【栃木】奥鬼怒温泉郷 加仁湯 宿泊 その1 お部屋編 ★★★★

栃木県日光市にある奥鬼怒温泉郷「加仁湯」の宿泊レポートです。

最終更新日 2021/1/9 訪問日 2020/8

【奥鬼怒温泉郷 加仁湯】基本情報

おくきぬおんせんきょう かにゆ

住所:〒321-2717 栃木県日光市川俣871
TEL:0288-96-0311
公式サイト

⇒「奥鬼怒温泉郷 加仁湯」へのアクセス詳細&宿泊予約はこちらのページへ

【宿泊料金】

1泊2食付 11,550円~25,850円 お一人様△(平日のみ) 素泊まり× 湯治× 自炊×

口コミ評価:Google 4.2点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆奥鬼怒温泉郷がどんな秘湯なのか気になる
◆お風呂がたくさんある宿が好き
◆にごり湯が好き
◆ハイキングは苦手なので送迎付きが良い


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⇒奥鬼怒温泉郷までの道のりはこちらへ

⇒「奥鬼怒温泉郷 加仁湯」の食事情報はその2お食事編へ

⇒「奥鬼怒温泉郷 加仁湯」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

【日帰り入浴】

営業時間:9:00~15:00
料金:大人800円 子供500円
バスタオルレンタル300円
昼食対応:12:00~12:50L.O. そば・うどん600円~
定休日:無休(毎日どれか1つの浴槽は午前中清掃のためお休み)

 

【送迎ありで楽々に行ける秘境の温泉! 奥鬼怒温泉郷 加仁湯 お部屋編】

栃木県日光市(旧栗山村)にある「奥鬼怒温泉郷 加仁湯」に宿泊してきました!

標高1,300m、日光国立公園内の鬼怒川源流沿いに建つに温泉旅館です

「八丁の湯」、「加仁湯」、「日光沢」「手白澤」の4つある奥鬼怒温泉郷の中では最も規模が大きく、鉄筋コンクリート建ての建物が3棟、源泉5本、温泉6か所に夏は温泉プールと、秘湯らしからぬ大型旅館で、登山客・秘湯ファンでいつもにぎわっています。

 

加仁湯温泉は、硫黄泉のにごり湯。

硫黄泉はなめらかで刺激の少ない浴感なので、ゆっくり入っていられます。

川沿いにある露天風呂は風情も良く、眺めも抜群です!

加仁湯温泉には、2014年に日帰り入浴で訪問しましたが、お風呂の数が多いので、今回はゆっくりと宿泊で堪能できて良かったです。

 

奥鬼怒温泉郷に向かう道路は一般車両通行止めとなっているため、基本的に麓にある女夫淵駐車場から徒歩で1時間30分~2時間ほど歩いていかなければなりませんが、加仁湯温泉は宿泊者の送迎を行っているため、登山が目的でなくとも安心して出かけられます。

病み上がりのリハビリ旅行だったので、往きは万が一疲れてたどり着けなくなることを考えて送迎付きにしました。帰りはマイペースで帰れるので、歩いて帰りました。想定の倍くらい時間がかかりましたが、登山道は広くて歩きやすく、途中で滝があったり景色も楽しめるコースでした。

 

加仁湯温泉に泊まってみて分かったことは、送迎バスの時間が選べることと、チェックイン前、チェックイン後も入浴できて、ロビーでお茶を飲んだりご飯を食べたりして長く滞在できることです。

登山の場合には、天候が悪ければ予定を変更して館内で過ごす時間が長くなるでしょうし、奥鬼怒温泉郷の湯めぐりをするにのにも加仁湯温泉を拠点にして時間を調整できるのがとても便利でした。

 

【加仁湯の送迎バスの時間】

往き 女夫渕発:(9:20) 12:00 ・ 15:00 ・ 17:30

帰り 加仁湯発: 9:00 11:20

*往きの女夫淵発9:20は、チェックアウト後のお客さんを送迎した折り返しの車に乗せてもらえますが、チェックイン時間(12:30)前なのでお部屋には入れません。

 

