堰堤がライトアップされます。

妙乃湯128

壁に青い網がかかっていて、案内を読むと

「虫さんや葉っぱさんは、妙乃湯の温泉が大好きです。

時々入りに来ますので、網で救ってあげて下さい。虫の良い話ですが・・・。」

とあり、笑ってしまいました。

今回は虫の1匹も見かけませんでしたが。

 

【妙乃湯 女性用内湯】

妙乃湯19

こちらは、女性用の内湯「妙乃湯」(銀の湯源泉)です。

6人サイズのヒバの浴槽で、底は大理石?でできています。

スナップショット 1 (2014-05-07 5-39)

床や壁もヒバでできていて、以前使用していた浴槽の一部だそうです。

宿の雰囲気とは異なり、秘湯らしいムードがあります。

スナップショット 2 (2014-05-07 5-40)

女湯ではシャワー・シャンプーの使用可能なのはここだけでした。

内湯からドアを開けて出ると寝湯(金の湯源泉)があります。

肉眼では白湯というよりはやや黄色がかったグレーのにごり湯でした。

 

温度は41度弱でややぬる目。

妙乃湯20

ドアの外には木でできた三角の寝湯(金の湯源泉)。

風情がありますが、

混浴風呂からの人の往来があるので、ちょっと落ち着かないかもしれません。スナップショット 4 (2014-05-07 5-40)

寝湯の横に注連縄のついた大きな石がありましたが、古代岩剣文様石だそうです。

スナップショット 3 (2014-05-07 5-40)

縄文時代の遺跡が残っているそうで、

妙乃湯が古代の湯飲み場だったのではないかと言われているそうです。

 

 

【妙乃湯 混浴露天風呂】

スナップショット 1 (2014-05-07 5-23)

寝湯を通り過ぎると混浴露天風呂に出ます。

通路に出る前に暖簾があるので、故意でなければ男湯から直接見えることはありませんが、

バスタオルを巻いてから通路に出た方が安全です。

スナップショット 4 (2014-05-07 5-26)

川側にある「妙見の湯」(金の湯源泉)

堰堤の絶景ポイントにあるので、湯船の縁に顎を乗せて長湯している人が多かったです。

8人サイズくらいの浴槽で、温度は42度と適温でした。

スナップショット 5 (2014-05-07 5-26)

壁側にあるのは2~3人サイズの「妙見の湯」(銀の湯)です。

35度くらいのかなりぬるい湯でした。

 

大きい方の露天風呂に初めに入ったのが夜だったのですが、

暗くて目の前に男性がいるのが分からず、入ってから「おぉぉ」と驚いてこちらのヌル湯に入りました。

寒いので内湯に戻ろうか、ここで出てくれるのを待とうかと思っているうちに、

気を使ってくれたのか、出て行ってしまいました^^

 

妙乃湯43

この堰堤は夜はライトアップされていて、

湯船からはこんな景色になります。

写真ではグリーンのライトに映っていますが、実際は白っぽい色です。

 

混浴露天風呂はバスタオル巻OKですが、濡れたタオルで体を拭くわけにはいかないので、

予め部屋から2枚持ってくる必要があります。

浴室には予備のタオルを置いていないので、それが若干不便かなと思います。

 

それと、露天風呂から出るところに使用済みのタオルを入れる籠があるのですが、

一度入れてしまうと、内湯に入った後にまた露天風呂に入る時に困りますね。

お湯をかけて温めてから再利用してしまいましたが^^

 

妙乃湯73

脱衣所にはマッサージチェアがありました(無料)。

アメニティは綿棒、コットンだったか。ドライヤーはありました。

他は部屋から持参です。

【妙乃湯 男湯大浴場】

妙乃湯74

脱衣所を出てすぐ外にある岩風呂(露天風呂・金の湯)です。

8人サイズくらい。温度は41度ほどでした。

眺望はありませんが、解放感があって女性だけで安心して入れるので居心地は良いです。

お湯は同じ金の湯でも、外の露天風呂(妙見の湯)と比べると、こちらの方が鉄臭が強いような。

 

妙乃湯69

湯口
そういえば、内湯がないけれどどこかなと奥へ行くと、

妙乃湯71

岩風呂のすぐ横にシャワー室とあり、

妙乃湯70

空けるとシャワーブースだけでした^^

妙乃湯72

シャワー室の横に「銀の湯」とあったので、階段を上って行くと、

 

妙乃湯79

脱衣所がありました。

妙乃湯78

ふくろうのランプ。こういうちょっとした置物が宿の雰囲気を作っていますね。

妙乃湯76

窓の外にお宮のようなものが見えましたが、

妙乃湯75

観音様は冬休み中だそうです^^

 

妙乃湯65

夜の喫茶去(きっさこ) 銀の湯源泉です。

6人サイズのヒバのお風呂で、底には黒っぽい那智石が敷かれています。

真ん丸の石ではないので、立って歩くと体重がかかって少し痛いです。

足裏健康に良いみたいですが。

 

妙乃湯77

朝の喫茶去。

一つだけ離れたところにあり、隠れ湯ぽくてここは結構お気に入りになりました。
妙乃湯135

湯上りにはブナ林の湧水が置いてあります。

冷えていてとても美味しかったです♪

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隣に自販機 ビール・酎ハイもあります。

 

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貴重品入れ。

 

妙乃湯142

部屋に戻る途中、おかめとひょっとこのお面に和む♪

 

【妙乃湯 温泉の感想】

他の乳頭温泉郷の宿に比べると、泉質のインパクトも秘湯ムードも薄いので、

温泉だけを目当てに来る自称秘湯マニアはそれほどいないと思われます。

 

とはいえ、酸性泉のにごり湯と、硫酸塩泉の2種類の源泉があり、

湯船もそれぞれ個性があって、思っていたよりも温泉を楽しめる宿でした。

 

食事の質や宿の雰囲気、サービスを考えると、

ここに泊まって他のお湯を巡るのもいいかなぁと思いました。

 

乳頭温泉郷の中心部にあって、隣が大釜温泉、徒歩圏に蟹場・黒湯・孫六と、

湯巡りの拠点にするのにはとても便利です。

実際、他の温泉巡りをしていたら、「あれっ、さっき宿にいたお客さん」

という方が何人かいらっしゃいました(^_^)

 

そんなわけで、妙乃湯の温泉の評価は、

泉質★★★★4.3

お風呂の雰囲気★★★★4.2

清潔感★★★★4.5

満足度★★★★4.5

となります。

 

⇒「乳頭温泉郷 妙乃湯」をインターネットで予約する

 

 

【妙乃湯 源泉情報】

自家源泉2本 自然湧出

◆「金の湯」(湯本)-妙見の湯・寝湯・岩風呂

源泉温度56.3℃ 使用位置42℃ 湧出量42L/分
泉質:酸性-マグネシウムカルシウム-硫酸塩泉 ph2.9
態様:源泉掛け流し、加水・加温なし、塩素消毒なし
適応症:慢性皮膚病、動脈硬化症、きりきず、やけど、神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進

◆「銀の湯」(妙乃湯)-銀の湯、貸切風呂やわらぎ、喫茶去、妙の湯

源泉温度:37.2℃ 使用位置41℃ 湧出量200L/分  ph6.6
態様:源泉掛け流し、加水・加温なし(熱交換による温度調整)
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進

 

→「乳頭温泉郷 妙乃湯」 宿泊レポ その1 お部屋編  

→「乳頭温泉郷 妙乃湯」 宿泊レポ その2 お食事編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 



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