というわけで、まとめると以下の通りになります。

良かった点:秘境でも標準でウォシュレットトイレ付なのが良い、送迎時間がフレキシブル、チェックイン前、チェックアウト後も温泉・ロビーを利用できる、泉質が良いのは言うに及ばず、お風呂の数が多いのでお客さんが多い割には空いていた、食事は思っていたより良かった

悪かった点:朝食後に布団を片付けられるので翌日は部屋でゆっくりできない、食事の時間が固定

 

【女夫淵駐車場からの送迎】

女夫淵駐車場に停まっている加仁湯の送迎車

初めは12時の便で予約をしましたが、考えたら女夫淵に行くまでに3時間くらいかかるため、朝早く出なければならず、15時に変更しました。

送迎者は市営バスの到着に合わせて時間設定されていました。

加仁湯までは砂利道の車道を25分~30分かけてゆっくり走っていきます。

【奥鬼怒温泉郷 加仁湯 お部屋編】

加仁湯の外観

手前には自由に利用できる足湯

鬼怒川の渓流を眺めながら、硫黄泉のにごり湯の足湯に浸かれます。

玄関前

「加仁湯」の名前は、沢がにが多く生息する場所に由来します。

だいぶ前になりますが「日本秘湯を守る会」の宿だったそうです。

玄関に入ると右手にフロント、ロビー、お土産コーナー

8月ということもあり、お客さんの9割は登山客でした。

2日後に台風が迫っていたせいか、駆け込み需要で館内は混んでいました。

左手に休憩所があります。

奥鬼怒で仕留めた熊や鹿のはく製がずらり。

夕食でもジビエ料理を追加注文できます。

と聞くと何だか複雑な気持ちに!?

初めての宿泊者はこのパネルを見ながらお風呂や食事処の説明を受けてから部屋に向かいます。

今回宿泊したのは、3棟あるうちの真ん中の建物「積善館」です。

部屋にウォシュレットトイレとバスが付いていて、本館に比べて部屋からの景色が良く、料金も少し割高になっています。

楽天で見た限り一人旅プランは月曜~木曜までの平日だけ出ていますが、部屋を選べないか本館指定の場合が多いと思います。今回は首都圏が自粛中だったためか、「積善館」の一人旅プランが出ていました。

【今回利用したプラン】

楽天トラベルから予約

【和室】積善館

本館和室よりも景観が良いお部屋です。ライトアップも正面で見える眺望。

【客室情報】・広さ14畳・鬼怒川側・ウォシュレットトイレ完備・WiFi利用可

平日1名利用 1泊2食付き 17,875 円(消費税込)

 

自粛期間中で特別価格だった可能性があるので、現時点で出ている価格では、

積善館 1名利用の場合は税込18,975円

積善館 2名利用の場合は税込18,150~24,750円

本館又はあすなろ館 1名利用の場合は税込16,225円

本館又はあすなろ館 2名利用の場合は税込15,400~22,000円

となっています。

 

【積善館3階 14畳 広縁 ありトイレバス付】

エレベーターで3階へ

「積善館」の方が少しだけ本館よりも高級感がある雰囲気です。

引きで見た客室

踏み込み左側にトイレバスがあり、メイン12畳、広縁部分2畳になっています。

広縁側から

空調はエアコンと扇風機。

8月下旬でも昼間の気温は25度未満、雨が降ると20度を下回る涼しさで、クーラーは要らなかったです。

冬はストーブが置いてあるかもしれません。

床の間にはテレビ、金庫、電気ポット、鏡、電話

お茶とお茶うけ

広縁のテーブルセットには灰皿があり、喫煙・禁煙の区別はないようですが、特に煙の臭いはしませんでした。

喫煙場所は玄関横にありました。

左には空のミニ冷蔵庫、クローゼットにはドライヤー、浴衣とタオルセットが入っています。

部屋にあるアメニティは歯ブラシだけ。

必要なものはフロントにあるので、チェックインの時に持ってきます。

フロントにはかみそり、綿棒・コットン&ヘアゴムセット、シャワーキャップが置いてありました。

ネーム入りタオルは2色刷りで豪華です。

冷蔵庫(中身は私物)

冷凍スペースもあるので、アイスクリームくらいならば入れられます。

踏み込み側にはトイレのドア

中はユニットバスです。

お風呂は温泉ではありません。

部屋からの景色(右側-本館方面)

左側の向かいの崖には小さな滝が

真下はプール、その左側には第二露天風呂の淵が見えました。

夕食時にお布団が敷かれます。

朝は朝食から帰ると片付けられていました。

送迎を利用する場合にはチェックアウトが9時、歩いて帰る場合は10時になっていますのでご注意ください。

上は羽掛け布団、下は普通の敷布団の上にマットレスでした。

 

お部屋の紹介は以上です。

【奥鬼怒温泉郷 加仁湯 共用スペース】

1階ロビーから廊下に入ってすぐ左にはドリンクとたばこの自動販売機、日帰り用の貴重品ロッカーがあります。

カラオケボックスだったところは倉庫の張り紙が書いてありました(コロナだから中止なのだと思いますが、永久廃止かは分かりません)。

ドリンクは500mlペットボトルの水とお茶が200円、小さいペットボトル・缶ジュース150円、小さい缶ビール280円・350円、ロング缶500円です。

たばこの自販機

フロントはオールタイムバーになっていてソフトドリンク、お酒も飲めます。

昼間はカウンターでご主人が常連さんと登山の情報交換をしていました。

ドリンクの価格表

コンビニアイス200円

夏期限定だと思いますがかき氷もありました。300円~

お土産コーナーは充実しています。

加仁湯のロゴ入りタオル、トートバッグ

加仁湯のロゴ入りハンカチ、手ぬぐい

ロゴ入りマグカップや温泉本

蕎麦、レトルトパックの山菜

キノコの瓶詰、乾物、ロゴ入りTシャツ等

カップ麺

ロビーの座席

 

翌日は大雨だったので、チェックアウト後もお昼過ぎまでここで過ごしました。

 

【奥鬼怒温泉郷 加仁湯 宿泊動画2020】

*数字をクリックすると好きな項目から再生できます

0:00 イントロ
0:23 加仁湯の概要
1:59 女夫淵駐車場
2:45 送迎車で加仁湯へ
3:45 加仁湯外観~館内
5:01 積善館の客室
7:01 加仁湯の温泉案内
7:49 第1露天風呂(女性専用)
8:37 第3露天風呂(混浴)
10:12 プール・第2露天風呂(混浴)
11:26 カモシカの湯(混浴)
11:54 貸切露天風呂
12:51 ロマンの湯(混浴)
14:28 男女別内湯
15:08 夕食タイム
17:05 朝食タイム
18:07 ランチタイム
18:40 徒歩で手白澤へ
19:18 手白澤温泉ダイジェスト

【奥鬼怒温泉郷 加仁湯 お部屋の感想】

 

部屋の広さ ★★★★ 4.4(14畳の客室基準)

設備 ★★★★ 4.4(積善館基準)

アメニティ ★★★★ 4.3

清潔感 ★★★★ 4.2

宿の雰囲気 ★★★★ 4.0

接客サービス ★★★★ 4.2

 

⇒「奥鬼怒温泉郷 加仁湯」をインターネットで予約する

 

【奥鬼怒温泉郷 加仁湯 宿情報】

チェックイン 12:30~18:00

チェックアウト 9:00(送迎を利用しない場合は10:00)

クレジットカード 現地決済×

携帯電話送受信 ドコモ◎ AU 〇(玄関周辺・八丁の湯周辺)、ソフトバンク△(プラチナバンドのみ可)

フリーWi-Fi〇

エレベーター〇 バリアフリー△

 

本館・あすなろ館:和室10畳 ウォシュレットトイレ付 眺望は川又は山側

積善館:和室又は和洋室14畳 ウォシュレット+バス付

 

 

⇒奥鬼怒温泉郷までの道のりはこちらへ

⇒「奥鬼怒温泉郷 加仁湯」の食事情報はその2お食事編へ

⇒「奥鬼怒温泉郷 加仁湯」の温泉情報はその3お風呂編へ

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。



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